「クローズアップ現代」のアルファブロガー特集見た
usersブログ業界で話題騒然となったこの番組、私も拝見させていただきました。
クローズアップ現代(5月8日)でアルファブロガーが特集されます!:[mi]みたいもん!
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_94c4.html
NHKという大きなメディアで「アルファブロガー」という言葉が紹介されたことがもう結果そのものだし、内容もきちんとまとまっていて、かなりマニアな視点から見てもよくまとまっていたと思います。ちょっと情報過多すぎて知識ない人は「???」になってたかもしれないけど。
それを踏まえた上で、以下は「これが足りないよね」じゃなくて、「コレがあったらもうちょっとよかったな」という個人的かつさらにマニアな感想。決して番組に対する突っ込みとかではなくて、「俺ならこういう編集にするかな?」くらいのジャストアイディアとしてお読みください。つか番組見てない人には伝わらないかもしれませんが。
・「ちょーちょーちょーいい感じ」「isologue」は「ブログを通じて有名になった」という点でちょっとかぶっていたので、どちらか1ブログにしぼって他のブログに時間を割いて欲しかった。とは言え、「本になった」「大学講師になった」というのは非常にネタにしやすいのでどうしてもそちらになびいてしまうとは思いますが。
・たつをさんも書いてますが、橋本さんのようにブログベースの活動はもうちょいとその効果をだしてくれるとよかった。書評が読み手だけでなく出版社や著者に対してもいい効果を生むサイクルになってるんですよ、みたいな。
私としては「ブログで有名になってブログ外の活動へ」という話よりも、
橋本大也さんみたいにブログにしっかり軸足を置いて活動している方の
話をもっと紹介して欲しかったところですが、一般視聴者向けテレビ番組
としては、こういうストーリー展開が良いのかもしれませんね。
[を] NHKクローズアップ現代でアルファブロガー
http://chalow.net/2007-05-09-2.html
・OBII合宿は、合宿の話し合いそのものにも価値はあると思うけれど、合宿を通じて何かプロダクトを生み出そうとしている、もしくは生み出した事例なんかもきちんと紹介してあげるとといいとおもった。あれだと単なる町内会の寄り合いにみえないこともないし、「きちんと成果を出そう」みたいなのがOBIIの趣旨だったように理解しているので。違った?
・徳力さんが「アルファブロガーを調査する専門家」wwwww。生みの親的紹介をするには時間がなかったのか事情があったのか。
・フィリップスの事例はピンとこなかった。「配った結果、ブログでたくさん紹介されて?」みたいな波及効果が見たかったかな。
・ONEDARIは圧倒的に時間が足りないと思った。あれだと「モノもらってます、おしまい」なので、これも「ブログで紹介した結果クチコミがひろまって」みたいなのがあるといいな。
・最後に毒をいれてきたのがいかにもNHKっぽい。ただいきなり海外に飛ぶと話のつながりがみえにくいかな。でも日本の事例はさすがに紹介しずらいか……。
・ネタフル、百式がいない!
ずらずら書いてきましたが、これ全部盛り込むときっと30分じゃ終わらないと思うのであくまで勝手な意見てことで。ただ、全体的によくできているんですが、「ブログを紹介するための最良の手段」というよりも、「ブログを紹介しやすい手段」を選んでいる気がしなくもなかった。編集のしやすさが先に来ている、みたいなね。まあそれもテレビの手法というか時間の限界もあるきがしますが。