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ブログマーケティング勉強会に行ってきた

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 PR Board参加表明に続いて、ブログマーケティング勉強会の感想も続けざまにエントリー。鉄は熱いうちに打て。気持ちも熱いうちにブログらないとね。

 当日は20名のブロガーが一同に終結。事前に田口さんが「人数少ないだけに欠席のないよう」と念押ししたのが効いたのか、多少の遅刻はあれど全員がきちんと会場に揃いました。しかし男子率100%というブロガー集団はやや暑苦しかったかも(汗

 勉強会の流れなどはPR Boardのブログを含め、他の参加者のブログに書かれているので細かい描写はそちらに譲るとして、ここではこの勉強会で自分が感じたことを中心にまとめます。勉強会全体を通じて非常に印象的だったのは、隅々において田口さんが「とりあえずやってみる」という姿勢を打ち出していたこと。

 「百式の田口」と言えば、無敵会議から始まった数々のイベントを開催し、GTDの国内における第一人者としても有名。海外のブログ情報も幅広く収集し、そのアウトプットを自身で管理する複数のブログで展開しています。

 そんな田口さんですらブログマーケティングは「やってみないとわからない」ものであると同時に、「だったらやってみよう」という非常に前向きな姿勢。いつものイベントももちろん楽しいですが、今回の勉強会が少し違った興奮を覚えたのは、単に参加するだけでなく、田口さんと一丸となって何か新しいものに挑戦できる、というワクワク感を感じたからかもしれません。自分も常に新しいものを体験していくことが大好きなので、リスクがあってもそこに可能性があればまずはやってみよう、という精神は非常に共感できるところであります。

 会場ではソニー新製品のコンセプト紹介やデモも行なわれました。Wi-Fiオーディオについてはモニターを引き受けたこともあり、詳細はおいおいブログで触れていくとして、今回は噂の「丸いバイオ」について感想をば。

(丸いバイオの画像入れたいんですが、使っていい公式画像とかありますかねえ……。デジカメ持ってかなかったの失敗した……。)

 ハードウェアスペックだけで見ると、「HDMIでテレビに出力するテレビサイドPC」という点しか伝わってこなかったのですが、実際にデモを見るとなかなか興味を惹かれました。特にテレビの録画機能は非常に面白い。番組の中で5秒以上表示されたテロップを自動で抽出し、テロップを見てその場面を再生できる機能だと、ニュースやスポーツのハイライトを目視で確認して再生できます。これ家のレコーダにあったらかなり便利な機能かも。

 もう1つ面白かったのが、CMをこれまた自動で分割するだけでなく、データベースと照合してCMの商品情報や企業情報を取得。CMごとに関連情報サイトのリンクが用意され、リモコン操作でCMからWebサイトを表示できるという仕組みです。一連のデモの中で、参加者の興味を最も引いていたのがおそらくここでしょう。デジカメもってかなかったのつくづく後悔しました。だれかあれ撮ってない?

 データベースはゼータブリッジから有料で提供を受けているけれど、ユーザーに対しては無償で提供するとのこと。ただ、この仕組みでやる限りは、ソニーのPC以外へフリーソフトとして提供するのは難しいでしょうね。かなり面白い仕組みなだけに、「ソニーのPC買わないと使えないよ」というのはもったいない。ソフトは無料で配ってこの面白さを広めた上で、さらにソニー製品だと“One More Thing”な楽しみ方ができるよ! みたいなアプローチを期待したいところです。ソフトは無料で提供するかわり、データベースはユーザーで作ってね、っていうCDDBみたいな方式はどうかな。CDに比べてテレビなら本数も少ないし、視聴率から考えるとCM見ているユーザーも多いから十分に豊富なデータが集まりそうな気がするけど。

 ただ、気になったのはやはりあの丸いデザイン。「リビングにおけるPC」を目指したとのことなんですが、あそこまで先進的なデザインだと、オシャレなリビングならともかく一般家庭のリビングにはとても溶けこまなそうな気が。横幅もかなり広く、大型テレビ置くのにも精一杯の中流家庭では設置場所にも苦労しそうです。HDMI接続だとテレビのそばに置かざるを得ないですしね。

 プレゼンの中で「消費者は品質より利便性を求めている」という話もあっただけに、ここは「リビングの中で本当に置きやすい場所に設置できるデザイン」がよかったなと思います。もちろんあのPCが十分に似合う家を持っている人々をターゲットにしているならいいんですが、あれを見た大半の人からは「うちの家には似合わないよなあ……」って声が聞こえてきているので、そんなに体感はブレていない気もします。

 そしてモニターとして提供されたWi-Fiオーディオ。前エントリーでは「もらうか迷った」と書きましたが、参加者のエントリーがどんどん上がり始め、それを読んでいくうちに「ああ、引き受けてよかった」と思いました。

 今回の勉強会の目的は「ブログマーケティングを考える」ことです。だからもちろん製品なんて使わずに、「どうやったら売れるか」「どの部分をアピールしていくか」を考えるのももちろん大事。でも、本当にしっかりマーケティングを考えていくなら、その製品を使い込まなければ見えない部分もたくさんありますよね。ほかの参加者の感想を見ていて「ああそうか、そんな使い方があるのか」「ほうほう、そこが魅力的なのね」と、新しい着眼点にいろいろ気づかされました。

 何よりも、担当者が個人的な考えではありながらも「いままでのブログマーケティングは間違っていた」と真摯に認め、そしてブロガーの意見をきちんと聞く場を設けてくれている。そこに参加するからには、「毒を食らわば皿まで」というと言葉が悪いけれど、ソニーの考えるマーケティングプランにきちんと乗っかり、最後の最後まで一緒にやっていきたい、そう感じたのです。

 そう思わせたのはやはり冒頭にもあった田口さんの「わからないけどやってみる」という言葉。ソニーも主催者も、いろいろなデメリットを覚悟した上で、しかも先が見えない中で真剣に取り組んでいるなら、自分もそれに乗っていきたいと思った。

 物をもらったことでエントリーを揶揄される懸念があるなら、文句がつかないくらいきちんとしたエントリーを書けばいい。そう思えば自分のブログを高めるためのいい目標にもなります。だから製品もらったからっていいことばかり書く気はないし、ダメなところはきちんとつっこんでいく。そうして思いをきちんとブログに示していけば、読者はきっとわかってくれる。読者を信じて、PR Board参加者たる仲間を信じて、そしてソニーの担当者の方々や主宰者の田口さんを信じて、がんばってみようと思いました。

 ふいー、熱くなっちった。でもそのくらい今回のイベントは興味深いもので、田口さんの本気度も感じるのでよけいにテンションあがります。「神は細部に宿る」というフレーズをいつぞやの会議で紹介した田口さんですが、ブログエントリーしかりこまめな連絡事項しかり、まさに細部を大事にする運営を有言実行されていることも自分のやる気を高めていることもここに追記しておきます。

 あと、みんなの考えをいろいろ聞いた上での飲み会、短い時間しかいられなかったけどとても楽しかったです。いきなり初対面で飲んでも相手のことを理解するのに時間かかるけど、ああいう場所でそれぞれの考えを聞くと、発言スタイルも含めてキャラクターがよくわかるし、あとでブログを見ても人物像が浮かび上がってくる。参加者のブログをいろいろ読んだあとで、またオフラインで一度話してみたいなあと思いました。

 個人的にはちょいちょこトラバいただいているニバイハンの中の人に会えたのが収穫。「MT関連やゲームにおいて興味の波長が合う」なんてお言葉いただいてますが、逆もまた真なりでありまして、読んでいて親近感感じるブログなんですよね、文章のスタイルというか、エントリーの流れみたいなのも似ている気がする。つか、ブログに載っているMiiが似すぎてて笑ったw

 あとはやっぱりid:ululun。会場でおそらく強烈な印象を参加者やソニー担当者に与えたブロガーの1人ではないかと思いますが、ブログとリアルの違いがなかなか面白かった。キャラが違うわけじゃないんだけど、口にするのと文章にするのはこうも印象が違うのか、というか、なんだかブロガー向きなキャラクターだなあ、と思った次第であります。いい意味で






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一個前のエントリーとトラバ先まちがえました。すんません…。

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