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2006年秋ドラマ感想

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夏ドラマに引き続き今ドラマも見まくっております。前回も書いたけど、番組改変期の秋と春はキャストも豪華で力入っているドラマが多い。とりあえず気になるドラマは全部見て振るいに落としていくタイプの私としては、今回は気になるドラマ多すぎて困っております。

これは予算の関係上仕方ないですが、番組改編時期の春・秋ドラマに比べて、端境期の夏・冬ドラマは不作なことが多い。

カイ氏伝: 2006年夏ドラマ感想
http://blogging.from.tv/archives/000146.html

どのドラマも始まってから3、4週経過したタイミングで、自分が見ているドラマの簡単な感想なぞ。今回もショートカット導入しておりますので、「H」を押すと先へ進み、「Y」で前に戻れますよ。また、各ドラマのリンクはドラマの公式サイトにつながっております。主観入りまくりの感想なので、「こういう考えもあるのねー」くらいでご理解いただけると幸いです。


のだめカンタービレ(月曜21時)★★★★☆

キャストがうまくハマっている好例。変わりものキャラであるのだめを上野樹里がうまくこなしていているのが一番のポイントだけど、瑛太も小出恵介もキャラになりきってる。玉木宏はまあイケメンキャラだから誰でもできそうだけど、あの強がりのなかに見え隠れするボケっぷりがうまく出せているのでは。

最初は変にマンガを意識した演出が気に入らなかったけど(殴ったら飛んでいくとかそういうのね)、ある程度見たら慣れてきた。ただ、マンガをアニメにするのに必ずああいう演出になってしまうっていうのはなあ。ドラマはドラマなりの演出方法があると思うので、そのあたりで★が一個足りないかも。


役者魂(火曜21時)★★★☆☆

三谷幸喜っぽさを感じさせるドタバタドラマ。個性派ぞろいの中で加藤ローサの演技っぷりが気になるところですが、割と楽しく見られます。テイストとしては全クールの「下北サンデーズ」っぽいけど、下北サンデーズは上戸彩があまりに違和感あったのに対し、こちらは藤田まことという演技はバッチリの人なので説得力がある。


妄想大好き主人公の松たか子もうまくはまってると思います。自分も妄想癖あるので、ちょっと主人公の気持ちわかるなあ。だけど毎回毎回妄想シーンが入るのはちょっとしつこくも感じてしまう。

しかし一番の課題は、松たか子が矢部美穂にしか見えないことだ……。なんか少し顔のイメージ変わった気がする。


僕の歩く道(火曜22時)★★★★☆

最初は「まだシリーズひっぱるのか……」と食傷気味だったんだけど、見たら結構よくできていた。よく「草薙くんは演技がうまい」と言われているけど、自分としては彼はキムタクと同じで、どの役を演じようともキャラそのものが変わらない印象。今までの「僕の?」シリーズも、演技というより草薙くんがそこにいる、というだけでしかなかった。ドラマはおもしろかったけどね。

でも今回は自閉症の演技がすごくうまくハマってる。怒られてツール・ド・フランスの歴代優勝者をずらずらと口にしてみたり、うさぎが逃げ出したときに思わず叫んでみたりという演技がすごく自然だった。あの雰囲気は自閉症キャラにうまくなじんでいるかもね。

田中圭と小日向文世もすごくいい。田中圭がついつい主人公の味方してしまったときはウルっときてもうた。小日向文世もあんな表情していていい役と悪い役をうまく演じきる。プロってすごいなあ。

しかし最大の難点は、ヒロインである香里奈に感情移入できないこと。キャラにはまらなすぎもいいとこだ……。ああいうおせっかいキャラはもっと表情豊かな人のほうがいいと思いました。


14才の母(水曜22時)★★★☆☆

ドラマはすごくよくできている。志田未来もさすがの演技だし、平凡な家庭に突然あらわれた衝撃の事件とその影響がうまく描けている。

と思うんだけど、ドラマのポイントである「14才の女の子に子供ができた」という意味づけがあまりにも理解できない。「好きな人がいて何が悪いの!」という前に、「いや避妊しろよ」と思っちゃう。そばに避妊具がなかったら買って来い! 大人だってそうやって生きてるんだよ!!

という、子供ができたことにたいしての説得力がなさ過ぎることが、ドラマ全般を見ていて感情移入しきれない。どんなに志田未来が涙ながらの迫真の演技しても「説得力ねー」としらけてしまうのです。なんかもうちょっと「子供ができてしまった」という大事なポイントに説得力のある描写が欲しかった。

昔庵野監督がエヴァについて語った時に「ガンダムでなぜアムロがガンダムに乗り込んだかは最高の描写で、エヴァはそれに対抗するために理由なく無理矢理乗り込ませた」みたいなことを言っていた記憶がある。それはすごく理解できる話で、ストーリーの柱となる主人公の動機付けが甘いと、全体の印象がぼやけてしまうなあ。そこだけしっかりやってくれたら完璧だったなとは思います。おしい。


だめんず・うぉ?か?(木21時)★★☆☆☆

「だめんず」の名を冠しているものの、「だめんず」である意味がないすごい普通のドラマ。あれ「だめんず」ブランドでやる意味なくね? 原作をそのままドラマにするのは至難の技だろうけど、かといってあんだけフツーのドラマにして「だめんず」と言われてもなあ。


嫌われ松子の一生(木22時)★☆☆☆☆

内山理名が松子にあわな過ぎる、以上。という感じ。そもそも松子自体、「それ自業自得だろ」みたいなことで堕ちていく部分もあるわけですが(子供の万引きをかばうあたりとかね)、それが内山理名だと1つ1つ鼻についちゃうんだなあ。あの負けん気の強そうなイメージがよくないのか、そもそも内山理名はメインよりサブで生きるキャラだと思うなあ。「元カレ」とか見てたらそう思う。

逆に映画のほうは中谷美紀が主演していて、こっちはなんともキャラになじんでいる気がするのでこっちを見てみたい。自分はつくづく「キャストがキャラに合っているか」がドラマ見るポイントなんだなあと思った。

嫌われ松子の一生 通常版
嫌われ松子の一生 通常版


Dr.コトー診療所2006(木22時)
コトー自体興味がないのでスルー。もっというとDVな吉岡くんに興味がない。


家族-妻の不在・夫の存在-(金21時)

竹之内豊に興味がないのでスルー。


アンナさんのおまめ(金23時)★★★☆☆

自分がモテてモテて困るという勘違い女をベッキーが好演。だけど単なる個人趣味として「勘違いが勘違いを呼んでさらに勘違い」というストーリー展開が苦手。「それお前がちゃんと言えばいいだけじゃん!」とか思っちゃうので、勘違いが続きすぎると食傷するんだなあ。それが苦手で無い人にはいいドラマじゃないかと思います。


たったひとつの恋(土曜21時)★★☆☆☆

今どき「身分違いの恋」って……。しかもその身分違いが単なる金持ちお嬢様と町工場で働く若者っていうのも「身分違い」ってほどじゃないだろ……というシナリオの設定そのものに無理を感じる。だったらどっかの国の王女さま、くらいやって欲しいよねえ。

ドラマ自体も世界観をきれいに描きすぎようとして人間性が薄いというか、キャラに感情移入できないよなあ。綾瀬はるかもなんでそんないきなり亀梨くん好きになるかなあ。なんか理解できないポイントが多すぎる。

しかし綾瀬はるかは作品によってかわいさが違って見える。ポカリスエットはダントツ最高ですが、このドラマはいまいちかわいく見えないなあ。戸田恵梨香のほうがかわいいなあ。

ただし第1話の綾瀬はるかの魔女コスプレは秀逸。世の中知らずのお嬢様が横浜の街中であの魔女コスで歩いているかと思うと、そのシーンだけでご飯3杯はいけそうですよ。


鉄板少女アカネ!!(日曜21時)★★☆☆☆

マンガをドラマにすればいいってもんじゃないなと思った1作。これもマンガを意識しすぎてドラマがテキトーになってる気がする。変な龍の演出とか覚めるよなあ。


とりあえず毎週楽しみにしているのはのだめと僕の歩く道、次点が役者魂と14才の母、とりあえず録画しておいて時間あったら見る、っていうのがアンナさんのおまめ、たったひとつの恋、鉄板少女アカネ!!ってところ。今クールは何本残るかな。






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