H.264動画デジカメ「EX-V7」ゲット
usersここしばらく物欲の発動していなかった私ですが(Wiiは物欲を超越した何かなので気にしない)、久々にドカーンと買い物してしまいました。
EXILIM(エクシリム) Hi-ZOOM EX-V7SR シルバー |
コンパクトデジカメは今までコニカミノルタの「X20」使ってました。単3電池で動くしコンパクトで3倍ズームだし、USBでつなぐとWebカメラにもなるしでかなり気に入ってたんですが、さすがに手ぶれ補正のないデジカメだと暗いところの撮影が厳しい厳しい。居酒屋くらいの明るさでも食べ物がブレてしまい、気に入った写真があまり取れずじまいでした。
DiMAGE X20 | コニカミノルタ
http://ca2.konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-x20/
もはや手ぶれ補正が必須となっている昨今、いい加減手ぶれ補正対応のデジカメが欲しい。それに加えてPSPの「ちょっとショット」で動画撮影が楽しくなってきたので、動画もきちんと撮れるデジカメがいい。X20も動画機能はついてますが、いかんせん最大QVGAの15fpsなので、ちょっと動画のクオリティが物足りないのです。
で、デジカメを買うに当たり、こだわりたかったのは以下の点。
- 暗いところでもブレずに撮れる
- VGA/30fpsでの動画撮影
- コンパクトデジカメ
動画デジカメというと三洋のXactiが代表的ですが、あれは動画がメインで静止画はそれほど画質が良くないみたい。やっぱり一番使うのは静止画なので、まずはブレずに撮れるデジカメ。それでいて動画機能もしっかりしてるというのがポイント。
動画に関しては最近の機種だとVGAの30fpsくらいは当たり前なんですが、たいていは動画の形式がMotion JPEG。Motion JPEGだとどうしてもファイル容量が大きくなってしまうので、たくさん動画を取るにはちょっと扱いが大変そう。汎用的なファイルで扱いやすいし、SDカードをWiiに差し込めばそのまま再生できるってメリットもあるんですけどね。
その点EX-V7は、動画の形式は最新のH.264。高画質ながら圧縮率も高く、たくさん動画を撮るにはうってつけです。ただし最新式ゆえに動画編集が難しいという点もあるんですが、EX-V7の場合は動画中のズーム、動画オートフォーカス、音声のステレオ録音など、動画撮影の機能が盛りだくさんなので、編集の難しさと引き換えに十分楽しめそうな気がしました。今後H.264対応の編集ソフトもたくさん出てきそうだしね。
画質でいうとデジタル一眼や、一眼ではないけどちょっと大きめのデジカメもあるんだけど、それだとポケットに入れて気軽に持ち歩き、気になったらすぐに写真を撮る! って使い方は難しい。もともと自分は画質にこだわらないタイプだし、何百万画素のデジカメを買ってもたいていは最大1,600ピクセルくらいでしか撮影しないので、むしろ「撮りたいときに撮る」をかなえてくれるコンパクトデジカメがおあつらえ向きというわけです。
そんな条件で選んだEX-V7ですが、最後まで悩んだのが富士フイルムの「F40fd」と、キヤノンの「PowerShot TX1」です。
富士フイルムのF40fdは、動画こそMotion JPEGですが、そのぶん「暗いところできちんと撮れる」という能力が高いらしい。今まではxDピクチャーカードだったので購入に二の足を踏んでいましたが、とうとうF40fdからはSD対応したので買いやすくなったし。静止画能力を重視するか、動画能力を重視するかはかなり迷いどころでしたが、EX-V7も手ぶれ補正ついてそれなりに静止画は撮れるだろうし、動画の機能が充実なので総合的に楽しめそう、ということでEX-V7を選択。
FUJIFILM | パーソナル製品 | デジタルカメラ | 製品ラインアップ | FinePix F40fd
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf40fd/
一方、キヤノンの「TX1」はまだ未発売ですが、Xacti対抗を思わせるような縦型のデジカメで、動画撮影中の静止画撮影もOK、ズームは10倍と、動画機能はEX-V7よりも上っぽい。EX-V7の購入を決めたとたんに発表されたので非常に動揺しましたが、ファイル形式がMotion JPEGなのと、「さっと取り出していつでも写真を撮る」にはこの縦型スタイルはちょっと大変そうかなと思い、総合力でEX-V7が最終候補になったというわけです。
キヤノン:PowerShot TX1
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/tx1/
EX-V7が購入から数日が経ちましたが、思いのほか満足しています。静止画は2ちゃんねるなどでも指摘されている通り割と甘めで、ちょっとボケた感じの写真になりがちですが、「多少暗いところでも手ぶれしない」という条件はきちんと満たしてる。シャープな画質が好きな人には物足りない感もありますが、片手でレンズカバーを開いたらすぐ起動し、そのまま片手で気軽に撮影できるという手軽さが心地よい。
CIMG0148 posted by (C)エージェントK
CIMG0138 posted by (C)エージェントK
CIMG0131 posted by (C)エージェントK
動画もH.264はさすがという感じで、かなり高画質な動画が取れます。ただ、高画質ゆえにスペックが低いPCでは再生できないという難点もorz。
1つ難点に感じているのは、充電が専用クレードルのみということ。USB充電とかに対応していたらいざと言うときに給電できるので、専用ケーブルでもいいからUSB充電ケーブル発売されるといいなあ。サードパーティーでもいいからそういうのないかなあ。
撮影してからホワイトバランスをいじったり、動画のカットをデジカメ内で編集できたりと機能ももりだくさんなので、これからいろいろレビューしていきたいと思います。とりあえず、身の回りのものをひたすら写真に撮るのが気持ちいい今日この頃。