「ハテナんぼ」第2話
users勢い先行で公開したハテナんぼですが、ぼちぼちブックマークがつき、アクセスもいつもよりよかったのでそれなりに読んでいただいたみたい。しかもネタにしてしまったid:kanoseさんからもお褒めの言葉いただき恐縮です。面識もないのにネタにしてしまってすみません。
そんな勢いだけのエントリーですが、書いてみるとますます美味しんぼ熱が高まってしまい、ついつい美味しんぼのバックナンバー調べたら、ハテナんぼのネタを5つくらい思いついてしまった。しかもスター・ウォーズ並みの壮大なるストーリーまで設定してしまったので、しょーもないネタだなと思っておられる方もいらっしゃるとわかりつつ、とりあえず外に出してみたいと思います。
というわけで思いついたエピソードのうち、自分が美味しんぼの中でもかなり好きな話を使ったネタをば。お断りしておくと、第1話よりも美味しんぼ度が高いので、美味しんぼしらない人は全然おもしろくない可能性大であります。
ちなみにストーリーはちょっと考えてますが、出し方的にはパイナップルARMYのようなオムニバス形式で進めたいと思います。ストーリー出せるのはあと2話くらい先? その頃には自分で飽きてそうな予感もしますが……。
それではまずあらすじから。なお、これだけ言っておきながら私現在手元に美味しんぼがありません。脳内に焼き付けられたストーリーを使って描いているので、原作とは細かい描写が異なりますが大筋は一緒だと思いますのでその点よろしくお願いします。
【あらすじ】
大学時代の友人みよ子から相談を受ける栗田ゆう子。新婚まもない彼女だが、夫が最近なかなか帰ってこないという「何か家に帰りたくない理由があるに違いない」と考えた2人がみよ子の家に向かうと……。
みよ子:「夫のために開発しておいたサービスがあるの。良かったら使っていって!」
チーン
山岡:「な、なんの音だ」
みよ子:「はい、いろんな楽しい動画が見られるわよ」
チーン
山岡:「う、まただ……」
みよ子:「はい、ぐりぐり動く地図サービスよ」
山岡:「あの音はなんなんだい?」
みよ子:「APIの音よ。私、最近APIを使った開発教室に通ってサービスの作り方を習っているの。だけどこんなにがんばっているのに夫は……」
山岡:「なるほど、ご主人が帰ってこないのも当然だ。ご主人が帰ってこないのは、あんたのサービスを使いたくないからだ」
みよ子:「なんですって!」
ゆう子:「なんてこと言うの山岡さん!」
山岡:「ご主人はいつも、コミュニティが売りのQ&Aサービスを使っているんです」
みよ子:「そんな……。」
山岡:「あなたが開発学校で熱心に勉強したことはわかります。だが男はよりもありきたりのコミュニティを使いたいという人が多いんです。どんなにWeb 2.0なサービスも1週間使えばウンザリするが、ちゃんとしたコミュニティのあるサービスは毎日使っても飽きないんだ。」
山岡:「よし、他のQ&Aサービスを使って帰ってくるご主人のために、なにかサービスを作ってみようじゃないか」
???夫が帰宅???
夫:「ただいまー」
みよ子:「あなた、今日は新しく作ったサービスがあるのよ」
夫:「いや、外で使ってきたからもういいよ……」
みよ子:「そんなこと言わずに試してみて。ほら」
夫:「……! おお、なんだこれは。Q&Aコミュニティなのに掲示板みたいに使えるぞ! これなら普通のQ&Aサイトよりコミュニケーションがとりやすい!」
みよ子:「いわし、っていうのよ、あなた」
夫:「そうか、よし、もう1回質問だ!」
みよ子:「何ヶ月ぶりかしら。私の作ったサービスを使うんて」
夫:「いやあ、こういうサービスなら何度でも使うさ」
みよ子「もう大丈夫よ。二度とあなたを【自主規制】なんかに取られないわ」