スターフォックス コマンド購入
users待ちにまってたスターフォックス コマンド、発売日買いで即効ゲットです。
で、電源投入してから知った衝撃の事実。今回のスターフォックス コマンドはすべてがタッチペン操作に! 十字ボタンもLもA/B/X/Yもすべて弾を発射するだけで、宙返りも反転もボムもすべてタッチペン操作になってます。
この仕様は正直微妙。たしかにタッチペンならアナログ感覚の操作が可能なんだけど、なんだか自機がペンの先だけで動いていて、操縦している感覚が起きない。十字ボタンは昔ながらの古い操作法だけどやっぱりいいものはいいので、仮想の世界で実際に戦闘機を操縦している気持ちに慣れるんですよね。コントローラを握り締めていると、あたかも操縦桿のようにすら思えてきて、初代スターフォックスなんかだとついつい体が動いてしまう。
マリオカートも実際そうで、あれがタッチパネルでしか操作できなかったら対戦こんなにもりあがってないよねきっと。ドライブゲームで言うと海外でしか発売されていない「リッジレーサーDS」もタッチペン操作可能ですが、こっちはちゃんと十字ボタンも使えるようになってる。「必ずタッチペン使えよ!」っていう仕様じゃなくて、十字ボタンも使えるけどタッチペンだとより面白いよ! っていうのが正しい姿勢じゃないかなあ。
大きな変更点はもう1つあって、今まではステージを順にクリアしていくシューティングがメインだったのが、今回はタクティクス要素が加わって、好きなステージを選んでいく方式に。ステージは強制スクロールではなく、立方体の限られたエリアの中で戦う仕組みになってます(先に進んだら強制スクロールもあるのかもしれないけど)。強制スクロールで敵母艦の近くを潜り抜けていくのがスター・ウォーズっぽくって楽しかったので、この要素はちょっとへこんだ。
と、最初に難点を挙げてしまいましたが、ゲーム自体は良くできてます。タッチペン操作もメトロイド プライムに比べれば、エリア内を自由に飛べるのでだいぶ楽。メトロイド プライムは移動が十字ボタンで焦点だけタッチペン、という使い分けが難しかったんですが、スターフォックスはボタン押しっぱなしでロックオンもできるしね。特にタッチパネルを使ったボムの仕組みとかはかなりいい。操作だけ十字キーでボムはタッチパネル、とかでもタッチパネルの良さを引き出せたんじゃないかなあ。
1つのエリア内で戦うスタイルも、たぶんWi-Fi対戦を意識してのことなんでしょう。今までの強制スクロール型だと、どうしても対戦の時と大きく仕様が違っちゃいますからね。もうちょっと練習すれば自由に空を飛びまわれるようになりそうです。
ただ、タッチペン操作がゆえに敷居が高いのはやはり事実。ゲームとしては面白いけど、万人にオススメできるかというと難しいですね。スターフォックスシリーズとしてではなく、タッチペン操作で空を飛び回るシューティングゲーム、という理解でないといけないかも。
余談ですがスターフォックス コマンドの公式サイトがちょっとひどい。ゲーム発売前は「キャラクター紹介」までしか表示されていなくて、発売されてからやっと「操作方法」などの項目が追加されました。このゲームのキモってタッチペン操作なんだから、それは発売前にきちんと告知するべきじゃないの? 買ってからタッチペンしかできないって知った人も多いはずだし、自分も公式サイト見てたけどわかりませんでした。タッチペンに自信がなかったのかどうかわかりませんけど、このやり方はちょっと違和感があった。
スターフォックス コマンド
http://www.nintendo.co.jp/ds/asfj/