「フォーエバーブルー」ファーストインプレッション
users夜の海も潜れるようになり、だいぶゲームの流れがわかってきました。
購入前はかなり自由度の高いゲームで何をやるのもユーザーの意思、というイメージでしたが、実際にはメールで依頼が来てそれに応えたり、相棒が情報くれたりするのでそこまで何でも自由ではないかんじ。海の中も広大でちょっとしたダンジョンっぽいところもあるので、戦闘がまったくないRPGっぽい気もする。
では海で何をするかというと、海中生物をつっついて仲良くなることで図鑑に乗せていったり、パートナーになったイルカに技を教えていったり、依頼された魚の写真を撮ったりとそういうイベント。やっぱり「おいでよ どうぶつの森」に近いなーと思った。
心配していた時間システムもリアルとは連動していないし、夜と朝は自由に切り替えられるので夜型ゲーマーでも問題なし。ドラクエの「ラナルータ」がいつでも使えるような感じですかね。もちろん昼と夜では出会える海中生物が違うので切り替えは大事ですが。
3D酔いに関してはしないかなーと思っていたけど、普通の海なら問題ないものの海中洞窟とかは狭いので、操作次第では酔いの恐れがあるかもしれない。ただ、アクションゲームではないので自分のペースでのんびり進めていけば、画面もそんなにめまぐるしくかわらないので大丈夫そうですけどね。
操作はシンプルで、魚と仲良くなるにはリモコンでポイントしてAボタンでつっつくだけ。船上での動きもDSゼルダのようにポインタしたところにうごくという非常にゲーム的な操作で、リアルなゲーム画面からすると一見違和感あるけれど、シンプルがゆえにすごい操作しやすい。変にヌンチャクを使ってリアルを追求するより操作はゲームライクに割り切ったことで、手軽に水中生活を楽しめます。これはグッド。
と、予想よりは楽しめているものの、やはりRPGやアクションと違ってステージクリアや成長要素がないのが寂しいところ。このゲームの肝はやはりWi-Fiコネクションな気がするので、一度は他の人と一緒にもぐってみたいなー。あらためて私のフレンドコードは 5611-2463-2060 ですのでよろしくおねがいします。
そういえばWiiのオンライン機能は結局フレンドコードなのね。Wii本体に番号割り当てているだけに、1つのIDで全部のゲームを管理するXbox LiveやPlaystation Networkみたいな方向はないらしい。もちろん1つのゲームで登録したユーザーにほかのゲーム全部のプレイ状況が見えてしまうのも問題ですが、1つのIDをベースにしてゲームごとサブIDを吐き出し、自分のメインIDを登録してくれている人にはIDを通知するとかいう方法もあると思うので、ゲームごとにID登録という仕組みなのはちともったいないと思った。
Wi-Fiコネクションは、自分のゲートを開けておくと友達が遊びに来れるし、逆にゲートの開いている友達なら遊びにいける方式で、これまた「おいでよ どうぶつの森」的ですね。ただ、「おいでよ どうぶつの森」みたいに相手が居なくてもゲートさえ開いていればお邪魔していろいろ遊べるのと違い、水中散策は相手が一緒に居てこそなので、常にWi-Fiコネクションに接続しておいて、友達がログインしたら通知するとか、ゲーム内で友達にリアルタイムでメッセージ送れるとか、そういうサポート欲しいなと思いました。
そして発売日当日に発表された不具合ですが、不具合発生条件が「アクアリウム」「シノノメサカタザメ」とわかりやすいので回避はできそう。ただネットをやらない、もしくは情報収集にそこまで積極的じゃない人は気づかない可能性のほうが大きいですよね。そのためにこそWii伝言板を使えばいいのにと激しく思った。インターネットチャンネル正式版のお知らせとかできるなら不具合も告知できるんだし、買った人買ってない人にこだわらずネットにつなげた人には全員に配信するくらいのことはやってほしいなと思いました。そういうことに使ってこその伝言板な気がします。