EX-V7の魅力が伝わるナイスレポート
usersデジカメWatchで、愛機EX-V7の長期レポートが始まりました。
カシオ EXILIM Hi-ZOOM EX-V7【第1回】最強お散歩カメラか? ポケットに入る7倍ズーム
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2007/04/09/6003.html
ガジェット買ったときは誰もがやる行為だと思いますが、Web上に公開されたEX-V7関連のレビューは一通り目を通している私ですが、このレポートは他のとはちょいと一味違いました。
EX-V7は語るところの多いデジカメです。スペックだけでみてもH.264動画、動画中のズーム、ステレオ録音、屈曲型の光学7倍、カシオ初のCCDシフト式手ぶれ補正などなど枚挙にいとまなし。一方で2ちゃんねるや価格コムなんかを見ていると「静止画が弱い」「ノイズ乗りすぎ」などという評価も聞かれます。
もちろんそういう評価も正しいし、静止画をキレイに撮りたい人や、ノイズの少ない静止画/動画の欲しい人には重要な情報です。でもこのカメラを持って自分が感じている一番のメリットは、「すぐに取り出してさっ撮影できる」お手軽感覚なんですよね。シャッターを開ければすぐに電源が入り、ボタンを押せばすぐに撮影。遠くのものの光学7倍ズームとHDズームを駆使すれば遠巻きから手軽に撮れるし、スイッチ1つですぐに動画も撮影できる。動画の撮影方法も静止画とほぼ同じだから、違和感なく撮影できる。それはもちろんEX-V7というデジカメのスペックの上に成り立っていることではありますが、そのアウトプットとして「持ってて楽しい」デジカメだなーというのが私の感想です。
で、前述のEX-V7レポートですが、今まで見たレビューも「持ち歩くと楽しい」というところには触れているものの、それがカタログ的であまり伝わってこなかった。それはきっと「このスペックだから持ち歩くと楽しいだろう」という、スペックから出てきた結論だからなんだろうなと思います。
その点、このレビューだと、実際にEX-V7を持ち歩いてその楽しさを体感した、ということが体験談として描かれているからすごく共感しやすい。自分が「楽しい」と思ったのも、その楽しさを見つける場面に遭遇したという体験あってのもの。この「体験」って、人に共感を持たせるのに重要だなーと思います。
とくにいいなと思うのはこのあたりの描写。
と、いきなり不満たらたらの出会いとなったEX-V7だが、気休めに桜を撮りにいくと印象が一変。やはり手ブレ補正付きの高倍率ズームレンズは便利だ。ポケットにEX-V7を入れ、ほとんど花見客気分で手ぶらで出かけた割には、結構満足のいく写真が撮れる。
撮影中、「こりゃいいわ」との独り言を何度もつぶやいてしまった。
とりわけ、例年人出が激しい東京千代田区の北の丸公園では、EX-V7のコンパクトさが大活躍した。歩くのもままならない混雑の中、堀端に出ることすら辛そうな巨大な装備の一眼レフカメラマンさんたちを尻目に、こちらはポケットに手を突っ込んだままスルスル前に出て撮影、即移動(夜桜だったので三脚は持ってたけど)。これが望遠レンズを付けたデジタル一眼レフカメラだと、根性なしの私は撮る気すら失せてただろう。
ひょっとしたら持っている人にしか伝わらないのかもしれないけど、「あーそうそう!」って思わずうなずきたくなる感覚。今回は第1回ということなので、第2回以降もぜひwktkでお待ちしたいと思います。動画機能のレビューもあるといいな!
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