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2006年4月 3日

FF12中盤感想システム編

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ストーリー編とか偉そうなこと書いておきながらフレッシュリーダーのライセンス取得に夢中になり忘れていたFF12の感想ですが、巨匠みらの先生のレビューに感銘を受けましたので続きを書くことにします。


ファイナルファンタジーXII(特典無し)
スクウェア・エニックス (2006/03/16)


あれから少々時間が進み、25時間ほどプレイ続けてますがシナリオへの興味は変化なし。主人公のヴァンとパンネロがあまりにも薄いんだよなぁ。バッシュにしたって裏切りと思われていたのが実は双子の兄とかいうベタベタなオチであり、アーシェ以外は旅に関してまともな動機付けがないわけで。フランとバルフレアに関してはまだまだ裏設定ありそうなヨカーンですけどね。

で、本題の戦闘システムですが、敵との戦いがフィールド上でそのまま行なわれ、戦闘のたびいちいち画面が切り替わらないシステム自体はかなり楽しいし、新しいシステムを取り込んでいくのもFFの醍醐味なので、この戦闘システムへの評価はかなり高いです。レベル上げもドラクエとかだとかなりうっとうしいですが、FF12は割とレベル上げも楽しめる。

ただ、ちょいと残念なのはせっかくの戦闘システムをより活かすための細かな配慮があまりなされていないのね。例えばキャラクターの状態変化が確認しずらく、モルボルあたりにまとめて状態変化攻撃くらうと、ステータス表示の変更が速すぎて自分がどういうステータスなのかもわからない。視点が合ってないと敵にどれくらいダメージ与えたのかもわからないし、レベルアップ表示も次に攻撃が待ってるとあっと言う間にかき消される。結果として自分のキャラがどういう状態にあるのか、HP以外はまともに把握できず、いきおい戦闘になりがちなんですよねぇ。

レベルアップは画面下に出すとか、状態変化はアイコンで常に表示するとか、そういうキャラクター情報がもっと確認しやすければより戦闘にのめり込めたのになぁと残念な部分ですはい。とはいえあまりにも新しい戦闘システムでそこまで手が回らなかったというのもあるんでしょうが、画竜点睛を欠く感じがいたします。

今回のキャラクター成長システムであるライセンスもひねり足りない感じ。基本はFF10のスフィア盤をベースにして、パネルをめくっていってキャラを成長させる感じですが、どのパネルにどのステータスがあるか事前にはわからない。ここまではいいんですが、ライセンスは戦闘してないキャラにも貯まるから、控えキャラで開けたいとこガンガン開けまくって配置を確認してからリセットすれば結局どこに何があるかわかっちゃう。そんなリセットごときで先が見えちゃう盤面だったら最初から全オープンでよくね? とか思っちゃいます。

とかいいつつもプレイが続いている時点で、なんだかんだいっても気に入ってはいるんですよね、FF12。やっぱりクリアしないとちゃんとした評価はくだせないし、うだうだ戦闘するのも楽しいのでまだまだがんばって冒険したいと思います。

2006年4月10日

MT入れてみました

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せっかくレンタルサーバー借りたのにフレッシュリーダーだけじゃ寂しいので、MTの機能限定ライセンスも入れてみました。


さくらインターネットが公式でマニュアル用意してたので、それつかったらすごく簡単でした。餅は餅屋、さくらインターネットユーザーはさくらインターネットのマニュアル、ってところですかのう。


デザインが寂しかったので、StyleCatcherプラグインもインストール。これはここのページ見ながらやりました。わずか数分でデザイン変更。


で、ここのブログのデータを書き出してMTに読み込ませたら、リンクがすごくぐちゃぐちゃになってる。どうもエントリにアルファベットが含まれていないと全部「post」でまとめられてしまうようで。せっかくだからココログからMTに移行しようかなーなんて思ってたのに残念です。エントリー少ないから手動で移すか、もしくは開き直ってリンクで移行しちゃうか。どなたか移行のいいアイディアあったら教えて下さい。


ブログのURLはとりあえず秘密。他のことでこっそり使うかもしれないので。でもあのブログにはアクセス解析でバレてしまうかもしんまい。たった1つだけですけどね、アクセスしたの。

さよならccapp.exe

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ずっと以前から、業務用PCでフリーズが多発してました。原因は「ccapp.exe」で、要はシマンテックのアプリケーション。仕事上シマンテックのインストールは義務付けられているので他のアプリには変えられない。シマンテックの公式サイトには一時ファイル削除してねとあるけど、毎回毎回削除するわけにもいかなくて、きづくとファイルがたまってフリーズするという繰り返しにいい加減疲れていたわけです。


で、今日ちょちょいとしらべたらこんな対策方法があったみたい。


ccAPPエラーが発生し、異常終了する | シマンテック Norton Internet Security2005 online | VAIO Hot Street (バイオ ホット ストリート)
https://hotstreet.vaio.sony.co.jp/article/article.php?ref=&cmd=agree_term&id=7590


これに従い、msconfigのスタートアップからccapp.exeを外し、代わりにプログラムのスタートアップにccapp.exeを入れることで今のところ順調に動いてます。

ちなみにccapp.exeそのものを起動しなくてもセキュリティ的に問題ない、という公式見解もあるらしい。業務でつかってないんだったらシステムトレイから外しちゃってもいいかもね。


ソフォス、ウイルスチェックの回避を可能にする脆弱性を修正 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20075288,00.htm

2006年4月13日

Web 2.0のはじまり

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 待望のソーシャルカレンダーであらせられますGoogle Calendarにブロガーが夢中になっている中、1人外れて挑戦的なエントリーを試みる私。ええ私あまのじゃくですから。べ、べつに、Google Calendarなんて気になってないんだから!!

 と、余談は抜きにして、日経IT Proの記事をきっかけにブログ界隈ではまたWeb 2.0に関する話題にちょいと火がついた状態に。その火はもう鎮火してんじゃね? というツッコミは知らない振りをしつつ、自分が思うにWeb 2.0は終わりではなくて、むしろやっと始まりの時代が訪れたと思うですよ。

 Web 2.0という言葉が流行しはじめた頃は、Web 2.0は今後のインターネットのあるべき姿の1つとして尊敬されていたにもかかわらず、さまざまなプレイヤーがWeb 2.0を標榜し、Web 2.0が単なるマーケティングのバズワード化しはじめると、、「もうWeb 2.0イラネ」という空気が氾濫。ネットの濃い分野においては、Web 2.0はもはやNGワードとして扱われている感もある今日この頃です。

 だけど、本当に大事なコンセプトだったのなら、例え言葉が一人歩きしてしまった状態でも、その本質は大事にしてあげなきゃいかんよなぁ、というのが1つ。ちょっと感覚的には、自分が一生懸命応援してきたインディーズアーティストがメジャーデビューした時のファンの心情に似てるな、と思いました。

 インディーズの頃は好き勝手できたけど、メジャーになったらそうもいかない。音楽で売りたいのにビジュアルで売られたり、音楽とはまったく関係ないお笑い番組にでなきゃいけないかもしれない(まぁインディーズのほうがそういう事態はひどいかもしれんですが)。でもそのアーティストの音楽性ってのが何も変わらずひたすら前を向いているんだとしたら、それがビジネスの世界で客寄せパンダ的に使われたとしても応援してあげたい。そもそも世間の評価につられて自分が好きだったものをとたんに忌み嫌ってしまうのも寂しいと思います。

 と、ここまではたぶんみんな思っていることのはず。Web 2.0は手段であって目的ではない、でも今のWeb 2.0は手段が目的化している。Web 2.0の言葉が広がり始めた当初からそのコンセプトに賛同していた人たちは余計そういう思いが強いでしょう。なんか今のWeb 2.0はWeb 2.0であることが前に出すぎていて、例えるなら「ルイヴィトン上げときゃ女は落とせる」みたいな感覚にすら思える。大事なのはそのルイヴィトンを彼女が気に入ってくれるかどうかだよなー、と。

 しかしここでまた逆接に入るわけですが、そうしたバズワード的に広まるからこそ大きな影響力を与えていることもまた事実だというのが本題です。あのお堅いNECが「Web 2.0」「CGM」とか発表会でいいだす時代ですよ。それはWeb 2.0本来の力もあるとはいえ、やはり「なんだかよくわからないけどすごいらしい」みたいな勢いで広まったた影響を抜きにしては語れない。

 特にネット業界にいると、ネットが当たり前すぎて「世の中の人間はもう新聞なんて読まない」「RSSリーダー必須でしょ」という濃い考えに傾倒していきそうになりますが、どっこい世間の大部分はそこまでネットに精通している訳ではなく。やっと「ブログ」って言葉が認知されて、「SNSってなんか聞いたことあるよね」レベルがせいぜいだと思います。

 私の友達に一般サラリーマンの典型的な人材がいて、彼がどれくらいネットの情報を得ているかをネットの浸透度の尺度にしてるんですが、ついこないだ会った時にはちょっと自慢げに「俺、mixi知ってるよ」とか言われた。そしてその前には「社会人なんだから新聞くらい読めよ」とも言われたり。ああSNSってまだこのくらいだよなあと思ったし、新聞もまだまだ権威あるよなぁとつくづく実感させられた一場面です。

 大学に入った頃にはすでにインターネットがあった同世代にもかかわらず、ネットにそこまで近くない層の感覚なんてこんなもの。あと、ネットではゴルフってもはや死語っぽいですが、若いサラリーマンも意外とやってますよゴルフ。前の会社にいた頃は、営業同期のうちかなりの人数がゴルフの打ちっ放しいったり、「こないだコース出たよ」って嬉しそうに語ってたりしたし。

 そういったいわゆるネットにそこまで詳しくない一般層には、いくらネットに詳しい友達が「mixiすげーんだよ」って力説しても全然届かない。けど雑誌やテレビで紹介されたりするととたんに興味を持ち始める。会社なんかもまさにそうで、おおきくて古い体質の会社だと、新人が何いっても聞いてくれないけど、同じことがメディアで取り上げられるとそれが自分の意見かのように前向きになったりする。

そうしたメディアの力はまだまだ大きくて、Web 2.0が単なるマーケティングのための言葉となりながらもこうして広がったことで、インターネット業界の可能性や面白さにきづく一般層っていうのは確実にいるだろうし、むしろそういう層に伝えるには内容うんぬんより多少乱暴でも言葉を伝えなければいけない場面もあると思います。とりあえずWeb 2.0って言っとけ、たいな企業も問題だとは思いますが、ネットの先進者達が「飽きた」と思っていても一般層にはまだまだ理解もされたいない状況であり、むしろこのWeb 2.0の勢いを利用して、インターネットの持つ可能性を切り開いていけるかもしれない、と思うのでありました。

泥酔ブログなみに後戻りせず勢いで書いているので、論点とか比喩がおかしかったらつっこんでやってください。

2006年4月17日

Google Calendarに期待する“共有”の力

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と、あえてワンテンポずらしてエントリーしてみる。

かねてより「SNSは日記だけじゃもったいない」論を主張しており、30boxesを見たあたりから「最後はソーシャルカレンダーだろ」と思ってその辺りをエントリーしようと思ってたら、Google Calendarが出て言うことなくなっちゃいましたはい。もう久々の感動ツールです。この感動はFolderShare以来だろうか。


「Google Calendar」公開、スケジュールの共有機能などを搭載
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13566.html


個人的にはAjaxがあまり好きではないんですが、Google Calendarはさすが本家ともいうべき実装のうまさ。ブロードバンド環境かつサーバーが重たくなければ本当にデスクトップアプリケーションのように動きますね。「Ajaxにすれば2.0」なんて発想のアプリケーションは刮目すべきだと思いました。


でも個人的にツボだったのは、Ajaxうんぬんというアプリケーションのすばらしさよりも、「共有」の発想です。「複数のカレンダーを作れる」と聞いて最初は「いくつも画面立ち上げるのやだな」と思っていたけどそういうことではなく、むしろ複数のテーマといったほうが近い。「仕事」「プライベート」みたいなテーマを設定し、そのテーマごと友達と共有できるし色分けもできる。さらには1日単位でも公開設定できるあたりはかなり気配りされていますね。


そして一番いいなと思ったのが、複数のユーザーで共有したカレンダーを自分のカレンダーに自動で取り込めること。これがうまく広がればすごく面白いことがおきそうです。例えばインディーズのアーティストが自分のライブ活動をカレンダーで配布してもいいし、特定のお笑い芸人が好きな人その人の出る雑誌やテレビをチェックしてそれを登録していけば、EPGの検索機能よりよっぽど見逃しのないエアチェックが可能になると思います。


それがうまくいくためにはやっぱり多くの人に使われる存在でなくてはいけなくて、その意味でもGoogleがこのアプリケーションを提供した意義は大きい。まだ日本語化されてないのでギーク度高いですが、ブログ界隈のイベントとかはぜひ先駆者としてGoogle Calendarでスケジュール配って欲しいですね。


インターネットつながらないと意味がないという課題もありますが、まずは現状ベータサービスであること、そしてGoogleは「Googleデスクトップ」というアプリケーション持っていることを考えると、PCとネットの連動カレンダーはすぐでしょうね。Google デスクトップはほとんど使ってないんですが、カレンダーアプリが追加されて連動が始まったらかなり積極的に使いこなすと思います。


あとはPCを離れた時用にケータイでのアクセスも期待。それもただWebが見られるだけじゃつまらないので、Googleお得意の検索能力を駆使して、「○○と××と約束した飲み会っていつだっけ?」とか「今日の飲み会の場所は?」とかをメールないしケータイ向け検索で調べると答えが返ってくるとかね。自分だけのスケジュールならある程度把握できると思いますが、他人が使ったスケジュールをたくさん設定するようになったら、モバイルからスケジュールを検索できる機能なんかもぜひ実装願いたいと思います。


あとはメール投稿でのスケジュール登録も欲しいなぁ。ケータイから定型文送るだけでWebに登録。特に日本だとその機能が必要不可欠だと思うし。日本での正式サービスが今から楽しみですよ。

2006年4月18日

Movable Type 3.2お勉強中

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Fresh Readerのためだけではせっかく借りたレンタルサーバーがもったいないと思いたって始めたMovable Typeのインストールですが、サーバーへのインストールとStyleCatcherでのデザイン変更以降、ちょいと作業が滞っておりました。


1つは「過去記事の移行で日本語名の記事がすべて同じファイル名になってしまう」という問題でしたが、これはMovable Typeガイドといえばみらの先生のMovable Type 導入手順にあります、「個別アーカイブのURLを旧バージョンのようにする」を設定し、エントリーのファイル名を番号順にすることで解決。どうもありがとうございました。ちなみにこれ、アーカイブフォルダを別設定するのと、MTをインストールしたフォルダにそのまま設定しちゃうのとどっちがメリットあるんでしょう。なんとなくファイル散らばるの美しくないかなと思ってアーカイブにはしてみましたが。


ここまではよかったんですが、一番大事なデザイン変更でここしばらく悩みまくり。CSSでデザインいじりたいんだけどどこをいじっていいかまったくわからない。あーでもないこーでもないとMT触ったりサイト検索したりしてたらやっと「Movable Type 4989」で答えを見つけましたよ。


MT3.2 デフォルト styles-site.css は base-weblog.css と theme.css が一纏めに構成されています。 StyleCatcher でテーマを適用するとこの一纏めのスタイルシートを base-weblog.css と theme.css に分けて作成されて、デフォルトの styles-site.css からインポートされます。

MovableType 3.2 日本語版 StyleCatcher plugin のインストール方法, in Templates, plugin, on Movable Type 4989
http://movabletype.yh.land.to/archives/2005/10/01/movabletype-stylecatcher-plugin/


なるほど、StyleCatcher使ったからCSSが分かれていたのか!


ということでFFFTPを使って「mt-static/themes/」から2つのCSSをダウンロード。一番設定したかった行間調整にやっと成功です。


次はブログツール。こっちはMTのテンプレートから「メインページ/index.html」を直接編集。同じサイドバーのデータをコピってリンク部分だけブログツールに置き換えて無事に完了です。やっぱ習うより慣れるって大事ですね。


あとやり残しているのは

・個別エントリページで表示するサイドバーの内容を決める
・今のデザインが2ペインだけど3ペインにしたい(する技術を覚えたい)
・引用した文章を違う色のテーブルで囲みたい(こういうの

あたりかな。あと欲を言うと一番新しいエントリだけアドセンス入れるとかもやってみたいですはい。このあたりはおいおい勉強ですかね。

これで2ゲームは引き離したかな。

2006年4月19日

FF12クリアで最後の感想

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※注意:激しくネタバレなのでクリアしてない人はお気を付け下さい。


 発売日に購入したファイナルファンタジーXII、略してFF12ですが、ようやくクリアいたしました。レベルは平均58で、プレイ総時間は50時間超えるくらいかな。

ファイナルファンタジーXII(特典無し)
スクウェア・エニックス (2006/03/16)

 今まで何回か書いたFF12の個人的感想は「ストーリーが凡庸」「システムはコンセプトがいいけどツメが甘い」というものでしたが、ストーリーに関しては後半かなりがんばった。特にアーシェが契約した辺りから今まで用意しておいた伏線がつながりはじめ、ラダスの正体やらアーシェの婚約者ラスラの謎とかが明らかになるあたりはベタドラマ好きとしては見事にツボ。


 もちろんはりっぱなしで放置された伏線も多々ありますが(なぜヴァンにラスラが見えたとか、フランとバルフレアの関係は? とか)、全部が全部つながらなくても大事な部分はきちんと片づいてたし、もしかしたらサブイベントで明らかになるのかもしれないしそこは目をつむります。惜しむらくはこのくらいのストーリーの山場を、もう少しシナリオの合間合間に細かく挟み込んで欲しかったけど、終わりよければ全てよしかなぁ。あれだけ薄かったキャラが最後にはみんな愛らしく見えたよ。パンネロもエンディングでヴァンとじゃれ合ってる姿が良かった。

 大灯台はすごい長いのに最後のバハムートは一瞬でボス戦というのはちょっと肩すかし。これなら大灯台の上にバハムートがある、って設定でもよかったんじゃないかなぁ。無駄かつ大仰すぎて感情移入できない敵の戦闘アニメーションを削ってでもダンジョン作っておいたほうが嬉しかったかも。大灯台は長いけどマップ自体は単調で攻略感があまりなかったし。


 自分の育ててたパーティーはヴァン・アーシェ、パンネロの3人でしたが、これは激しく後悔。ヴァンはマップ上で強制的に表示されるから気持ち的に外せないとしても、エンディングまで見終わってシナリオ考えるとバルフレアとバッシュのどっちかは入れておきたかった。バルフレアのいつもの口癖、最後に聞いた瞬間はもう涙しましたよ。ストーリー重視の人はぜひバルフレアに思いを込めて育てましょう。


と、ストーリーについては後半の評価が高くなったんですが、ゲームシステムは後半に進むに連れてどんどんひどくなったと思いました。そもそも攻撃魔法が弱すぎて使う気にならず、使う魔法は体力回復系か防御力高める支援系ばかり。召還獣やミストナックもMPゲージを1つ減らすにはしょぼすぎて、素直に攻撃したほうが強い。黒魔法なんて複数攻撃できるぐらいしかメリットないもんなぁ。今回、今までの召還獣がすべて地名や戦艦名になっていて、召還獣がまったく新しい名前だったのも魅力半減の一因か。


さらにライセンスや支援魔法がゲームバランスをぐでぐでにさせる。ライセンスで「ダメージくらうとMP回復」「ダメージ与えるとMP回復」をつけて体力回復させまくりながら攻撃してたら全然MPが減らない。さらに体力を2倍にできる魔法「バブル」、その効果をアイテムで付けられる「バブルチェーン」、消費MPを1/2にするアクセサリとか付けてると、よっぽど強力なモブでもない限り、ストーリー進行上はすごく楽に進めちゃう。せっかくガンビットという面白い仕組みなのに、全然活かせてないよなあと最後まで思いました。


ガンビットもHPやMPは10%刻みで設定できるほど細かいのに、装備の切り替えはガンビットでできないので、飛行系の敵は魔法を使うか手動で装備を切り替えるかしかない。普通の武器で飛行系にダメージを与えられる「遠隔攻撃」というライセンスもあるけど、それを取るには必要なライセンスが多すぎて後半まで手に入らないし。「飛行系ならこの武器」というガンビットが設定できて、さらにその武器を外した場合「ガンビット設定されてますよ」と通知してくれればだいぶ戦略広がったんですが。


 ガンビットが1つだけなのも痛い。レベル上げとストーリー進行とボス戦ではやっぱりガンビットの設定も変わるので、複数のガンビットを用意しておいて、十字キーとボタンの組み合わせで瞬時に切り替えられたらと思った。奇抜で面白いシステムだけど、遊ぶ人のことはあまり意識されてない開発者目線だなぁというのがクリアした後の感想です。


 総論としては「後半のストーリーはよかったけど、FFブランドじゃなかったら買わなかったかも」。戦闘システムはかなり面白いので、それを更に戦略的に楽しめるような改善に期待です。もし「FFXII-2」とか出すんなら、基本的なシステムはそのままにしてそういう細かいところの見直しをお願いしたい。


 あと、ムービーシーンストップも「スタート中に○」というのは間違えて押しちゃうので、「スタート中にL2」とか意識しないと押さないボタンにして欲しかった。おかげでエンディングを1つすっとばしちゃったよorz。その辺りにも気を配って欲しいなぁと思いました。

2006年4月24日

トラックバック掃除しました

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基本的には重複したもの以外放置しとこうと思ったんですが、せっかくうちの内容にきちんと触れてくれているトラックバックが埋もれるのは心苦しい。

ので、明らかにアフィリエイトでうちのブログと関係ないようなのはガツンと消しました。あしからず。

DMMの「ビデオiPod向けAVダウンロード配信」を試す【18禁】

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※注意:本件は非常にマジメなコンテンツですが、題材が題材だけに18禁な内容を含みますのでそちらに興味のない方はご遠慮くださいませ。

はじめて「続きを見る」で中身を隠してみるテスト。だけどフィードで読んでいる人にはまったく意味がない罠。

という前置きはさておき、AVダウンロード配信サービスの大手でありますDMMがiPod用のダウンロード配信を開始しました。

DMM アダルト : 単品ブロードバンド - ビデオiPod(何度もいってますが18禁です) http://www.dmm.co.jp/digital/videoi/


今までもDMMはコンテンツのダウンロード配信を行なっていますが、その形式はWindows Media。Windows Mediaならダウンロード後何日まで視聴できるとか細かくDRMが設定できるわけですが、iPod向けの配信ではそのあたりをどう設定しているのか。そもそもDRMを広く提供しているWindows Mediaと違い、アップルがiTunes Music Storeで採用しているFairPlayは外部提供されていませんから、このあたりの仕様も気になるところです。

というわけで気になったら論より証拠、ということで購入してみましたよ。

で、まずは会員登録が必要なわけですがここが1つの障壁。いくら大手とはいえクレジットカードを登録するのは気が引けるし、クレジットの決済システムがいくらしっかりしていても個人のPCからWinny経由で情報が流出する時代ですから、あまりこういうところに名前が残るのは芳しくない。

で、会員登録方法を調べてみると、どうやらクレジットカード以外にEdyやMobile Edy、銀行口座でもいけるみたい。銀行口座は前述の考えからしてそもそも意味がないですが、Edyならメールアドレス登録だけでOK。名前も入力の必要ありますが、それはログイン画面とかメールとかで呼びかけるだけなので必ずしも自分の名前でなくていいでしょう。Gmailでアカウント1つ作って適当な名前用意しておけばそれでOK。登録が終わるとメールアドレスにIDが送られてきますので、そのIDと自分で設定したパスワードを入力すれば終了です。

なお、Edy決済の場合は最低でも1,000円を預かり金として登録する必要がありますのでご注意を。さらにEdyへの入金はクレジットカードだと3,000円からですので、側にam/pmがある人は1,000円以上で適度な金額を入れておくといいでしょう。

あとはログイン後に好きなコンテンツをバスケットに入れて決済ボタンをポチっと押せば完了。ファイルの拡張子はMP4で、ビットレートは640kbps。全編まとめてダウンロードのほか、チャプターごと分割したファイルも用意されている気の配りようです。


Dmm


で、一番気になっていたDRMですが

DRMフリーでしたorz。


他のPCはおろかW-ZERO3でもノー認証で再生。さすが著作権から何から持っているビジネスモデルは違うなーと改めて痛感しました。ちなみにW-ZERO3だと処理が重すぎて画面止まってしまうので実用的!? ではないかも。

そうするとWindows Mediaの形式もDRMフリー? と気になるところですが、マニュアルを見ると

ダウンロード再生の場合

※初回再生時に著作権保護のためユーザーIDとパスワードを入力する必要があります。
詳細は作品詳細ページ右側にある「視聴前にお読みください」をクリックしてください。

※ダウンロードされました商品に関しては有効期限は存在しません。お客様のパソコンでのみ、いつまでも視聴可能です。

単品ブロードバンドご利用方法(重ね重ね18禁)
http://www.dmm.co.jp/digital/info_digishop.html/=/ch_navi=top/#step3


という記載があるのでやはりDRMかかってるんでしょう。iPod向け動画にも認証かけたいけどFairPlayは使えない。でもニーズはあるだろうし画質もショボいからDRMフリーでもいけるだろ、っていう考えなのかなと思いました。

このエントリ、ココログ的にはどうなんでしょうか。本人としては動画配信サービスの現状を知るための大事な調査ではあるんですが。でも@niftyも18歳未満アクセス禁止なんてページあるし、そもそもDMMも@nifty IDで使えるわけで、画像を載せる行為がなければええんかな? という気はしますが。

2006年4月27日

MT移行完了

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まだまだ荒削りですが一通りやったのでこっちで本格運用始めます。大変だけど自分でいじれるの楽しいし。

今回いじったのはまずモブログ対応(投稿のほうね)。本格的にツール入れるかASPですますか結構悩んだんですが、モブログ投稿するときってたいていが写真をアップする時なんで、それならFlickr経由で自動投稿してくれる機能使えばええじゃろと。

Flickr使うにはXML-RPCが必要で、マニュアル見るとウェブサーバーに LWP::UserAgent と SOAP::Lite がインストールされている必要がありますとあったんですが、普通にxmlrpc.cgiのパスをFlickrに設定したらOKでした。もうさくらインターネットには入っていたのかしらん。このあたり調査めんどいのでできちゃったからOK方向で先進めます。

お次はデザイン。3ペインに変更する技術は欲しいものの、やっぱり3ペインは見づらいので2ペインでいくことに。なのでココログから最低限のものだけ持ってきて情報を整理しました。BlogPeople Calendarとかも持ってきたいですが移行措置ができてないのでそれはまた改めて。

ココログと違ってMovable Typeだとエントリーページやカテゴリーページのデザイン変更できるので、エントリーページはMilano::Monologインスパイア踏襲してみました。エントリの下にGoogle AdsenseとDrk7jpによるAmazon広告表示。Drk7jpは導入ページに書いてある中継君JSも、このブログMilano::Monologの中の人に教わりながらインストール完了です。多謝!!

今後の課題はFlickrではないちゃんとしたモブログ用にmoblog.uva.ne.jpの設定と、あとはカテゴリページのデザインもこんな風にインスパイア踏襲したいですね。それはもうカリオストロのルパン並みの爽やかさでめざせ盗襲。

2006年4月28日

時代はRSSからATOMへ

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時代はRSSからATOMへ


Originally uploaded by kai3desu.



モブログテストも兼ねて。





RSSというおしぼり会社のトラックは都内で見かけた方は多いと思いますが、今日はATOMトラックを発見。しかも赤とシルバーのデザインもかなり似てますよ。

ストレス社会で戦うために

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ストレス社会で戦うために


Originally uploaded by kai3desu.



なっちのためという話も。

2006年4月29日

livedoor Reader × Fresh Reader ×Headline-Reader

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 ちょっと遅ればせながら高い評判を受けているlivedoor Readerの感想に加えて、やっとこさ落ち着きつつある私のRSSリーダー環境などつらつらと。

ライブドア、Ajaxやキーボードショートカット対応のWeb型RSSリーダー http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13666.html

 もうWeb上では高い評価受けまくりなのであえて言うこともないですが、Web型RSSリーダーとしてはもう最高峰ですね。少なくとも日本語環境ではあの英語直訳まるだしのBloglinesよりもはるかに使いやすいし、最初から更新ツールも備えている気配りの細やかさ。難点をいうならマニア向けすぎて一般ユーザーには直感的に使いづらいかなぁというのと(Ajaxバリバリでボタンがあまりないのでどこ押していいかわからない、とか)、フォルダごと表示できない、フィードは一括削除できるけどフォルダはそのまま残っちゃう、とか細かい機能面かな。ただ機能に関してはこれからいくらでも拡充していきそうな勢いがあるので期待できそうです。

 でも自分でつかうかというとちょいとパス。1つは自分の登録しているフィードがあまりにも多いので、最新のフィードを表示するだけでも数秒はかかってしまうこと。読み込んだ後の動作はサクサクだったんだけど、その数秒が結構きになったりするもので。

 最大の理由はフィードが公開されていること。ランキング機能を見ればわかるとおり、自分の登録したフィードはライブドアにデータとして蓄積されているわけです。だとすると自分だけで見たいフィードとかまでサーバーに登録されてしまう。要はGoogle CalendarとかGmailとかそういうフィードのことです。そうしたフィードは自分しか登録してないから登録数は1のままで決してランキングには現れないんだろうけど、やっぱり気分よくないしデータは自分で持っていたい。

 で、今はFresh ReaderとSleipnir向けHeadline-Readerを併用しています。最初はつかいわけが難しかったんですが、今はFresh Readerを複数PCの共用リーダーとして使っています。SleipnirのHeadline-Readerは複数PCの共有機能がないので、そのかわりとして自宅や携帯電話からはFresh Readerで情報を確認。会社に着いたらまずはFresh Readerの未読分を片付け、それが終わったらSleipnirに写るという流れです。

 Fresh Readerだとフィードごと全部一気に表示できるのも使い方によってはすごく便利で、Fresh ReaderにFlickr専用フォルダを作ってそこに知り合いのFlickrフィード蓄積しておくとすごく見やすい。同じように更新が非常に頻繁かつ画像が中心なブログ、たとえばしょこたんぶろぐとか小太郎ぶろぐなんかもFresh Readerだとすごく見やすいです。

 だったらFresh Reader1本でいけばいいという話もあるんですが、やはりフィードを記事ごと未読管理できるのは便利だし、何よりブラウザの横に常時表示されていると情報把握もしやすいんですね。タブを1つFresh Readerで固定しておいたとしても、やっぱり見るには画面切り替えないといけないので。

また、Sleipnir向けHeadline-ReaderにHTML抽出機能がついたのも理由の1つです。

Sleipnir向け「Headline-Reader」でRSS非対応サイトの更新確認が可能に http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13763.html
HTML抽出機能はRSS非対応サイトであってもリンク情報をRSSとして変換して通知してくれる機能で、Fresh ReaderにもMyRSSとして実装されている機能なんですが、MyRSSはWeb型なので、Fresh Readerがインストールされたサーバーからでないと情報を見に行けない。対するSleipnirはクライアント型だから、自分がアクセスできるサイトであればどこでも情報を取れる。この機能はHeadline-Readerに搭載されていて、これ使ってイントラネットの情報確認していたのでSleipnir版にも搭載されたのは非常にありがたいのです。

ただ、私は今までSleipnirをいろいろ変わった使い方していたので、今回の最新プラグイン入れたらブラウザが起動しなくなるという悲しい事態が。最初からインストールしなおしたらきちんと立ち上がりましたが、今度は以前の設定ファイルを上書きするとまた起動しなくなる。今までは「Setting」ファイルの上書きで行けたのになぁ。ただ、自分の環境はあまりにもフツーではなかったので一般の人は問題なくアップデートできると思いますが、こういうときに備えてSleipnirの設定だけ書き出せる機能とかあるとよかったよなぁと思いました。ただいまジェスチャー設定をイチからやり直しであります。

2006年4月30日

GyaOはまだまだこれから

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こんな記事を目にしたのでちょいと私見をば。

Sankei Web 経済 「ギャオ」モデル、軌道に乗らず USEN中間決算(04/21 20:38) http://www.sankei.co.jp/news/060421/kei103.htm

 しかし、台所事情は苦しい。視聴者を集めるために、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の主催試合の動画配信を始めるなど、有力なコンテンツを増やしたことで調達費用は大幅に増加。自らスタジオを設けて独自ニュースやドラマ制作も手がけるなど自社制作比率を2割まで拡大した結果、制作費が重くのしかかっている。

Cookieを使ったPCごとの利用登録を「会員数」と呼び、あたかも利用登録数がユーザー数かのように見せるなどあまりやり方が美しいとは言えないGyaOですが、細かいとこはいろいろあれ方向性自体はそんなに悪くないと思います。収益性どうこうとかいうけど、開始1年であれだけコンテンツ揃えまくってたらそりゃ赤字になるのは当たり前で、そこをぐだぐだ言うのはナンセンス。毎年毎年黒字にするなんて発想ではYahoo! BBは作れませんよ。費やした費用に対してこれだけの“利用登録者数”とネームブランド身につけたことを考えれば、現状では十分でしょう。

コンテンツの内容を見ても独占配信のエウレカセブンも作品として当たったし、トランスフォーマートかクリーミィマミとかブライガーとか、ネットユーザーが好きそうなアニメ系をまずはきっちり抑えている。逆にプロダクションIG狙いでBLOOD+囲い込んだソニーグループはイマイチだったりして、こういうコンテンツの揃え方はかなりセンスあると思います。

あと気になるのがこの部分。

ギャオの広告単価はテレビの地上波放送の10分の1以下と安いうえ、テレビのように視聴率と連動しておらず、広告主から「効果が見えにくい」との声も出ている。

広告主からそういう声がある、というのは現実にあるとしても、テレビの視聴率ってそんなにすごいか? そもそも限られた世帯だけのデータだし、テレビ付けっぱなしにしていても視聴率になっちゃうし、録画した番組のカウントとか、録画してCM早送りしたらどうなんのよとか、あまりにデータとしてざっくばらんすぎる。すごいのはテレビを見ているユーザー数だけであって、仕組みとしてはあまり誉められたもんじゃないと思います。

で、圧倒的に数では負けるGyaOを含むネットサービスですが、そのかわり見た人のデータは最初の利用登録を使えば確実に把握できます。テレビだったら世帯ごとだから、一体家族の誰が見ているのかもわからないけどネットならそれができる。とりあえず視聴率高いから出しとけCMもいいですが、たとえばアニメ好きにこそ出してメリットのあるCMと、そしてその効果がきちんと把握できるという点では広告システムとしてはるかに視聴率よりいいと思いますよ。しかも動画CMは早送りできない仕様であり、その時間に他のことしていても音は聞こえるわけだし。CMのたびに毎回CMを見えない・聞こえないようにする手間考えると、そりゃそのまま見ちゃったほうが早いよね。

 利用登録者情報がウソだったらどうするとかいうつっこみはなしの方向で。ユーザがそこまでやるメリットもあまりないし、そもそもそういう誤差の数値はどんな調査だって入るわけだし。

「PCで動画なんかみないよ」なんてのも半分は正しいと思いますが、Windows XP MCEのメディアオンライン展開を見ていると、最終的な出口がテレビになるのは時間の問題。ネットはPCだけのものじゃなくて家電全般でもどんどん使われるべきだし、そのときにコンテンツ持っているのは大きいとおもうな。そのうちHDDレコーダとかと連携して、「GyaOに会員登録してたら一定期間HDD保存しておいてテレビで見られる」とかいうサービス出てきたらこれはキラーな気がしますよ。

ただ、今のGyaOにはすごくネットの良さが足りなくて、単にテレビをネットに持ってきましたみたいなのがもったいない。ネットなんてクチコミパワーが大きいので、配信の期間制限あるのは承知の上で番組ごとページ作ってブログとかでどんどんリンクしてもらうとか、アフィリエイトで動画リンクしてもらうとか、指定したキーワードが含まれる番組を通知してあげる機能用意するとか、はてなブックマークみたいな評価システムいれるとか、そういう努力するともっともっと伸びる素地はあるとおもう。

ネットレイティングスによれば、海外サイトなのにYouTubeは日本サイトと比べても相当のPVを誇っているそうです。

「YouTube」日本から212万人が訪問、平均利用時間は米ユーザーを上回る http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13741.html

日本でプロモーションしているわけでもなく、一般のメディアでもほとんど扱われていないのにここまで使われているというのはやはりネットユーザーの力が強いわけで。もちろんネットユーザーだけの閉じられたコンテンツにしたくないという気持ちもわかりますが、今は使えるものはどんどん使っていったほうがいいと思いますし、せっかく無料で見られることがウリなので、そういうロングテールなメリットもどんどん使っていって欲しいと思いました。

ちょこっとカスタマイズ

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アクセス解析やTrack Feedのようなブログツールは、よく考えたらエントリー個別ページにつけなきゃ意味ないじゃん! ということでエントリーのサイドバーにも表示。メインページとエントリページのHTMLをそれぞれダウンロードし、メインページのHTMLをベースに該当部分をエントリページから貼り付けてアップロードするという、CSSもひったくれもないやり方で更新しました。だってイチから読み解くにはdivタグばっかで目が疲れるんですもの。

サイドバーはブログツールとそこそこ使いそうなリンク以外は削除してみましたが、最初はなぜかエキサイトネームカードが表示されない事態が発生。原因はTOPページのURLの下に「archives」が着いているためだったので、エキサイトネームカードの設定に「http://blogging.from.tv/blog/archives」を追加してクリアです。

しかしMTに手を出すと他人のカスタマイズが気になりますね。MTベースのブログを見るとついついデザインやブロブパーツをチェックしちゃう今日この頃です。

リニューアル

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Graphite Spin


Originally uploaded by kai3desu.



テニスラケットのガットを久々に張り替えてみましたよ。これで対戦準備は万端なり。

意外と知らないFlickrの仕様と活用法

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モブログ用途に活用しているFlickrですが、ココログからMovable Typeへ移行したことでより活用度が増してきました。なのでこのあたりでいったんFlickrの仕様を見直してみることに。

きっかけはこれまたいつもと同じくMilano::Monologにあった無料版は200枚までというコメント。

Milano::Monolog: flickrをお金を払わず使っているのですが http://rebecca.ac/milano/mt/archives/001365.html


自分は「1ヶ月のアップロードは20MBまで、容量は無制限」という理解だったので、200枚制限されると嫌だなぁとおもってちょっと調べてみました。

で、FlickrのFAQを見ると、どうやら200枚というのは「ストリームで表示される枚数が最新200枚」ということで、枚数制限ではないみたい。300枚アップロードしていたら、最新の200枚だけが自分のプロフィールページで公開できるってことのようです。

Compare that to what you get with a Free Account:(無料アカウントとの比較)

* 20 MB monthly upload limit(毎月20MBのアップロード制限)
* 3 photosets(フォトセットは3つまで)
* Photostream views limited to the 200 most recent images(フォトストリームは最新200枚まで表示)
* Storage of smaller (resized) images(画像サイズは小さく保存)

Can I pay to keep more of my photos on Flickr?
http://www.flickr.com/help/limits/


200枚より前の写真は一切公開できないのかというとそうではなくて、ストリームに表示されないだけでブログに貼り付けたものとかはそのまま表示OK。自分で画像がどこにあるかわかっていればそれを友達に通知することもできるし、200枚も最新画像見せてくれたら十分かな。

Your photos are NOT removed from Flickr, only from the list of your photos. If you have blogged a photo and it no longer appears in your list, it will still appear on your blog, and the photo's Flickr page will still work just fine.

(アップロードした画像はFlickrから削除されるわけではなく、あくまで写真リストから削除されるだけ。もしブログにアップロードした写真がリストになくなっても、ブログにはそのまま表示されるし、写真もそのまま残りますよ)※超テキトー訳

I have a free account. Some of my photos aren't showing up. Why?
http://www.flickr.com/help/limits/


と、容量制限はこれでわかったものの、次に気になっちゃったのが無料版の「Storage of smaller (resized) images」というフレーズ。Flickrってすべての画像をオリジナルサイズで保存できるとおもってたけどこれも違うの?

で、これまたFAQをチェックしたらその答えがありました。

We do resize your photos to more web-friendly dimensions. Each image has a 75x75 pixel thumbnail, a 120 px, a 240 px, a 500 px and a 1024 px version (that's the length of the longest side), as well as your original file.

(写真はWeb閲覧に適度な画像にリサイズします。そのサイズは75×75のサムネイルのほか、長辺が120、240、500、1024のいずれかで、オリジナルサイズも保存します。)

※中略

If you have a free account, no-one (including you) can access your original file.

(無料アカウントの場合は、自分自身も含めてオリジナルファイルにはアクセスできません = てことはオリジナルファイルそのものは保存されている)

If you have a pro account, your original files are available for download.

(プロアカウントにすればオリジナルファイルがダウンロードできるようになります = 保存されているオリジナルファイルはプロにすればいつでも使える)

※重ね重ね超適当訳です。

Can I access my original images?
http://www.flickr.com/help/photos/


つまり、どんな大きさの画像でも保存されることはされるし、元々1024ピクセル以下の画像なら無料アカウントでもオリジナルサイズで見られるということのよう。自分の場合大きくても1024ピクセルでしか撮影しないので、この制限も無問題ですよ。

FlickrのFAQはいろんなことが書いてあって読んでるだけでもなかなかおもしろい。たとえばメール投稿も、今までは指定アドレスにフツーに送るだけでしたが、アドレスや本文いじるだけで公開設定やタグ付けも可能なのです。

公開設定の場合、自分用の投稿アドレスの@の前に「+xxxxx」と入れれば設定可能。以下がマニュアルの例です。「foo13bar」っていうのは投稿アドレスの例ね。

Let's say your magic email address was foo13bar@photos.flickr.com. Then you could use:

foo13bar+friends@photos.flickr.com - 「フレンド」設定だけ見える

foo13bar+family@photos.flickr.com - 「家族」設定だけ見える

foo13bar+ff@photos.flickr.com - 「フレンド」「家族」設定だけ見える

foo13bar+private@photos.flickr.com - 自分だけ見える

How do I set privacy levels on my photos?
http://www.flickr.com/help/photos/


タグをつける場合は、「tags:xxxx」を本文か件名のどちらかに挿入すればOK。本文に挿入する場合は必ず改行の先頭にいれるようにします。

How can I add tags to photos I upload by email or my phone?
http://www.flickr.com/help/photos/


さらに携帯電話用アクセスページがあったのも知りませんでした。URLは「http://flickr.com/mob/」。ここから画像アップロードもできるので結構便利に使えそう。ただ、WX310Kのフルブラウザではアクセスできましたが、普通の携帯電話から見られるかはわかりません。

自分は愛用しているけど意外と知られていない、Flickrへメール投稿すると同時にブログのエントリーも投稿できる機能も一応ご紹介。XML-RPCなどのAPIに対応したブログである必要がありますが、Movable Typeベースのブログだったら問題なく使えます。このあたりは自分のアカウントでログインしたあと、「Uploading by email」から設定してみてくださいな。

トラックバックできーん!

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なんだかトラックバックしようとすると

トラックバックは失敗しました: HTTP error: 403 Throttled

と表示されて失敗する。ちゃんと相手先のリンクも入れてるんだけどなぁ。何かデータおかしいのかしら。

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