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えいご漬けより「もっと」楽しい「もっとえいご漬け」

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「えいご漬け」の第2弾「もっとえいご漬け」発売日買いしていましたが、ある程度やってから感想書こうかなということでちょいと時間おいてありました。

CIMG0753
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結論からいうと、えいご漬けがターゲットにしている「英語をなんとかしたいと思っている人」だけでなく、前作「えいご漬け」がイマイチはまらなかった人にもオススメしたい。前作に比べて細かいところをきちんと修正しています。

 前作の「えいご漬け」もよくできていたんですが、最大の壁は「単調」であること。えいご漬けの肝は「例文を聞き取って書く」ということですが、聞き取る英文は教科書のような例文ばかり。最初のうちは自分の評価が上がったり下がったりするのを見て一喜一憂するのが楽しかったんですが、ある程度慣れてきてレベルがSからAAAくらいから動かなくなってくると、目的意識がなくなってきてペンをとりづらくなってしまう。

 もう1つ気になったのは、英文1つ1つに関連性がないので、その英文がどういうシチュエーションなのかを想像しにくくて、その場で使われている英単語そのものが思いつかないことが多々あること。日本語もそうだけど、実際に聞き取っているというよりもその場のシチュエーションで単語を類推しているってことは結構ありますよね。英文1つ1つの場面が違うからそれができなくて、特に人の名前や国名なんかがまったく想像つかずにミス、というのがちょこちょこありました。

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け
英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

 今回、何が違うかというとそれは英文に「シチュエーション」の要素が盛り込まれ、英文自体もテキスト的なものからもっと現実的なものに改められたこと。たとえばテレビ番組でクイズの出題者と回答者のやりとりだったり、ホームパーティーへ招待された友達の会話だったりと、身近な会話が盛り込まれている。しかも文章が1つポンと出てくるだけではなく、何人かの会話のやり取りが続く形式だからより雰囲気がつかみやすい。

 さらに今回は最初に自分の能力テストがあり、その結果を反映して「あなたのレベルはこのくらいから」とはじめるレベルを設定してくれるのもいい。前回はレベル1からやってたんだけど、レベル1はやはり簡単すぎて退屈してしまったのに対し、今回は「あなたはこのくらいから」とレベル3からオススメしてくれました。まあ、最初の能力テストがたまたま聞き取れない単語があってすごくレベルが低くなった、という場面が発生するかもしれませんが、少なくともこういうオススメ機能自体はありがたい。

 トレーニング以外も凝っていて、英文ではなく英語の歌や映画のセリフを聞き取ったり、ミニゲームも英単語に答えて世界一周するとかやりこみ要素が含まれている。世界一周はかなり凝ってて、国ごとのなまりがアクセントに含まれた例文まで用意されている。前作の場合はミニゲームが面白かったんだけど、あっという間にコンプリートできてしまったので、トレーニングに疲れたときに気晴らしする要素がなくなってしまったのも痛かったので。

 全体的に教科書的な要素から一歩踏み出して、よりコミュニケーションに使えそうな英語が充実している本作。前作に飽きてしまった人こそ手にとって欲しいと思いました。

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け
英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

 ちなみに発熱地帯あらためかさぶた。によると、「もっとえいご漬け」は期待を裏切って低調な売り出しスタートだそうです。

かさぶた。 「もっと」戦略崩壊に見る、実用ソフトの「終わり」
http://gamenokasabuta.blog86.fc2.com/blog-entry-123.html

 これは仕方ないでしょうねえ。「脳トレ」の場合は脳トレ自体がつまらなくなったのではなく、問題数に飽きてしまったから「もっと他の問題やりたい」という気持ちが生まれるけど、えいご漬けの場合は前述の通り、えいご漬けそのものに壁を感じたり飽きてしまったりする可能性が高いので。

 脳トレ」が「もっと」で売れたからこっちも「もっと」で、ってのがそもそも安直過ぎたかなと個人的には思いますね。えいご漬けですら壁に感じた人は「もっと」がつくことでより手を出しにくくなる。脳トレの「もっと」は横方向(ジャンル)だけど、えいご漬けの「もっと」は縦方向(レベル)」に感じてしまう気がします。

 ただ、中身としてはレベルアップというより、より楽しく手に取りやすい方向に進化しているのでこの流れは非常に残念。今回はテレビCMを松嶋菜々子にするより、実際のゲーム画面とかをきちんと見せたほうが良かったのかなあと後付けながら思いました。






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