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Boot CampからParallelsへ移行

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StartMacも8月にはいり折り返し地点に。家ではほとんどのことをMacでこなすようになりましたが、やっぱりどうしてもWindowsでないと困る時も多々あります。Windowsにしかアプリケーションが対応していなかったり、GyaOやYahoo!動画も見たいし。

 そんな理由からBoot Camp入れていたんですが、Windows XP SP1だっただけにドライバがまったく使えず、画面は倍率がずれてるは音はでないはで、アプリケーションが動くことくらいしかあまり意味のない状況。それでもExcelとかがちゃんと使えるので便利ではあったんですが、やっぱりWindowsはフルで使いたい……。

 と、そんなときにStartMac仲間のHeartlogicさんところでこんなエントリーが。

サービスパック(SP2)適用済み WindowsXP ブータブルCD用 ISO ファイル作成バッチファイル
こちらの方法で、無事SP2入りCD-ROMの作成に成功しました。

Windows XPを発掘しちゃった件と、ムービー作品コンテスト応募断念について :Heartlogic
http://www.heartlogic.jp/archives/2007/07/windows_xp_1.html

 なんだってー! アップグレード版でもSP2作れるのか……。最初からこれを知っていれば……。しかしすでにSP1でインストールしちゃってるから、これを試すならまたいったん初期化しないといけない……。まあ、Macbookにはそれほどデータ溜め込んでないし、手間さえかければ元の状況には戻せるので、あと2ヶ月足らずのStartMac期間にチャレンジしてみたいと思います。

 というわけでとりあえずBoot Campの正式稼働はあきらめ、Parallelsを導入することに。


"Parallels DeskTop for Mac" (プロトン)

 Boot Campは無料ですが、Parallelsは有料のソフト。ただしBoot CampはMacとWindowsどちらかしか立ち上げられませんが、ParallelsならMac上でWindowsが動かせるので再起動の必要はないし、MacとWindowsでファイルを共有もできる。Macの上でもう1回Windowsを動かすのでBoot Campよりは動作で遅くなりますが、音も出ない画面もおかしいうちのWindowsよりはよっぽど使いやすいはず!

 ちなみにParallelsはかなりお高めの値段ですが、これが英語版になると一気に値段が下がります。

Parallels Desktop for Mac
http://www.parallels.com/en/products/desktop/

 79.99ドルを現時点での日本円に変換すると9,441円で1万円を切るお値段に。しかも英語版の方が日本語版より機能も上らしい。

ビックカメラなど店頭でもParallels Desktop for Macは購入することが可能です。ただそうした店頭販売の製品はプロトン社が日本語ローカライズしたものがたいていです。

そして、日本語ローカライズ版のアクティベーションコードでは、英語版最新版のアクティベーションが行えません。

x2.5(ニバイハン): Parallels Desktop for Macを購入する際の注意点
http://www.2baihan.com/2007/03/parallels_desktop_for_mac.html

 今はパッケージ版も機能が拡充されているかもしれませんが(このあたり未チェック)、ローカライズの関係で常に最新版の機能が使えないというのは導入にあたって考慮に入れておいた方が良さそう。とはいえ英語サイトでの購入とクレジットカードでの購入が壁な気もしますけどね……。

 インストールは英語まじりですが、基本的には指示に従ってすすめていけばOK。ただし私の場合はBoot Camp環境を移行するので、途中で「Use Boot Camp」を選びます。

Boot Camp選択画面

 そして無事にParallelsが起動!! と思ったらまた1つ課題が。Parallelsにより「PCの構成が大きく変わった」と認識され、再度アクティベーションが必要になってしまいました……。

再アクティベーションが必要に

 アクティベーションというのは、インストールしたPCごとに認証を行なうことで、1つのソフトを使い回させない仕組み。きちんと購入したソフトなら、新しくかったPCでそのソフトを使い、今までのソフトは使わない、なんて移行も可能なんですが、その場合は改めてアクティベーションが必要になります。

 なお、最初にアクティベーションかけてから時間が短すぎると正しく認証されませんが、その場合は、マイクロソフトのサポートセンター電話番号が表示されるので、購入したXPのプロダクトキー情報などを手元に用意しおいて電話すればOK。前に空くティベーションを電話でしたときは深夜1時すぎだったんですが、きちんと窓口の対応してくれました。すげー、マイクロソフトすげー!

 というわけでひとまずParallelsへの移行が完了。これで画面もきちんと表示されるし音もでる! Boot Campよりは動作遅くなるんですが、私の場合はそこまで体感遅いとは感じず、むしろ家の中にあるMe→XPアップグレードPCに比べたらよっぽど早い! Macとの連動機能も便利なので、そのあたりは改めてレポートしたいと思います。

 でも、アクティベーションを再度行なったってことは、Boot Campではもう使えないってことですよね……。Boot CampとParallels併用ってだめなのかな……。1つ気になる点として、ParallelsをインストールしたのがMac側のHDDでWindows側ではなかったんですが、これBoot CampでWindowsをインストールしたHDDにParallelsをインストールしていたら問題なかったのかな……。

インストールHDD選画面






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コメント

BootCampパーティションのWindowsからParallelsで起動する場合、一つのコピーからWindowsを起動しているということで、ライセンス的に両方からの起動に問題はないはずです。
ですから、BootCampでインストール・起動・アクティベーションを行った後、BootCampパーティションからParallelsで起動をした時に起こるアクティベーションでマイクロソフトに電話を行い、事情を説明し、先方で確認がとれたなら、BootCampでもParallelsででも使用できるキーコードが発行されます。

次回以降、お試しくださいませ。

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