Safariを便利にするカスタマイズ




StartMacミーティングで、「実はエントリー書いてないけどSafariとかバリバリ使ってますよ」と話していたら「じゃあ書けよ」と一刀両断されてしまったわけですが、一応自分の中には順序がありまして、とりあえず文字やMacのインターフェイスそのものを一通り自分の中で消化してからアプリケーションに進みたかったんですね。
で、StartMacミーティング前にそのあたりはまとめ終わっていたので、いよいよアプリやカスタマイズといった実践的な部分に入って行きたいと思います。ここからだよねえ、やっぱりエントリーしていて楽しいのは。
というわけでまずは一番大事なSafriのカスタマイズから。Safariha噂通り非常に軽くて速いので、ブラウジングにはとても便利。Firefoxもインストールはしてますが、せっかくなのでまずは標準のSafariを使いこなそう、とSafariばかり使っております。
とはいえ標準のままではお世辞にも使いやすいとはいえないので、自分好みにいろいろカスタマイズ。カスタマイズは万人にぴったりなものはないと思うので、あくまで私色のカスタマイズと言うことでご了解ください。
まずは基本的なところから。標準ではホームに戻るボタンなども表示されていないSafariですが、「表示」「アドレスバーをカスタマイズ」から、ホームへのアイコンなどいろいろ追加できます。このあたりはお好みで。
標準ではタブ機能がオフになっているのですが、SleipnirやIE7などに慣れきったWindows脳の人としてはやはりタブが欲しい。タブ機能はSafariの「環境設定…」から設定できます。
タブの開く挙動も細かく設定できます。タブを開いた瞬間、開いたタブをアクティブにするか、開くけれど今見ているタブをそのままアクティブにするか。さらにShiftやCommandを組み合わせることでタブ作成時の挙動操れるので、お好きな設定をお選びください。私は開いたタブをアクティブにする設定にしておき、RSSリーダーでばんばんサイトを開くときは「Shift+Command」を押して新しいタブを非アクティブにして使ってます。
次にアプリケーションからURLをクリックしたときの挙動。メールやメッセンジャーにあるURLをクリックした時に、新しくウィンドウを開くか、今開いているウィンドウのタブに追加するかを選べます。
Webサイトでターゲット指定のないリンクはもちろん、Safariではアドレスバーのボタンやブックマークも、今開いているページを上書きする仕様になっています。タブブラウザのいいところはとにかくどんどん新しく開き、いらなくなったら消すという大量のサイト閲覧に適しているところなので、ブックマークもリンクもとりあえず新しいタブで開きたい。
そんな時に役立つのが「Command」キー。リンクを開くときもブックマークも、とりあえずCommandキーを押しながらクリックすると必ず新しいタブで開けます。これはURL入力欄も検索ウィンドウもすべて同じ挙動。これを知ってからはもうCommandキーなしでは気軽にURLをクリックしなくなったほどです。
しかし、URLリンクがボタンになっていたり、ポップアップ表示で設定されているリンクなんかは、同じウィンドウの新しいタブではなく、新しいウィンドウとして立ち上がってしまうのですが、これはまあ仕方ないかな……。ポップアップは基本的にその場で終わる情報が多いので、見終わったらウィンドウごと消せばいいし。
ちなみにショートカット大好きっ子の私としては、タブを閉じる「Command+W」、アプリケーションを終了する「Command+Q」、新しいタブを開く「Command+T」なんかも愛用しております。これ覚えると作業がだいぶ楽になりますね。
Safari標準でも設定をいじったりCommandキーを駆使することでだいぶ自分好みにカスタマイズできるんですが、どうしても困るのが「WebサイトのタイトルとURLをコピー」機能がないこと。Sleipnirはジェスチャー操作で今見ているサイトのタイトルとURLをコピーできたので、ブログの引用やメッセンジャーでURL投げるときなんかに大活用していたんですが、これがないといちいちタイトルをドラッグでコピーして……とめんどくさい。
で、それが実現できるようになったのがSafariStand。実際にはタイトルとURLのコピーどころじゃない多機能ぶりなので、Safariユーザーはとりあえず入れておいた方がいいんじゃないかと思います。
SafariStand - hetima.com
http://hetima.com/safari/stand.html
サイトにはインストール方法が2つありますが、基本的にはインストール方法2(普通の方法)で大丈夫だと思います。Safariメニューの一番右に「Stand」が追加されていたらインストール成功。ここをクリックするといろいろセッティングできます。
また、先ほどの「アドレスバーをカスタマイズ」から、SafariStandのアイコンも追加できます。この中の歯車っぽいアイコンを追加すると、そこからタイトルのURLコピーなどSafariStandの機能がいろいろ使えるようになりますよ。
SafariStandには他にも機能がてんこもり。タブ周りに関しては、「ターゲットリンクをタブで開く」にチェックを入れることで、ターゲットリンクで新しいウィンドウを開かずに同じウィンドウのタブで開けるようになります。
タブだけでなくサイドバーに開いているサイトを表示する機能も。Safariのタブはたくさん開いても折り返さずに端っこの方が見えなくなっちゃいますが、これなら縦に表示するからかなり多くのサイトが見られます。サイトはサムネイル表示もできますし、それが邪魔な人は画面表示オフにもできますよ。
実際の表示はこんなかんじ。
SafariStandは他にも機能たくさんありますが、自分が主に使っているのはこんなかんじ。検索のショートカットとかかなりいじりがいあるので、Safariメインの人はぜひ使ってみてください。
[N] 「SafariStand」簡単レビュー
http://netafull.net/macosx/014342.html