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W-ZERO3のオススメ料金プランを考える

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このエントリーは2006年7月に書いたものですが、最近になってまた参照数が増えていることもあり、通信速度をW-OAM対応に書き換えました。W-OAMは機械さえ対応していれば料金は同じで、エリア内であれば64kbpsが102kbps、128kbpsが204kbpsに高速化されます。なお、修整は本文のみで画像には反映しておりません。

 W-ZERO3[es]の登場で更に人気を集めているW-ZERO3シリーズ。フルキーボードでPCサイトも閲覧できてと機能盛りだくさんの端末ですが、意外と難しいのが料金プラン。よく知人から料金プランについて相談受けることもあり、DDIポケット時代からの古参ユーザーであります私なりのW-ZERO3向けオススメ料金プランを紹介してみたいと思います。


「音声プラン」でも「データ通信プラン」もできることは変わらない

 ウィルコムの料金プランは大きく「音声」「データ通信」の2種類がありますが、実は「音声専用」「データ通信専用」というプランは一部の例外を除いてほとんどありません。音声プランを契約しても、音声通話無料分を利用してデータ通信できるし、データ通信プランでも音声通話ができる。このあたりすごくややこしいのですが、あくまで「音声/データ通信向け」だという理解していただけるとわかりやすいと思います。

 今回の料金比較では、W-ZERO3を使う人はデータ通信もある程度使うだろう、ということで音声プランは除外。また、W-ZEROが対応していない[PRO]プランや従量課金の「データパック」シリーズも外し、データ通信の定額もしくは準定額プランのみを対象としました。テーブルは入りきらないので画像キャプチャにて。


※A&B割:対応ISPのブロードバンドコースに加入していれば15%オフ。大手ISPはほぼ対応


PCでも使えて安価な「つなぎ放題[2x]」。通信速度は64kbps102kbps


 上の料金比較の細かいところを補足。まずはウィルコム間での通話料金無料が必要なら「ウィルコム定額プラン」+「データ定額」しかありません。しかしこのプラン、決して料金が安いとは言い難い。10万パケットしか使わなければ3,950円ですが、上限までいくと月に6,700円かかります。

 例としてYahoo! JAPANにアクセスしたとしましょう。今確認した限りでは、Yahoo! JAPANのデータ量はHTMLが98.3KB、画像などファイル一式が69KBで合計は167.3KB。1パケットは128byteですから単位を合わせるために167.3に1,024を乗じると171,315.2バイト。これを128で割ると1,338.4パケットが1回で課金されます。

 Yahoo! JAPAN1回見ると約1,300パケット。平日で20回見たとすると1,300×20で26,000パケット。Yahoo!クラスのサイトを1日5個みたらもう10万パケットは突破ですね。これがFlash対応サイトだとさらにパケットは跳ね上がるでしょう。フルブラウザでPC向けサイトを積極的に見る人は6,700円くらい使う気でいたほうがいいかも。

 というわけで対抗馬の料金プランです。まずは「つなぎ放題[2x」」こちらはデータ定額が最大128kbps204kbps(4x)なのに対して最大64kbps102kbps(2x)ですが、データ通信の料金や時間の上限がありませんし、PCにつないでも使えるのが強み。また、PCほどスペックの高くないW-ZERO3では、64kbps102kbpsにしても128kbps204kbpsと数字ほどの違いは感じないかもしれません。個人的にはこのプランがオススメです。

128kbps204kbpsでPCもOKなネット25。ただし使い方はひとクセあり


 速度にもこだわりたいけど料金は安く、という人はネット25をオススメ。こちらは25時間まで定額で、それ以上は従量課金というプランです。つなぎ放題[2x」と違って128kbps204kbpsに対応しており、PCで使えるので、PCとW-ZERO3合わせても25時間いかない、という人にはうってつけ。

 ただこのプランは少々クセがあります。まず1つは「つなぎ放題」では無料で使える公式ISPがネット25では定額範囲外で有料のため、ISPを自分で用意する必要があること。ISPのブロードバンドプランでは無料でウィルコム対応していることも多いので、まずはISPを調べてみて下さい。単独プランの場合、IIJmioが月額315円で最安値です。

 2点目は上記の続きですが、ウィルコム公式アクセスポイントを利用する場合は定額に含まれないこと。このためウィルコム公式サイト、ウィルコムメールは25時間に関わらず別料金が発生します。ただし、ウィルコムメールについては月額525円の「メール放題」をつけることで無料にできますので、実質は公式アクセスポイントが別課金になるところが問題でしょうか。

 ウィルコム向けの公式ゲームアプリなどは公式アクセスポイントでないと使えません。また、携帯電話向けサイトでIPアドレスから端末を判断している場合もウィルコム公式アクセスポイントでないと対象外になります。ただ、そもそもウィルコムは携帯電話向けサイトでほとんど対応されていないのであまり意味はないかも……。

 以上の理由からネット25のメリットは「安価」「25時間まで定額」「PCでも使える」、逆にデメリットは「公式サイトが別途課金」「ウィルコムメールも別途課金(ただしメール定額は適用できる)」といったところでしょうか。このあたり理解して使える人、特にウィルコムメール使わない人なんかには安価で128kbps204kbps接続できるのでいいでしょう。私はもともとPCで使うのがメインだったのでネット25を使ってます。


PCで時間制限なく128kbps204kbpsでつなぐなら「つなぎ放題[4x]」

 さて、PCで使う場合ですが、前述した通りPCサイトはパケット課金だとあっという間にパケットが飛んでいきます。ウィルコム定額プラン+データ定額はPCで使うと上限が9,200円に変わりますが、ここまで使ってしまうんだったら128kbps204kbpsのつなぎ放題[4X]を使った方が安いという罠。A&B割を適用すると1,200円近く安く使えます。もちろん速度や時間という制限はあれど、つなぎ放題[2x]やネット25もPCで使うならいい選択肢でしょう。

 最後にパケコミネット。こちらは20万パケットまで定額というプランで、つなぎ放題と同じく公式サイトや公式メールは20万パケットの範囲内に使えるのですが、何度も説明している通りPC向けサイトをパケットで閲覧するのはかなり危険。使うのはメールが主であまりサイトは見ない、という人ならメリットありそうですが、それ以外の人はにはあまり向かなそうですよ。

 おまけですが、ウィルコム定額プランの場合、一般加入電話の料金がちょっと高いという秘密もあります。ウィルコム定額プランは一般加入電話への通話料金が全国一律10.5円/30秒。これに対して「つなぎ放題[2x]/[4x]」の場合、同一区域内は10.5円/70秒と倍以上で、60km以上100km以内でも10.5円/36秒と安い。100kmを超えるとさすがに定額プランが安くなりますが、ビジネスなどで使っていて近場への通話が多い場合、通話料金が倍近く変わってきますのでお気を付けて。


ウィルコム定額プランの通話料金
http://www.willcom-inc.com/ja/plan/phone/fixed_rate/index.html

つなぎ放題の料金プラン
http://www.willcom-inc.com/ja/plan/data/whole/charge/index.html






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