FONが退会希望ユーザーに対応した件
users先日のエントリーが予想外に物議をかもしましたFONですが、公式ブログにて退会申請に関するエントリーが掲載されました。
FON退会申請について | FON Blog
http://blog.fon.com/jp/archive//foneaeceaaaa.html
いろいろやり取りしてきた立場としましては、メールアドレスは仕様により削除できませんといっていた件について一言も言及が無い点に気になりつつ、正直いろいろあってこれ以上もうFONには触れたくないというのが正直なところ。とはいえブログでああいうエントリーをした責任はあると思うので、「FONが公式ブログでこういうことを言っています」という事実だけは過去エントリーにさかのぼって反映したいと思います。はい。今後FONについてはうちのブログで扱わない方向でいますのでひとつよろしく。
ただ、最後にこのエントリーで自分の立場をきちんと説明しておくと、一部で「あいつはFONが嫌いらしい」という風に思われている節があるんですが、FONそのものは嫌いではありませんよ。むしろFONというサービスのコンセプトは理解できるし、公衆無線LANではなかなか行き届かないエリアで利用できるようになったらそれはありがたい。ただ、そういうユーザー集めるサービスにしてはユーザー対応があまりにもですよね、というだけの話です。
人間関係もそうで、1ついやなところがあったらその人全部嫌いになるってのはちょいと寂しい話。人間いいところも悪いところもあるもので、それは平等に見ないといけない。両方を合わせた上で悪いところが上回ってたら付き合わないかもしれないけれど、かといってその人がもっているいいところまで無しにはならない。逆に言えば友達だからといって、悪いところはきちんと客観的に見たいと思いますしね。
当たり前といえば当たり前の話ですが、意外とそういうのって人間関係に引きずられて、「みんなが嫌いだから自分も嫌い」「あいつのああいうところが嫌いだからあいつの行動がすべて嫌い」となりがちだったりするので、自戒の意味も含めて書いておきます。
さらに余計な話ですが、先日「糸井重里嫌いなんでしょ」と言われて大変ひせくったんですが、糸井重里は大好きですよ。数々の名フレーズにあこがれて、子供の頃はコピーライター目指したことだってありますから。あまりに狭き門という以前に糸井重里のような存在自体が希少価値過ぎるということに気づいてその夢は早くもあきらめましたが。
要はこのエントリーについて言われているわけですが、これも単にWiiのプロモーション手法において「ちょっとやり方がイマイチですよね」という点について言及しただけの話で、糸井重里大嫌いという話ではありませんのでよろしくお願いします。やっぱりダメ出しエントリーって難しいね、っていろいろ勉強にはなった一件ではありますが。
さらにこのエントリー書いた時「フラット化うんぬん」みたいな感想がちらほら見られたんですが、私の文章力が甘かっただけの話ではありつつ、そういうことは一切求めてないんですよ。フラットというカタカナの意味がよくわからんですが、きっと「消費者もメディアも同じ立場で」ということを差しているのであれば、そんなことはまったく望んでませんし、糸井重里事務所が個人より先にWiiに触れるなんてのはごくごく当たり前のことだと思います。それを個人レベルで立場一緒にしろなんて恐れ多くて申し上げられませんよガクブル。
あのエントリーは単に「ファンから非常に楽しみにされているWiiというハードを、ファンに対してプロモーションする」という趣旨であるのに、「発売前日にただ見せびらかす」という手法がファンにとってはイマイチだったということをいち熱狂的ファンの視点から語っただけで、それ以上でもそれ以下でもありません。他のファンからしたら違う意見もあるだろうし、そもそも「そんなマニア相手にしてねーよ」ってのならそれでもいい。ネガティブな気持ちを抱いてしまった事実だけはありますよということをちょっとお酒の勢いでだしてしまいましたということです。
なんかまあ言い訳エントリーですが、微妙に誤解を招いていることもあって堪忍してください。これでFONに関するエントリーはきっと終了になる予定ですので。