オリコン9位の中村中「友達の詩」
users中村中と書いて「なかむらあたる」と読みます。
友達の詩(1万枚限定生産盤) |
新宿のHMVとタワレコで探したんですが見つからなかったのでサクっとAmazonで注文してみました。正確にはDVD付きはHMVにもタワレコにもあったんですが、それだと1,890円とちょっとお高くなってしまうので。
ものすごい説明が難しいアーティストなんですが、一応性別は男の人です。いわゆる性同一障害というやつで、体は男に生まれてしまったけれど心は女性。歌も女性アーティストとして歌ってます。
この人の歌を聴いたのは、この前もちょっとエントリーに書いたドラマ「私が私であるために」。本当に性同一障害の相沢咲姫楽が主演するだけでなく、中村中も本人役としてドラマに出演、挿入歌も歌ってました。
カイ氏伝: “本物”が演じる性同一性障害ドラマ「私が私であるために」
http://blogging.from.tv/archives/000219.html
ドラマみてすごいなと思ったのは、相沢咲姫楽も中村中も、声がまったくもって女性っぽいこと。中村中に関してはしゃべり声はちょっとハスキーなんですが、歌声はほんと女性そのものという感じ。公式サイトで歌を試聴できるので、興味ある人は聴いてみてください。
恋愛中毒 中村 中 Official Website
http://www.nakamura-ataru.jp/
ドラマの影響もあったのか、再発売した上記シングル「友達の詩」はオリコン9位という快挙。主演こそ相沢咲姫楽だったけど、ドラマの中で存在感があったのは中村中かなあ。声がかなりツボだったのでCD買いたくて探していたんだけどなかなか見つからず、1万枚限定ってことにあせりを感じて勢いよくAmazonしてみましたという次第であります。
ちなみにドラマのほうは、さすがに演技こそムムムなところはあるけれど、性同一障害の問題で親とケンカしたり、中村中に相沢咲姫楽が一喝されるあたりなんかはやっぱり説得力を感じた。あの気迫は女性が演じるのでは出なくて、今まで悩みに悩んできた人だからこそなのかなあと見ていて思いました。雛形あきこの配置だけが非常に謎でしたが、全体通していいドラマだったと思います。