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Wii「ファイアーエムブレム 暁の女神」最後のファーストインプレッション

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 発売日即ゲットしたWii「ファイアーエムブレム 暁の女神」。写真だけアップして続きを書いていなかったのでここらでプレイレポートしておきます。

EOS 暁の女神
EOS 暁の女神

あ、こっちじゃなかった……。

ファイアーエムブレム 暁の女神
ファイアーエムブレム 暁の女神

 FE好きを公言しておきながら、据え置き機でのFEは「紋章の謎」以来であり、ゲームキューブ版「蒼炎の軌跡」の純然たる続編なのにいきなり暁の女神からはじめちゃってる私ですが、ゲームキューブ版の経験がないだけにグラフィックの進化はちょいと驚き。オープニングはアニメーションでキャラクターしゃべりまくりだし、実際のゲーム画面もかなりキレイ。レースゲームみたいな本格CGは辛いにしても、アニメみたいなデフォルメ系の絵に関してはWiiでも十分だなあと思いました。

 今回地味ながら一番期待していたポイントは「Wiiリモコンでの片手操作」だったんですが、ここはもう少し練りこんで欲しかったという印象。というのも、セーブデータを選んでゲームを始めれば片手操作が可能なんですが、セーブデータを選ぶまでの画面はWiiリモコンの横持ちでしか操作できない。しかもFEを立ち上げる前のWiiチャンネルはリモコンを使ったポインティングスタイルなので、片手操作に行き着くまでに3通りの持ち方しなきゃいけないんです。

 実際に始めてしまえばなんてことはないし、FEのセーブデータ選択もリモコン縦持ちで操作できないことはない。ただ、せっかく縦持ちスタイルをサポートしているなら、FE全体を縦持ちする操作も欲しかった。もっと言えばWiiチャンネルも十字ボタンで選びたい。Wii Sportsみたいにセンサーを使うゲームならいいですが、FEは十字ボタンゲームなので、起動時がポインティング操作ってのはちょっと違和感があります。

 とはいえ片手操作はほんと魅力的で、ねっころがって操作できるのがなんとも言えず快適。Wiiというとどうしても「Wii Sports」的な操作ばかりが注目されますが、どっこい普通のゲームを楽しむときにも、アスキースティックL5を買うことなく片手でプレイできるっていうことがゲーマーには大きなメリットだと思います。

 ゲームに関しては、FEのシステムが完成されすぎているので大きな問題はなし。ただ、そうはいっても細かいところはちょこちょこカスタマイズされていて、キャラクターを今いる位置から追い出せる「体当たり」とか、戦略に重要な部分も手を入れられているので、今までと違った戦略も必要になります。

 細かな点で感心したのが難易度の表記。暁の女神では、最初から利用できる難易度は「ノーマル」「ハード」の2つなんですが、実際にはノーマルは初心者向けのイージーモードなんですね。ただこれが「イージー」「ノーマル」と表記されていたら、初心者でもノーマルを選んでしまうかもしれない。FE好きで高い難易度が好きな人は「ハード」を選べばいいし、初めての人はゲームそのものを楽しめる「ノーマル」を選ばせるという配慮は大事だなと思いました。

 もちろん私は「従来のFEシリーズファンの方はこちら」と書かれているハードを選択。しかしこれが本気でムズい。ステージ2レベルで10回以上死にまくりました。といっても無茶な難易度ではなくて、ほんの一手を油断するととたんに弱いキャラが狙われて殺されるというレベル。一瞬の油断もできなくてほんとにハラハラします。

 ものは試しにノーマルでやってみたら、敵も半分以下だわ、ボスキャラはまったく動かないわ、クリア条件も「指定ターン以内に脱出」のはずがノーマルでは「ボスを倒す」になってるわと、かなり敷居下がっています。初めてFEやる人はほんとにノーマルモードをオススメ。ハードでやるとゲームそのものを嫌いになっちゃいそうですよ。

 と、暁の女神に夢中になっていた私のもとへ不穏な情報が。どうやら前作「蒼炎の軌跡」のデータを読み込むと、一部キャラクターは前作で育てた強さで暁の女神を始められるらしいのです。

 これはちょっと衝撃が大きすぎ。前作ファンのために連動要素はあると思っていたけれど、まさかゲームデータを引き継げるなんて……。最初から登場するキャラクターのレベルが違うんじゃ、ゲームシステムにも大きな影響を与えますよ! そうか、ハードモードがFEシリーズファンにオススメというのは、前作のデータを引き継ぐこと前提の難易度なのかも……。

 と、さすがにスタート時のゲームデータが違うんじゃ話にならんということで、急遽「蒼炎の軌跡」も手配。新品未開封の状態で3,000円で手に入れられました。相場はこのくらいなのかな。

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

 で、やってみてさらに愕然の事実。これ、暁の女神とまんまいっしょじゃん……。

 グラフィックにしろアニメーションにしろ、「体当たり」システムにしろと、中身がほとんど暁の女神と一緒。実際には暁の女神のほうが蒼炎の軌跡と一緒なわけですが、Wiiならではの新しさってのは高低差とリモコン操作しかなかったのね……。

 まあ不幸中の幸いと言うか、ゲームシステムもグラフィックのレベルもほぼ「暁の女神」と一緒なだけに、まったく古さを感じずに遊んでいます。難易度はこちらも「ハード」を選択したんですが、「暁の女神」に比べたら楽勝すぎるほどで、順調にシナリオをクリア中。ますます「暁の女神」を最初からやるのは不利に思えてきた……。

 とはいえ、蒼炎の軌跡は手に入れるのもちょっと大変だし、Wiiしか家に無い人は、GC用のメモリーカードとコントローラも必要。変に難易度にこだわりを見せず「ノーマル」モードで始められれば十分以上に暁の女神も楽しめると思います。何より片手で操作できるってのは本当に楽。Bluetoothのおかげで、布団の中から手を出さなくても操作できる、ものぐさには最高のゲーム環境ですから。






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