さりげなくフォト蔵がFlickr以上にパワーアップしている件
users今回のブログ合宿はフォト蔵を多用してみました。それはなぜかというと、知らない間にフォト蔵がすごいパワーアップしていたからです。
写真共有「フォト蔵」
http://photozou.jp/mypage/top/380
何が違うかというとそのストレージ容量。今までフォト蔵は画像サイズの上限が最大450ピクセルに制限され、その代わり1万枚まで登録できる仕様だったんですが、いつのまにかオリジナルサイズの画像が表示されるようになってたのです。
カントリーコネクション posted from フォト蔵
元画像サンプル
http://photozou.jp/photo/photo_only/380/1239859?size=800
しかも、450ピクセル制限時にアップした過去の画像もオリジナルサイズで表示できている。もともとオリジナルの画像は保存しておいて、リサイズした画像だけ表示していた、ということのようですね。
アップロードできるファイルサイズは10MBまでで、しかも枚数は1万枚のまま。単純計算すると10MB×10,000ですから、100GB近いディスク容量が使えることになります。実際には10MBギリギリのファイルなんてアップロードするの難しいでしょうけど、デジタル一眼とかで撮影すると1枚が数MBなんてザラなので、これはかなりありがたい。
Flickrの場合、お金だせば1カ月2GBまでアップロードできますが、無料の場合は1カ月20MBまでしかアップロードできないので、オリジナルサイズでの大量写真アップには無料では結構厳しい。それに対してフォト蔵なら1万枚の範囲内ならいくらでもアップロードできます。最終的にはFlickrのほうがたくさん蓄積できるかもしれませんが、1万枚という容量は普通に使っていたらかなり十分なサイズかと。
さらにフォト蔵では、アルバムごと公開範囲が設定できます。Flickrもタグをうまく使えばタグごと公開非公開できるんですが、「アルバム作って公開・非公開」のほうが直感的ではあります。
フォト蔵は100MBまでの動画も対応したので、静止画と動画を一緒に管理できるのもいい。動画の再生例はこちらをご覧下さい。
カイ氏伝: [ブ]いしたにまさきのブロガークッキング
http://blogging.from.tv/archives/000186.html
友人まで公開という機能を使うことを考えると、身の回りにユーザー数が多いFlickrのほうが上ですが、mixiのように閉じられた日記SNSではなく、ブログに張り付けて使うオープンな写真SNSであればそのメリットはやや薄らぐかも。何よりFlickrに比べてだいぶ軽いのも使ってて魅力の1つです。
ただ、難点もいくつかあったりはします。1つはアルバムごと公開・非公開できるのはいんですが、「この1枚だけ非公開にしてあとは公開」という設定ができない。逆にFlickrはタグ使えば、「同じタグでも1枚だけ非公開」とかできるので、ややこしいかもしれないけど設定の幅広さはFlickrが上。
ブログに張り付ける画像のサイズが微妙に異なるのもちょっと気になる。元画像に対して「大」「中」が決められているようで、同じ「大」でも元画像の大きさが違うとサムネイルが違うサイズになる。ブログでキレイに幅を揃えるためにも、ピクセル単位で指定したいなと思いました。
最大のポイントはインターフェイスでしょうか。機能は豊富なんですが、どこにどの機能があるかがいまいちわかりづらい。逆にここを改善すると、オリジナルサイズの保存もできるほど容量大きくなっているだけに結構ブレイクするかもしれません。
友人が多いので完全にFlickrからフォト蔵へスイッチ、というわけにはいかないんですが、当分は両方に写真をアップしながらフォト蔵メインで使っていく予定。1万枚届くのはいつの日になることやら。