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泥酔と糸井重里とWiiと私

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本来なら酔っ払っていてブログエントリーどころではないんですが、この機会を逃したらもう書かなそうなので勢いだけでかく。誤字脱字とか意味伝わりにくいところあったら許してね。

もうリンクも面倒なくらい酔ってるんですが、ようは糸井重里事務所がWii発売日前日である12月1日にWii前夜祭なる特集をした話。たぶん検索すれば見つかると思うのでさがしてくらはい。

まず最初に断っておくと、これはあくまで個人的な感情であって、正しいとか悪いとかそういう観点ではけっしてありません。そこだけはおまちがいないよう。

つぎに、発売日前日のレポートだとか、任天堂と蜜月の関係にあるとか、遊んでいるだけで何も伝えて無いとか、そこにはまったく文句が無い。それそのものにはね。

なぜあの特集にいやな気持ちを感じてしまったかと言うと、「みんなでいっしょにもりあがろうぜ」みたいな空気をかもし出している特集にもかかわらず、実際には発売日前日という一般人は誰も触れない、しかもよりによって発売日前日にやるというこのタイミングがすべて重なったことにあります。

人によっては予約もできないし、夜からがんばって並ぶために準備している人もいるはずで、そういうWiiに熱く期待している人たちがいるなかで、前日に「俺たち楽しく遊んでます」みたいなノリってのが違和感を感じた。

たぶん、発売日にそこまで過度の期待を持っている人というのは少数派であるということも認識していて、そもそもほぼ日の読者にそういう熱い少数派はいないのかもしれない。でもね、「Wiiっておもしろいからみんなであそぼうよ」みたいな特集なのに、Wiiを楽しみたいみんなの気持ちが少しも汲み取れていないってことにすごいさみしさを感じるんですよ。

本当に一般ユーザーと楽しみを分かち合いたかったら、やっぱり発売日当日ないしそのあとにやるべき。で、読者からリアルタイムで反応もらったりとか意見もらったりとかもできるはず。なのにあえて直前にそういう特集やるって、うがってみると「前日のほうがPV取れるだろう」としか見えないのね。

発売前にレビューしているのはほぼ日だけではなくて、Webニュースサイトもそうだし、最近ではengadgetやギズモードなんかもやってる。でもそれはWiiというハードを通して何かを伝えたい、ガジェットの魅力を伝えたいという目的があってこそのレポート。ただ「遊んで楽しいです、みんなも楽しんでね」というレポートを、しかも発売日前日というタイミングでやるのはこれらとはまた違うとも思う。

どっかで前に読んだんだけど、どうも糸井さんという人は2.0的アプローチがスキでは無いらしい。なんだっけ、動画レポートで商品紹介したら紹介の仕方にクレームがきまくってやめちゃったとかいう話があったよね。パスワード入れなきゃ見れないサイトの情報なんてたいしておぼえちゃいないけど。

でもそれって、そもそも見せ方に注意が足りなかっただけなんじゃないの、とそれを呼んだとき思った。動画という伝え方に問題があるんじゃなくて、そもそも情報発信者の伝え方にもんだいがあったんじゃないかと。

今回もちょっとそれに似たものを感じる。別に前日にやることは問題じゃない。でも、発売日を楽しみにしている読者のことをちょっとでも考えてたら、「ぜんじつにたのしんじゃってごめんなさい」なんてそのばのごまかしみたいんな発言はでないとおもう。「ごめんなさい」という言葉が免罪符にしか思えない。前日には前日の紹介の仕方があるとおもう。機能の紹介だったり、Wiiがどんなものかをインタビューでふりかえるなり、ラインナップの紹介だったり。すくなくとも俺がパブリシティ担当だったら、「発売日前日にただ遊ぶだけ」なんて熱いファンを煮えたぎらすことはしないなとおもった。

デイリーポータルZというサイトがあります。あそこが土日によく読者投稿企画やってるよね。読者の意見によって次の時間の企画の内容が変化とかそういうの。あそこのサイトのつくりは決して2.0ではない普通のWebサイトかもしれないけど(ブログははいってるけどね)、読者と一緒に楽しもう、という観念はいい意味での2.0をきっちり理解していると思う。

それに対して今回の、というかもともと感じてたけどほぼ日のスタイルは、「読者のため」とみせかけて、やっぱり大上段から情報を一方通行に提供して「どうだおれたちおもしろいだろう」というおためごかしにしかみえなくて、それが強く感じてしまったのが今回でした。

くりかえしますが、これは私個人の感情であって、この方針の正しい正しくないを述べるものではありません。でも、こう感じてしまった私の気持ちだけはたしかであります。






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