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2006年5月 1日

マイケル・ジャクソンよもやま話

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 あんまりネットでマイケルネタには触れない方向性だったのですが、R30さんとこの80年代洋楽のお勧めPV一気読みを読んだら火がついてしまいました。

自分が洋楽ハマったのは90年代からだけど、その頃は80年代から90年代のPVがものすごい好きですごい勢いで見てたなぁ。毎週テレビ神奈川の「Billboard TOP 40」を見ていて、年末に放送されるTOP 100では上位のランキングを1人で予想するとか暗いことやってた。懐かしすぎて恥ずかしい思い出ですよ。

その中でも洋楽を含めて音楽というものに目覚めさせてくれた人がマイケル・ジャクソンなわけですが、世間ではやはり整形とか肌の色とか少年虐待疑惑とかゴシップ系のネタがあふれまくっているので、ここはひとつ自分の記憶の中から、アーティストとしてのマイケルに関する小ネタをつれづれなるままに書きなぐってみたいと思います。

ちなみにこれらの知識は洋楽聴きまくってた90年代のものが中心で、当時のテレビやマイケル関連書籍から得たもの。今は状況が違うかもしれないし、書籍に書いてあったことすべてが真実とも限らないので、これは違うという点があったらご指摘いただければ幸いです。


・世界で一番売れたアルバムはマイケル・ジャクソンの「Thriller」だが、世界で2番目に売れたアルバムもマイケルの「BAD」だった

この記録はもう抜かれてるかもしれませんね。ただ、自分がハマってた90年代当時はそうだったと認識してます。ちなみに米国内の売上1位もThrillerでしたが、再結成ブームによってイーグルスに抜かれました。米国内ランキングが現在どうなっているかも今はデータなしです。

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Bad
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リンクは輸入版ですがデジタルリマスタリングなのでこっち張りました


・マイケル・ジャクソンの代名詞でもあるムーンウォークは、実はマイケルが考えたものではない

関連書籍やインタビューの中で、とある少年が踊っていた振り付けをインスパイアしたと本人が述べています。ムーンウォークとして知られている技はもともと「バックスライド」と言い、ムーンウォークという技はまた別にあったらしい。

さらにムーンウォークというと前に動いているように見せながら後ろに移動する技が代表的ですが、マイケルはその後、その場で回転するムーンウォークや横に移動するムーンウォークなども生み出しています。


・チャリティーソング「We Are The World」の曲を作ったのはライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン

しかも曲のほとんどはマイケルが作ったといわれています。歌とダンスのイメージが強いマイケルですが、実はソングライティング能力も卓越しており、ほぼ自作曲で占められたBADからは5作のNo.1を生み出しました(うち1曲は自身の曲ではないですが)。ただ、セルフプロデュースゆえに昔の良さが失われたという声があるのもまた事実。


We Are The World: U.S.A For Africa
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もうCDは絶版かな?


・全米のオリコン的存在とも言えるBillboardで初登場1位を初めて獲得したのもマイケル

ここはかなり記憶ベースなので話半分でよろしく。それまでNo.1の最短記録はビートルズの「Can't Buy Me Love」の2週だったのが、マイケルが95年にリリースしたシングル「You Are Not Alone」で初登場1位を獲得しました。(余談ですがこのYou Are Not AloneのPVはマイケルの作品群の中で最悪のデキです)

ただ、悲しいことに翌週にはクーリオが「GANGSTA'S PARADISE」で初登場1位、その次の週にはマライア・キャリーが「FANTASY」で初登場1位を獲得するなど、マイケルは単なる1週天下に終わりました。さらにこの前には、ジャネット・ジャクソンとの競演で話題を呼んだ「SCREAM」で初登場5位という登場週での歴代最高位に輝きながら、これまた翌週に初登場5位の座を奪われるというなんともついてない展開になっております。ちなみに2曲とも「HIStory」に収録です。

HIStory: Past, Present and Future, Book I
Michael Jackson
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2枚組で1枚がベスト、もう1枚がニューアルバム

・「All I Wanna Do」でブレイクしたシェリル・クロウは昔マイケルのライブのバックボーカル

BADツアーではバックボーカルしてました。マイケルのデュエット曲「I Just Can't Stop Loving You」ではライブでデュエットしてます。その後一回アルコール依存症になりながらAll I Wanna Doでブレイクしたシェリルは、All I Wanna Do自体が酒飲みながら収録してたと告白したとか。


・ビリー・ジーンは実在する

といっても歌とはあまり関係ないですが。往年の名テニスプレーヤーです。
ジーン・キング,B - テニス365 | tennis365.net : 選手名鑑
http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00135

曲が発表になった際、このテニスプレーヤーが曲のモデルかと噂されたものの、マイケルに当てられたファンレターがきっかけになったと本人は説明。ちなみにビリー・ジーンはマイケルの自作曲です。


立ったままその場で斜めになるPV「Smooth Criminal」のシーンは、ライブ映像でもそのまま再現される

Smooth Criminal自体、映画「MOONWALKER」の一場面を切り出したものですが、これはライブで見たとき本当に感動しました。どうやっているかというと、靴の裏に穴が開いていて、そこに棒を差し込んだ後に背筋の力だけで前に倒れるらしい。マイケル好きを自称する(ファンからは賛否両論ありますが)湯川れい子によれば「並みの背筋力ではできない」とのこと。

ちなみにマイケルのライブ映像は長いこと作品化されませんでしたが、CD4枚組のベスト+DVDのボックスセット「アルティメット・コレクション」では、ブカレストで行なわれたDANGEROUSツアーの模様が始めてDVD化されました。この中で見られる斜めシーンは必見。CDには未発表曲も多く収録されており、J5時代からの軌跡がまとめられているので1つ持っておいてもいいかもですよ。


アルティメット・コレクション
マイケル・ジャクソン ジャクソン5
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ディズニーランドで上映されていた「キャプテンEO」は半永久的!? に作品化されない

20代後半より上なら一度は見たことあるとおもわれるキャプテンEOですが、著作権をディズニーとマイケル、ソニーがそれぞれ持っており、方向性の違いから作品化される可能性が極めて低いんだとか。個人的にはマイケルの映像作品の中でTOP3に入るべき快作であり、Thriller以降BAD以前という一番マイケルの(顔が)いい時期に作られた作品でもあるので、なんとかDVD化されることを期待したい。なお、キャプテンEOのダンスで使われている「We Are Here To Change The World」は、前述のアルティメットコレクションで初めてCD化されました。思いっきり映像からの切り出しっぽくて楽曲クオリティは低いけど曲そのもののできはすばらしいです。


・マイケルはビートルズの著作権のほとんどを持っている

最近マイケルがお金に困って売却するという報道があったのでこれは知名度高いかも。関連書籍によればこの権利が売りに出された際、マイケルがポール・マッカートニーに「売ってるから僕買っちゃうよ」と電話したら「好きにすれば」との返事だったのでほんとに買っちゃったらポールが激怒してそれ以来仲が悪い、ということになってますが真実のほどは知りません。


かなり勢いで書いたんでタブロイドレベルのネタも多いかも。間違いや最新状況などご存知の方はどどんと突っ込んでください。なお、マイケルのPVはほぼ公式サイトで見られますので興味ある方はそちらもどうぞ。

Michael Jackson
http://www.michaeljackson.com/


あと、少年性的疑惑についてもちょいとコメント。その真実は当事者でないと知らないし、もしやってたらそれは明らかな罪だと思いますが、彼の育ちを考えるとちょっと同情するところも。親父はDVでことあるごとにムチや鉄拳でしばかれ、時には空砲ながら銃を突きつけられたこともあるというマイケル兄弟。しかもジャクソン5時代にアイドル人気絶頂だったマイケルの兄たちは、当時10代前半のマイケルが寝てるホテルの部屋に女の子連れ込んであーだこーだしていたらしく。幼少期から今までスーパースターとして生活し続け、そんな家庭環境で育った彼だけに、そういうことが起きても不思議ではないよなぁと思います。もちろんほんとにやってたらダメなんですけどね。

2006年5月 8日

今クールドラマ評

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今クールのドラマもあらかた見終わり、見続けるか切り捨てるかだいぶ整理できてきました。

今のところ気に入ってるドラマはこの3つ。

・弁護士のくず
http://www.tbs.co.jp/b-kuzu/

・プリマダム
http://www.ntv.co.jp/prima/

・クロサギ
http://www.tbs.co.jp/kuro-sagi/


弁護士のくずは、今回一番お気に入りかも。とことんぶっ壊れた豊川悦司の演技がいいし、伊藤英明も結構好きな俳優だし。プリマダムは黒木瞳が平凡な主婦からいつしかバレエの練習に、ってあたりの描き方が結構自然体でいい流れ。黒木瞳が変に背伸びしてなくて、ほんとにどこにでもいる主婦を頑張って描いている気がした。

クロサギは山下くんの演技力にかなり疑問を抱いてましたが、ストーリーが結構面白いのでまー演技力はいいかーという感じ。サギ師って疑われてんのにわざわざ警察の前に行くかフツーとかツッコミどころは満載だけど、だまし騙されの展開がよい。あと市川由衣がかわいい。

期待しててだめだったのはトップキャスターとアテンションプリーズ。トップキャスターは矢田亜希子の立ち位置がすごく無理矢理っぽくて、矢田亜希子なしで天海祐希メインでやってほしかった。アテンションプリーズは相武紗季見たさだったけど、それ以上にドラマが暑苦しくてもうギブアップ。

ブス恋も面白そうかなーと思ったけど、やっぱり感情移入できない。森三中の村上がどうこうという問題ではなくて、ブスに惚れていくための心理描写みたいのがなくて共感できないんだよねぇ。唯一気になるのは舞台になっているラーメン屋、あれ新人研修時代に通ってたラーメン屋でロケしてるなぁということくらいか。

7人の女弁護士はキャラが多い割に個性が薄くて逆効果。釈由美子の決めゼリフもあまりに裁判モノとしてリアリティがなさ過ぎて冷めます。あと、7人の女弁護士にお金使いすぎてゲストがしょぼい気がしました。

感情移入できなさでいうと医龍もそうで、あんなにいちいち体制につっかかってたらやってられんて。同じアウトロー系でも弁護士のくずは共感できるけど医龍はマンガチックすぎる。そして坂口憲二の演技力のなさが共感できなさ加減に更なる効果を与えてくれているわけですが。

てるてるあしたは福田麻由子見たさでしたが、本人が幽霊役という時点でもうショボーン。ギャルサーは設定のぶっとびさに期待してたけど、中身がフツーすぎてせっかくの設定が逆にドラマをしょぼくさせてる感じがします。藤木直人は結構スキなんだけどねぇ。演技力はないけどねぇ。

富豪刑事デラックスは可も無く不可もなく、さらさらっと見られる感じ。初回と第2回が前後半になっていてちょっと困りましたが、こないだは1話完結だったからそのスタイルで続けて欲しいな。おいしいプロポーズは始まったばかり(といっても数週経ってますが)なのでまだ見てないので評価保留、といった感じです。

2006年5月11日

HGラーメン

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HGラーメン


Originally uploaded by kai3desu.



日清、フォー!


……ちょっと言って見たかっただけとです!

Google Desktop 4の気になるgadgetつまみぐい

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 Google Desktopもとうとう4の時代に。このままFF並みに番号続いていくんでしょうかという余談はともかく、期待通りGoogle Calendarとの連携が来ましたよ!

100種類もの“ガジェット”を用意した「Google Desktop 4」ベータ版
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/05/11/11931.html


gdgadget.jpg
日本語版は追って公開のようですが、とりあえずGoogle Calendarとの連携が見たかったので日本語版をアンインストールして乗り換え実施。で、gadgetページ見てたらほかにもいろいろ面白そうなあったのでたくさん使ってみましたよ。

まずは最も気になったGoogle Calendarのガジェットですが、IDとパスワードを入力しておくとカレンダーと共に今日のスケジュールやイベント作成ボタン、ブラウザでのカレンダー表示機能などが利用できます。ガジェットなんで画面スペースがないのは承知の上ですが、スケジュール入っている日は色が変わるとか、週や日の切り替え表示とかあると嬉しいなぁ。ぜいたくかなあ。

Google Calendar
http://desktop.google.com/plugins/i/gdcalendar.html


ついでにGoogle Calendarに登録された今日のイベントを一覧表示する「Goocal」なんてのも。まぁこれはGoogle Calendar入れておけばあんまり意味がない気もしますが、今日のスケジュールだけでカレンダーは表示しなくていい、って人向けかな。

Goocal
http://desktop.google.com/plugins/i/goocal.html


定番のRSSリーダーもありました。ただ、フィード更新の反映はちょっと遅めかな。フォルダ管理とかもできないみたいなので、今後の高機能版に期待かも。

gdRSS Reader
http://desktop.google.com/plugins/i/rssreader.html


面白かったのが「MSN Plugin」で、Google DesktopにMSNメッセンジャーのメンバリストを表示できます。ただ、できるのはメンバリストの表示だけなので、実際にメッセージ送るにはMSNメッセンジャーを呼び出しますし、当然のことながらMSNメッセンジャーがオンじゃないと使えません。とはいえDesktopからすぐに呼び出せるってのは便利かも。名前がアルファベット順で強制表示なので、これを使用頻度の高い順に並び替えられたら便利度が増しそう。

MSN Plugin
http://desktop.google.com/plugins/i/msnplugin.html


MSNプラグインと同じ要領で、iTunesを立ち上げておいて使うのが「gdTunes」。1つのプレイリストに限り早送りや一時停止といった操作が可能です。Podcasting聞いてて突然電話がきた! なんて時の一時停止に便利かも。アルバムアートの表示もOKです。

gdTunes
http://desktop.google.com/plugins/i/gdtunes.html


笑ったのがはてなブックマークを表示できる「Hatena Bookmark Plugin」。ちょwwwまだ英語版なのにwwwという気がしますが日本人にはいいですね。もちろんDel.icio.usやDiggもありますよ。

Hatena Bookmark Plugin
http://desktop.google.com/plugins/i/hatena.html

Del.icio.us Bookmarks
http://desktop.google.com/plugins/i/delicious.html

Digg's Top Stories
http://desktop.google.com/plugins/i/diggstopstories.html


S.M.A.R.T.対応のHDDの健康度を調査できる「HDDlife」プラグインも。S.M.A.R.T.というのはHDDの自己診断機能で、これをつかってHDDの寿命を測定できます。ただ、S.M.A.R.T.自体は多くのパラメータ持ってるんですが、HDDlifeは無料だけに温度しか見てないみたい? このあたり仕様細かくわかってないので詳しい人いたら教えて下さい。

HDDlife plug-in for Google Desktop
http://desktop.google.com/plugins/i/hddlife.html


あとは定番っぽいのをさっくりとリンク。まずはPCシャットダウンですがデザインのお好みでドゾー。

gdShutdown
http://desktop.google.com/plugins/i/gdshutdown.html

gdShutdown2
http://desktop.google.com/plugins/i/gdshutdown2.html


上記記事でも紹介されているお天気情報です

Weather Globe
http://desktop.google.com/plugins/i/terrarium.html


タイマー系。普通のタイマーとラーメンタイマー。意外とラーメンタイマーのほうが重宝するかも。

Timer
http://desktop.google.com/plugins/i/timer.html

Noodle Timer
http://desktop.google.com/plugins/i/noodletimer.html


電卓。でもキー入力できないのでちょっと不便。

Calculator
http://desktop.google.com/plugins/i/calculator.html


アサマシエイターにはたまらないAdsenseプラグイン。でも情報量少ないので利便性は低そう。

Adsense Status
http://desktop.google.com/plugins/i/adsensestatus.html


Google以外の開発者もgadget作れるらしいので、日本語版リリースが楽しみですね。livedoor Readerとかあったら楽しそうですよ。ただ、Google Desktop使うには大容量メモリと大画面モニターが欠かせないのが難点ではありますが。

今まで常駐アプリといえば画面右下のタスクバーが基本でしたが、今後はもしかしたらGoogle Desktopが常駐の場所になるかもしれませんね。ユーザーが限られているからそれほどまでにはならなそうですが、面白い可能性ひめてるなぁと思いました。

2006年5月15日

次世代ゲーム機感想まとめ

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E3を受けて、次世代機の情報が一通り明らかになりましたので遅ればせながら感想など。

 まずは仕様やら発売日やら値段やら一番ちゃんと情報を出してきたPS3。高いとか高いとか、あと高いとかはもう飽きるほどネタになってるのでいいとして、買うならやっぱり上位機種でしょうね。次世代HDMIと無線LANとカードリーダーと+40GBのHDDで100ドル差は安すぎです。この値段でお金出し惜しみしても意味ないですしね。

 ただ、今までずっとコンセプトデザインだったコントローラの正式公開はちょっとしょんぼりでした。最初のデザインは「ほんとにこんなのだったらやだな」とは思いつつ、今までにないコンセプトで来るのかなとワクワクしてたら結局いつものデザイン。傾きやら位置把握やらの機能は、任天堂がGBAの頃から実現しているだけにそれほど新しくないし、伏兵のように発表されたWiiのコントローラスピーカとか考えるとあまりに平凡な進化かな。正直「ゲーム機」としての魅力はあまり感じられないし、「ゲーム機としては今までの延長線上」くらいにしか考えてないのかなあと思ってしまいました。

 そのぶん「ゲーム以外の何か」を期待したいところですし、SCEIとしても「ゲーム機ではない」という説明も見られますが、ではゲーム機ではないことの具体例は、というのが今ひとつ見えてこない。スゴ録との連携とか、ロケーションフリーサーバーになるとか、シナリオはいくらでも考えられそうだけど、それをSCEIの口から聞ききたいですね。まぁ、発売日はまだ先なので情報を出すタイミングを待っているのかもしれませんが。

 PSPも最初は家電ライクな特徴がいまいち見えませんでしたが、Portable TVやロケーションフリー対応で面白くなってきました。今後もPSP向けゲームネット配信やGPSやら楽しそうな機能がてんこ盛り。このビジョンが発売日周辺でもっと明確に出せていたら、ニンテンドーDSとの差ももう少し縮まっていたんじゃないかなぁと思うだけに、PS3ももう少し明確なコンセプトの提供を待ってます。

 で、大して新しい情報を出していないのに一番話題をかっさらっていったRevolutionことWii。見せ方のうまさはPS3と比べて格段に上でしたね。東京ゲームショウのコントローラ公開でおぼろげながら見せた新しいゲームのスタイルに対して、すごくうまく具体的なビジョンを示してきたなと思います。

 伏兵ながらリモコン内蔵のスピーカーもユニーク。DSでも「大合奏バンドブラザーズ」みたいにそれぞれが音を出すことが新しい面白さにつながるソフトありましたし、デモでも行なわれてたテニスの打球音とかもいい感じ。

 1つ気になるのがリモコンコントローラの操作性。例えばデモが行なわれたテニスですが、あれ実力差とかどうなるんだろう。通常のコントローラだったらスピンをかけたければこのボタンと十字キーの押した時間、とか使い分けられますが、あの操作法だとスピンのような腕の動きが必要なのか、そしてその腕の動かし方で微妙にスピンが変わるんだろうか。そこまでの操作の細かさがないとすると単なるピンポンゲームになっちゃって、実力を熱くぶつけ合う対戦ゲームとしては面白くない可能性も。任天堂がどのような趣向を凝らしているのかちょっと注目です。

 気になる価格ですが、無難にいくと24,800円ですがあえて19,800円で2万円切ってくるんじゃないかと予想。PSPとニンテンドーDSの時も、20,000円くらいという予想を裏切ってはるかに低価格で発売し、PSPとの価格差を浮き彫りにして見せただけに、そういう強気の価格設定が今回もあるかも。ちなみにゲームキューブは25,000円でした。

 すでに発売済みなことに加えて日本市場では一時期ゲームキューブより売れてなかったXbox 360ですが、Live Anywhereの構想はなかなか面白そう。ただ、VistaからXbox Live使えちゃったら専用機の意味なくね? と寂しい気がするところもありますが……。日本では未定ですが携帯電話、そして噂だけ先行しているMSの携帯ゲーム機までLive Anywhereが展開できればかなり面白くなりそう。

 3台の市場シェアでいうとPS3は大きく落としそうな予感。PS2の頃は普及が始まりつつあったDVDのプレーヤーとして魅力があったし、PSの頃もカートリッジやサードパーティーにこだわり高価格&ソフト数が少なくなっていった任天堂のスキをうまくつけた気がしますが、今回のBDは普及まったくしてないし、ビデオからDVDへの進化に比べて「画面がキレイ」なだけで意外に利便性が上がらない。スーパーファミコン全盛の頃、だれもPSの成功なんて思い描けなかったし、同様に日本の音楽市場がウォークマンからiPodへ流れてしまったのも想像が付かなかった。対する任天堂が大きな注目集めているだけに、PS3が首位陥落する可能性は大きいと思います。

 ただ、今のところ救いなのはFF13というキラータイトルが発表されていることかな。そして「ゲーム機以外の何か」をきちんと見せつつ、決して6万円オーバーの値段が高くないというところをいかに見せられるか。とはいえ予想以上に価格の壁は大きいと思うので、マニアが一通り買ってしまった後の普及ペースはそうとう厳しそうな気がします。

 任天堂も、Wiiが注目されてはいるものの一般ユーザーはまだその存在をまったく知らない状態。据え置き機は携帯ゲームほど気楽に帰るものではないし、なんだかんだいってもPSブランドは強いので、クリスマスプレゼントにさらりと変える低価格は大事だと思います。

 あとはいかにライトゲーマーを集めるか。PSが勢力を集めた時も、鍵は「パラッパラッパー」みたいなゲームでライトゲーマーを獲得したという理由は大きいと思いますし、ニンテンドーDSも子供や高年齢層を捕まえてビッグヒットに。そういう点からは、リモコンを使って頭を鍛えるソフトとか、ちょっとした運動ができるソフト、料理ゲームとか一般層受けするタイトルを出しつつ、すでに大きな市場を築いたニンテンドーDSと連携するとこんなに楽しいよ、というところが見えてくれば、PSのシェアをかなり喰えるのでは。

 Xbox 360は、ねぇ……。Xbox Liveのコンセプトはすごく魅力でしたがそれはもうPS3でもWiiでもやってくるし、PCとの連動って意味でも「ゲーム機ではない」PS3がいろいろやってきそうだし……。そもそもXboxって、世界に通用するタイトルが存在しないのが辛い。HaloがどんなにうけてもFPSは日本市場ではそこまで受け入れられないので。

 ただ、1年早くでているだけに開発陣がこなれてきていいゲームを開発できる可能性も。PS3の前にどれだけ面白そうなゲームをアピールできるかに期待。ただ、日本発のキラーソフトがRPGばかりなので、今出ているタイトルだけでは厳しそうかな……

2006年5月17日

ラッテとマカロン

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動作テストですよ。

RSSアイコン2.0ぷちHack

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RSSの説明ページを自動で作ってくれるサイドフィードのRSSアイコン2.0、さっそく設置してみました。“主要”RSSリーダーの登録ボタンもついているし、クライアント型RSSリーダーならドラッグ&ドロップで登録できるし、AtomとRSS好きなほうを選べるのもいいですね。

で、せっかくなんで他のRSSもこのページに追加できないかな? と思ってちょいといじってみました。まずはFlickrのRSSを取得し、メインページのHTMLに

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="Flickr" href="http://www.flickr.com/services/feeds/photos_public.gne?id=62454257@N00&format=rss_200" />

と埋め込む。それからRSSアイコン2.0でページを作成すると、見事FlickrのRSSが追加されましたよ。パチパチパチ。

RSSアイコン2.0にFlickrのRSSを追加

しかも予想外の効果というか、説明ページのTOPにアイコンが表示されました。どうやらFlickrのアイコンに設定している画像をそのまま持ってきてくれたようです。詳しい仕様はようわからんですがこりゃ便利ですたい。

同じようにはてなブックマークのRSSも設置しようかなと思ったんですがこっちはうまく反映されませんでした。はてなのRSSって、他にもちょこちょこ登録できなかったりすることがあるので仕様が違うのかな? やり方わかる人いたらぜひ教えて下さいませ。

そういえばMOTHER3

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 発売日当日に購入しながらあまり触れてなかったのでここらで感想など。

MOTHER3
MOTHER3
posted with amazlet on 06.05.17
任天堂 (2006/04/20)

 現在7章の中盤で、パーティーも4人になりゲームシステムは一通り体感したところでしょうか。あくまで今のところですが、正直1や2にはかなわないというかだいぶ落ちるという印象です。

 第1章はとんでもないストーリー展開で「この先どうなる!!」と興味津々だったんですが、2章以降は割と普通の展開。むしろよくわからないうちに進む先を勝手に決められている感じでなんだか一本道です。キャラクターも最初に6人名前を付けさせられるのですが、そのうち使うキャラはほんのわずかで、むしろ2章、3章で名前付けるキャラクターがオムニバスの主人公になったりするので、最初の名前付けの意義がなんだか薄いような……。

 MOTHERシリーズでは1が一番好きというか好きなRPG5本指に入るくらい気に入ってますが、1はRPGからファンタジーっぽさを排した世界観と、お金稼ぎが遠くから見守っているパパが銀行に振り込むとか、モンスターも倒すのではなく正気に帰らせるだけとか、動物園や電車といった等身大の世界ながらどことなく異空間な雰囲気がすごくよかった。特に最後のボスを倒す時の仕組みとかはもう涙涙だった遠い記憶があります。

 そういう世界観みたいなのが今回の3にはいまいち感じられませんでした。よくわからないままに強制的にシナリオが進行していってそれについていくだけという、ほんとにいわゆるRPGっぽいつくり。それはそれで1つのあり方なんだけど、MOTHERシリーズを期待していた人にはちょっと違うかな。

 今までMOTHERの主人公は自分を投影できるキャラクターだったのに、今回はオムニバスでキャラがころころ変わるのもハマれない要因かも。戦闘バランスもいまいちで、新章に突入するととりあえずレベル上げが必要なのもちょっと困った。せめて第1章くらいはレベル上げなしで進ませてくれても……。

 とはいえ、「エンディングまで泣くんじゃない」のMOTHERですから、今後明らかになるストーリーには期待したいところ。特にRPGはクリアしないと本当の感想はわかりませんから、通勤時間を利用して黙々と進めたいと思います。

 でも25日にはニュースーパーマリオブラザーズが出るんだよねえ。発売日買いするのでそれまでにはなんとかクリアしておきたい。

2006年5月18日

Googleはまりまくり生活

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 こないだ入れたGoogle Desktop。今まではデスクトップ検索なんて使わないのですぐオフにしてましたが、gadgetのおかげでかなり重要なポジションになってきました。

 今入れているのはGoogle Calendarと、Gmailの通知ツール、MSNメッセンジャープラグイン、HDDlifeプラグインの4つ。中でも一番いいのがGoogle Calendarです。Google Calendarの場合、スケジュール直前の指定した時間にポップアップで通知してくれる機能があるんですが、それはブラウザでGoogle Calendarを開いておかないといけない。メール通知もあるんですが、そのタイミングでメール見るかどうかもわからないですし。

 そこでGoogle Calendarプラグインを入れておけば、ブラウザ表示と同じ扱いでポップアップされます。PCで作業中のちょっとした予定にはすごく便利。たとえばヤフオクの締め切りとかチケットのオンライン予約の申し込みとか、数分単位で設定してポップアップ通知してくれます。

gdg.jpg

 残念なのがこのポップアップ通知、メインのカレンダーじゃないと細かくカスタマイズできないこと。とはいえカレンダー共通の通知時間は設定できるので使えることは使えるんですが。正式版はカレンダーごと通知時間変えたいな。お出かけのカレンダーとPC作業のカレンダーではやはり通知して欲しい時間も違うと思うので。

 Gmail通知は内容がそのまま表示されるのがちょっと恥ずかしいですが、目立つものはすぐ削除できるし、クライアントで削除してもWebのメールは残っているので問題なし。Gmailを結構メインに使っている人は便利だと思います。

gdg2.jpg
プラグインだけでメールチェックOK

 MSNは登録メンバー数も多く、業務で一番使っているIMソフトですが、いつも使う時はタスクトレイのアイコンをダブルクリックして画面を開き、さらにメンバーを選んで、というのがちょっと手間だった。画面の横に常にオンラインのリストがあるだけですごく使いやすくなります。ただ、前にも書いた通り好きに並び替えできないのでそのあたり改善されると嬉しいですが。

HDDlifeは気休め程度に入れているだけなのでそこまで必要でないかな。スペースが余ったから入れているという感じですが、こういうアプリがサイドバーに入れられるという新鮮さが楽しいかも。

 メールはGmail、カレンダーはGoogle Calendar、そしてGoogle Desktopと着実にGoogle率が高まっている私。こないだ始まったGoogle Notebookもすごく使いたいんですが、メインブラウザがSleipnirなんで使えないんですよね。だれかGoogle Notebookのブックマークレット作ってくれないかしら。LunascapeとSleipnirユーザーにはすごく喜ばれそうなんですけど。

Googleがあまりに面白いアプリを作るので、「米国だけでなく日本からも面白いものを」「1社にデータ取られるのは不安」とかいう声もちらほら聞かれますが、個人的にはあまり気にならない。大好きなマンガ「加治隆介の議」に「肌の色が同じだから仲良くするというのは、逆の人種差別ですよ」という言葉がありますが、国策で攻めこまれているならともかく1企業がいいもの出しているのに国は関係ないと思うのです。

1つの会社がデータを集めて、というのも、それだけのものを作るという成果あってのことだし、ネットだから怖いように見えてリアルでは結構個人情報なんて集約されて簡単に裏の世界で流通しているわけで。こないだもマンション見に行ったとき、資産を見てもらうために会社のデータ書いたら速攻で会社に電話かかってきたよ。大手不動産なのにこんなもんかと痛感しました。

 もちろん1つの会社が巨大になりすぎて市場を圧倒的に支配する、というのはよくないので競合が生まれるべきだとは思いますが、「あそこにデータ全部もっていかれるのは不安」というだけの根拠のない不安だけが理由ならば、「インターネットなんだか怖い」と言ってるテレビ局やら既存メディアとあんまり変わらないのかな、と誤解を恐れず言うならば感じるところです。

2006年5月19日

ピンポーン

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モブログテストも兼ねてエントリー。

今日の戦績は2勝2敗。はじめの1時間を男2人で打ちまくってたらすごいレベルあがりましたよ。おかげで後半は集中力がきれてミス連発の結果2連敗してしまいましたが。もう少し精神力鍛えないとあかんな。

卓球は右手、テニスは左手という変わった利き手のためにテニス練習しても卓球にいかせないのも残念。テニスうまい人は大抵卓球もうまかったりするんだけどねえ。左でシェイクの練習もしたいな。


2006年5月20日

moblog.uva.ne.jp導入

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先日のテスト投稿でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、モブログ用にmoblog.uva.ne.jpを導入してみました。Flickrでもいいんですが、ちょっとブログへ投稿した時のデザインがいまいちだったり、ブログ向けに投稿した文章がすべてFlickrにも反映されたりとちょっと使いづらい。あくまでFlickr経由でブログ投稿できるだけで、モブログメインで使うには厳しいですね。

というわけで導入したmoblog.uva.ne.jpですが、実際に導入するまで使い方を勘違いしてました。サイトを見るといろんな人の画像がアップされているので、Flickrみたいにこのサイトにアップした画像をブログに表示できる、という仕組みかと思ってました。そうではなくてMTの指定フォルダにアップロードできるんですね。moblog.uva.ne.jpサイトでの画像も非表示にできるし。

設置方法は神様のページに詳しいのでこれ読めばほぼ完璧ですが、Movable Typeのバージョンが2.6以降とちょっと古いので多少読み替える必要あり。具体的にはセキュリティのために複数アカウントを作った方がいい、という部分ですが、Movable Type 3.2ではXML-RPC用のパスワードが別に用意されているのでそっちを使います。これ忘れてて設定に少し時間かかっちゃった。

それ以外はマニュアルが充実しているので特に問題はなしかと。指定したフォルダに携帯電話からの画像をアップロードした上でエントリーを投稿できるし、指定したカテゴリも付けられます。自分はモブログ専用フォルダを作り、カテゴリにもモブログを用意しました。余計なリンクもなく思い通りに投稿できるので便利便利。これから愛用させて頂きます。

ついでにブログの指定日公開機能も設定。最初はCRON設定したのにうまくいかないなーと悩んでたんですが、アクセス権が755になってなかったのが原因でした。さくらインターネットな人は下記リンクが参考になると思いますよ。



Movable Type : レンタルサーバーさくらインターネットを使いこなす 中級HP作成講座
http://midilin.sakura.ne.jp/sakura/archives/030_movabletype/index.html


というわけで、feedpath使ってエントリーしてみました。

  generated by feedpath

L'Arc-en-Ciel

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トリプル投稿に挑戦。 きれいな虹が出ましたよ。 

2006年5月23日

mixiミュージックに馳せる夢

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についてのエントリを長々と夜中に書いていたら、テキストエディタだけがCPU使用率100%で動かなくなるという悲劇が勃発。悲しいけど要点だけもう一回書いてみますよ。なお、実現可能性は抜きにしてドラえもん並に「あんなこといいな できたらいいな」と言っているだけなのでその点はご了承ください。

まずサービス自体はLast.fmであり音ログであってそこまで目新しいものではないけど、日本で最もアクティブなユーザーを抱えるmixiで始まったのが大きい。あと、内に閉じていたmixiニュースと違って身近で汎用的なコンテンツでもある音楽を、ソフトインストール以外はユーザーに意識させないという間口の広さと敷居の低さがいいなと思いました。

ただ、日本ではPCで音楽を聞く環境はそれほどないので、ハードウェアとの連携も欲しい。幸いiPodはPCにつないで使うものだから、iPodの再生回数やお気に入り度をまとめて取り込んだらよりユーザーが聞いている楽曲に近づくのでは。

mixiミュージックと同じことはソニーもプレイログでやっているので、ソニーが許すかは別問題としてもATRACやSonicStageでも同じことはできる。後はマスストレージ型だけど、これはmixi stationにMP3ファイルをドラッグ&ドロップで登録してアップロードする機能があればとりあえず救済措置に。欲を言えば携帯電話とつないで着うたフルのデータも欲しいな。レーベルも高い金で着うた売るだけじゃなくてこういうビジネス考えればいいのにね。

話を元に戻すと、ハード連携ができるならそのままオンラインでプレイリストを使えるジュークボックスサービスになっちゃってもいい。ついでに音楽配信やECも手掛けて、友達のお勧めプレイリストをそのまま購入してiPodに転送とか、mixiランキングの楽曲を配信とか。これはiTMSもやってるサービスだけど、サービスでやるよりコミュニティでやった方が効果も利便性も高いと思います。

アップルはiPod、iTunes、iTMSというハード、ソフト、サービスの連携を実現したけれど、この連携はどれもアップル内でしか動かないものであり、気づかないうちに少しづつ囲まれていっている。理想論かつ夢物語ではありますが、mixiミュージックのような立ち位置なら、アップルの連携をもっとオープンな形で実現しつつ、コミュニティの楽しさという第4の柱をできんかなと妄想した次第です。

あと本題からずれるんですが、今回の開発にグルコースが参加していたのもうれしいポイント。グルコースの考えていることって結構面白くて好きなんですが、社名を冠したRSSリーダーがあるだけにそっちメインになっちゃうのかなと思ってました。今回のソフトが出たことで、RSSリーダー以外にも積極的かつオープンにやっていき姿勢が感じられた訳で、グルコースの今後の展開にも期待です。

みたいなことを人徳力さんより先に書こうと思ったんだけどなあ。きっと今日はmixiミュージックについて書いているんだろうなと思うので。

※追記:外れました

2006年5月26日

ニュースーパーマリオブラザーズ購入

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マリオ世代にはたまらない久々の新作。ここのところFF12やらMOTHER3やらとRPGばかりやってましたが、もともとアクションゲームが好きなので期待して待ってました。


買ってみてびっくり。パッケージが黄色ですよ。今までDSのパッケージはみんな黒に統一されたのに結構凝ってますマリオ。

ニュースーパーマリオブラザーズ


でも箱をあけたらカートリッジは黒だった。ここまで黄色かったらすごいなと思ったんですけどね。ファミコン時代はカートリッジいろいろな色や形合って楽しかったんだけどコスト的に大変なのかしら。

ニュースーパーマリオブラザーズ パッケージオープン

ゲームは今までの2Dマリオの総まとめという感じ。ステージの作りは1をベースとしていて、1-1が地上、1-2が地下になってたり、最後のゴールが旗になっていてお城に入ると花火が上がったりと、プレイしていて懐かしさがこみ上げてきます。

しかしゲームノシステム自体は3のようにマップを進める方式になっていて、亀の甲羅も持ち上げられるしパンチで裏返る金網があったりコクッパが中ボスだったりとかなり3のシステムに近い。マリオもファイアーマリオだけじゃなくカメマリオやちびマリオがあったり、変身要素も楽しめますよ。ちなみにCMでおなじみでっかいマリオは、要は無敵マリオということでした。

もともとマリオシリーズが好きだったから新作をプレイしているだけで楽しいし、変にタッチパネルを無理して使わないシステムも好印象。ハードが進化して3D表示やらビジュアルが美しくなったりしているけれど、ゲームの面白さって見た目じゃないよなということを思わせる逸品です。まだ始めたてだけどとりあえずワールド1はクリアして現在ワールド2に。2が砂漠ステージなあたりもマリオ3っぽいね。隠しステージもいろいろあるみたいなのでしばらく楽しめそうですよ。

そういやMOTHER3クリアしたのに感想書いてないな……。順番飛ばしちゃった……。

2006年5月27日

「ニンテンドーアミューズメントパーク」ってどうだろう

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Nintendo Amusement Parkを読んで。

マリオをリアルで再現するアミューズメントパーク、というネタですが、これみて本当に任天堂がアミューズメントパーク作らないかなあ、と妄想してみた。もちろん対抗はディズニーランドで。

ディズニーランドはミッキーやミニー、ドナルドだけでなくいろいろなキャラクターがいますが、任天堂だってマリオシリーズ、ピカチュウシリーズを筆頭にゼルダやカービィ、サムス・アランなどキャラクターは揃ってます。任天堂キャラクター総登場のパレードとか面白そう。

もちろんアトラクションはゲームを見立てたもので、マリオカートやマリオブラザーズ、メトロイド、ゼルダなどを実際に体感できるような仕組み。ディズニーランドって雰囲気は凝ってるんだけど、実はゲームの作りこみって結構あまいのよね。バズ・ライトイヤーのアストロブラスターなんか、ダックハントのほうがよっぽど面白いと思う。そういうゲームの作りこみは任天堂ならではのところなので。

で、ただアトラクション作るだけでは面白くない。かの名作「美味しんぼ」では、先代が無くなった後を継いだ2代目に「同じくらい美味しいてんぷらを作っただけではだめだ。何かプラスアルファで超えるんだ」と言い放ち、結果としておいしい漬物を作ることで天ぷらを引き立たせるという策にでましたが、それと同じことで、ディズニーランドと同じクオリティのアトラクション作ってもそれじゃディズニーは超えられない。

なのでやってほしいのはゲームの連動。エリア内でDSを使ってコンテンツをダウンロードしたり、Wiiリモコンでアトラクション遊んだり。育てたポケモンデータ使ってアトラクション遊べるとか、気軽に楽しめるといいね。料金もディズニーみたいにどーんと何千円も取るんじゃなく、無料で楽しめるエリアとかもあるといいな。

実際問題、金と土地さえあれば本気でディズニー超えられそうなんだけどなあ。こんなことができるのも自らコンテンツを充実させてきた任天堂ならではで、この面に関してはXboxもPSもドリームキャストもPCエンジンもかなわない部分だと思うので。

あのキャプテンEOも。YouTubeで見られるマイケル・ジャクソン秘蔵コンテンツ

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きっかけはこのエントリーでした。

ウルトラセブン第12話 「遊星より愛をこめて 」がYouTubeで見られる時代
http://blog.livedoor.jp/insighter/archives/50625963.html

はー、あの欠番の12話すらYoutubeにあるのねえ、と関心しつつ、それじゃ他の非公開映像コンテンツはどうなってるのかな? と思って調べたのが「キャプテンEO」。

そしたらビンゴ! しかも17分のフルバージョン! おそらく10分制限の前に登録されたのでありましょう。

Thriller以降Bad前という、エネルギー的にも顔の整い的にもベストと思われるこの時期の最高傑作の1つ。制作総指揮がジョージ・ルーカス、監督がフランシス・コッポラという映画好きにはたまらんキャストも当時のマイケルパワーの偉大さを思わせる逸品です。

Michael Jackson-CAPTAIN EO (full movie)
http://www.youtube.com/watch?v=ZFThn8SK47M

で、他にもマイケル関連の秘蔵映像を検索してみたらあるわあるわ。ここからはかなり趣味の領域に入りますので、興味のある方は「続きを読む」でお楽しみ下さい。

まずはこちらの名曲から。

USA for AFRICA - We Are The World
http://www.youtube.com/watch?v=LDRcglpALR4

日本で知名度の高い洋楽の中でもトップクラスではないかと思われるこの曲。80年代好きにはたまらない豪華なメンバーです。個人的にはホールが目立ってるのにオーツが群衆の1人というアンバランスさがツボ。

Michael Jackson Performance During The Superbowl
http://www.youtube.com/watch?v=YmShFN-KGEU

93年のスーパーボウルハーフタイム。オープニングのマイケル登場シーンが最高なのにそこが切れているのは残念です。パフォーマンスクオリティ的にはそこまで高い方じゃないけどまあ話題作ということで。

Michael Jackson Solo with N'Sync
http://www.youtube.com/watch?v=YBSWV2vsfSw&search=michael%20jackson%20%20mtv

MTVでN'Syncがかっこいいパフォーマンスしてたのに、最後においしいところをマイケルがかっさらうという流れ。ちなみにN'Syncはマイケルチルドレンとでもいうべきマイケル大好きっ子揃いです。てかマイケルチルドレンて表現危ないな(汗

Another Part Of Me
http://www.youtube.com/watch?v=3UfPjOZpdQI

これはかなりマニアック。みずから「ショートフィルム」と呼ぶマイケルのビデオクリップですが、基本的に音源はCDベースで、PVもミュージカル的に凝ったものが多い。だけどこのAnother Part Of Meだけはマイケルのライブ映像そのままで音源もライブ。でもBadツアーで油が乗りまくってる頃のマイケルなので、下手なつくりのPVよりよっぽど魅了的。オタとしては実は三本指に入るくらい好きなPVなのです。

YouTube - Final Fantasy "Thriller" parody
http://www.youtube.com/watch?v=o7Jt14nz82M

これはちょっとおまけ。映画「ファイナルファンタジー」のキャラクターがThrillerのダンスを真似するというCGです。

The Way You Make Me Feel
http://www.youtube.com/watch?v=qNWmIa4bbKo

グラミー賞でのパフォーマンス。この模様はマイケルのではないですがDVD収録されているのでマニアな方はDVD購入もご検討あれ。私はもちろん持ってますよ。

グラミー賞グレイテスト・ヒッツ! VOL.1
イーストウエスト・ジャパン (2001/12/19)
売り上げランキング: 32,180

MTV Music Award-1994 with risa
http://www.youtube.com/watch?v=aWerGZqujWA

リサ・マリー・プレスリーとの不仲説が流れていた最中に2人でMTVアワードに登場。でも結局この2人は……。マイケルとプレスリーの血を受け継いだ子供、なんてちょっと見てみたかった気もしますが。

Michael Jackson 80's Pepsi
http://www.youtube.com/watch?v=gCd7H5yUlc8

Thrillerの歌詞をペプシ用に作り変えた特別バージョン。あのマイケルがわざわざペプシのために曲作ってるんですよ、すごい時代もあったもんだ。

Michael Jackson Pepsi Commercial from the "Bad" era
http://www.youtube.com/watch?v=qlo-OaIzqaI

こちらはペプシCMのBadバージョン。もちろん歌詞はペプシ専用です。カラオケで歌ったらかっこいいよきっと。誰もわかってくれないと思うけど。

Michael Jackson Pepsi ad (Pepsiboy)
http://www.youtube.com/watch?v=hTocdgmfyEA

上の曲のCMバージョン。

Michael Jackson Moonwalker (SEGA)
http://www.youtube.com/watch?v=QKhOaDHKrP0

メガドライブ最高の迷作「MOONWALKER」のCM。何度見ても最高の迷作ですよ。


あとはマイケルのライブ映像をちらほらと。この中でDANGEROUSツアーはアルティメット・コレクションでDVD化されていますのでそちらをお買い求めいただけるとありがたい次第です。

Michael Jackson bad tour tokyo
http://www.youtube.com/results?search=michael+jackson++bad+tour+tokyo+1987&search_type=search_videos


Michael Jackson HIStory tour Munich
http://www.youtube.com/results?search=michael+jackson++history+tour+Munich&search_type=search_videos


Michael Jackson DANGEROUS tour
http://www.youtube.com/results?search=michael+jackson++dangerous+tour&search_type=search_videos


アルティメット・コレクション
マイケル・ジャクソン ジャクソン5
Sony Music Direct (2004/12/15)
売り上げランキング: 6,566

しかしYouTubeはユーザーとしては面白いけどビジネスとしては微妙だなあ。結局のところ「著作権無視しまくったコンテンツ」が見られるところが売りであって限り無く黒に近いグレーサービス。このままいくら大きくなってもやっぱり壁はあるよなあ。もう少しユーザーがアップロードした動画を楽しむという本来の目的でビジネスが進んでいくといいけど。

2006年5月28日

ニューマリオが相当おもしろい

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FF12で敵にバサバサ殺され、レベル上げしなければ先へ進めなくなって面倒になったとき、「もう昔みたいに難しいゲームにはハマれないのかな」とか年のせいにしていたけど、マリオをやったらそれは違うことが判明しました。

正直難しいです、マリオ。最初こそ「いきなりダッシュするとクリボーにぶつかる」という先達の教訓もあってノーミスでひょいひょいクリアしてましたが、ワールド2あたりからそうもいかなくなった。実機残10ペースを維持しつつ何度も死にまくりながら少しづつ進めてます。

でもね、その難しさがイヤではなくて、ああ「ここがだめだった」とか理由が自分でわかる。敵の配置も絶妙で、ダッシュで適当プレイしてると見事にひっかかるところにいるんですよ。説得力のある難しさって実にやりこめるなあと思いました。

一応補足すると、難しいといってもファミコン世代であればこのくらい普通なはず。2ボタンてこともあってマリオ3と同じくらいかな。レリクス暗黒要塞に比べたらヌルゲーもいいとこ。

ただ、どうぶつの森や脳トレあたりでDSに入った人にはちと厳しそう。楽しそうな松嶋菜々子に騙されると痛い目見ますよ。あれ絶対自力でウツボまで行ってないって。

ヘルシアウォーターを、飲んでみたー(ウルルン)

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うまいのまずいのと巷で話題のヘルシアウォーター、ついに入手ですよ兄さん!

花王 ヘルシア ヘルシアウォーター
http://www.kao.co.jp/healthya/water/index.html


解説しておくと、ヘルシアとは花王が発売する飲料シリーズブランド。カテキン540mgを含んだ緑茶がダイエットに効く! という評判で飛ぶように売れた伝説のドリンクです。ちなみに同じくらいの量のカテキンを緑茶で摂取しても効果は同じらしいですが、540mgものカテキンを含んだお茶は苦くてとても飲めたもんじゃない、ということらしい。といってカテキン緑茶自体もそうとう苦いんだけどね。

 カテキン緑茶発売当初は毎日のように摂取していた私。これ確かに効果あります。カテキン緑茶飲みだしてから数カ月、たいした運動もしていないというのに1kg以上体重が落ちた実績あり。ただしFAQに

「Q」
飲むのをやめるとどうなるの?

「A」
継続飲用し、体脂肪に効果を実感した場合でも、飲用を中止すると、元に戻る場合があります。毎日続けて飲んでいただくこととあわせて、食生活をはじめとした生活全般を見直すことが大切です。

花王 ヘルシア ヘルシア緑茶 Q&A
http://www.kao.co.jp/healthya/ryokutya/q_a/q02.html#003


とある通り、飲むのやめたら体重があっという間に元に戻りました。1本の値段がお高めのこともあり、体もダイエットできるけどお財布もスリムになっちゃうよね、ということで泣く泣くあきらめた経緯があります。

そんなヘルシアが烏龍茶を経てとうとうスポーツドリンク界に参戦。しかもうまいまずいがかなりわかれる味らしい。意見わかれる系のシロモノは大好きなだけにコンビニで見つけて即効購入いたしました。

060528_1323~001


で、一口飲んですべてを理解。おれいまヘルシアウォーターがわかった。

これね、今までにヘルシア慣れしているかどうかですべてが決まるんだな。ヘルシア緑茶も最初はすごい苦くて「これ毎日飲むのか!」と辟易してたんだけど、いつの間にか苦味がうまさに変わってきて、「むしろお茶っぽくておいしい!」と味覚が変化して飲み続けられるようになってました。そういうヘルシアヘビーユーザーからすると、今回のヘルシアウォーターは苦味がほとんどなくて、まさに「ごくごく飲める」状態。

だけどヘルシアをそこまで飲んでない人には、最後の苦味は衝撃だよなあとも同時に思うわけで。スポーツドリンクに苦味っていう概念が今までにないものなので、むしろ苦いという味をそもそも持っているヘルシア緑茶のほうが自然かもしれんね。

まあ、ヘルシアウォーターのほうがヘルシア緑茶より飲みやすいことは事実だし、お値段は189円とちょい高めながらヘルシア緑茶が350mlなのに対してこっちは500mlなのでオトク度もあり。つか、150mlも多かったらそりゃ苦くなくて当たり前なんじゃ……。

MOTHER3クリア後の感想

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ニュースーパーマリオブラザーズ略してニュースーマリさらに略してニューマリに夢中になってMOTHERクリアしたのに感想ぜんぜん書いてませんでした。でもMOTHER大好きっ子として言いたいことはたくさんあるんですが、それにはネタバレ全開の必要があるのでクリアしていない人だけでなく1、2をやってなくてこれから遊ぼうという人も読まない人がいいと思います。クリアした人でゲームの感想わかちあいたいという方は「続きを読む」をご選択くださいませ。

MOTHER3
MOTHER3
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任天堂 (2006/04/20)
売り上げランキング: 5,759

最初に思ったのが「MOTHERは1で終わりにすべきだったのかなあ」ということ。1のラスボスとそれを倒す仕組みはとても秀逸でした。何をやってもまったく攻撃が効かないラスボスギーグ。ひたすら体力を回復してその場をしのぐうちにウィンドウに現れる「うたう」コマンド。そしてそれまで集めてきた8つの音符が意味をなしはじめると同時に、ゲームの最初の頃に登録したきり忘れていたはずのプレイヤーの名前が呼びかけられる。キャラクターに自分を投影するのがお決まりのRPGにおいて、ゲーム慣れしていない糸井さんだからこその思い切った仕組みに感動したものです。

スーパーファミコンの2は1に比べてグラフィックも向上したおかげでいろいろ新しい仕組みもできたけれど、1をやった人はどうしても「何か仕掛けがあるよね」と身構えてしまう。それに対して「自分の体を失う」という展開はおどろきではあったけど、ちょっと変化球というか、「読まれているからその裏を」みたいな設定がいなめないのであります。

で、本題の3はというと、最後のボスは予想通り自分の兄。しかも敵として始めて現れたときからもうバレバレの設定だし、戦闘シーンでも攻撃できないようになっている。ひたすら体力を回復しているとなんかシナリオが勝手に進んでいって、勝手に兄が改心して終わってしまう。あのMOTHER3シリーズにしてはあまりにも仕組みが単純すぎていて、感動するところがシナリオにしかないのが寂しくありました。

キャラクターの描き方ももう1つというか、オムニバスのせいか全体的に個性があまり感じられない。兄に関しては最後に死んでしまうわけですが、死ななければならないという描写が欲しかったな。ダース・ベイダーみたいに機械仕掛けの体になっていて、体はボロボロなんだけど主人公には昔の兄の姿がダブって見える、とか。それもまたベタだとは思うけど、仮面とったら普通の兄のグラフィックなのに、なぜ死ななきゃいけないのか、というところに説得力が感じられなかった。

一番もったいないと思ったのはヨクバさまの描き方。結局ヨクバさまはマジプシーの中で唯一裏切った1人であり、それはヨクバを倒した後、最後のマジプシーの部屋に転がるバナナの皮とペットの言葉からわかるわけですが、これまで重ねてきたヨクバとの戦いの中にもうすこし「ヨクバがマジプシーだった」という伏線があってよかったんじゃないか。最初から決まっていた設定ではあるだろうけど、ボス攻略直前になって「あ、ヨクバだったんだ」という一瞬の驚きで終わってしまうにはあまりにもったいないくらい人間味があっていいキャラだったと思うですよ、ヨクバさまは。

2から続くボスのポーキーはなかなかよかった。あれだけこどもっぽい像やロボットを見せておいて、実はものすごい年を取ってしまっているという裏切り。これこそ伏線だよなあと思うし、ある意味で2からのユーザーは「またポーキーか」と思ったらこんなになっちゃってる! という2作品連続の伏線だし。ただこれも最後が「外に出られません」で終わっちゃうのがもったいない。なんだか全体的に練りこみが足りなくて、開発時間厳しかったのかなーとか思っちゃいました。

ただ、第1章に関してはすごいシナリオでした。もう激褒め。母親が死ぬだけでなく、せっかくボス戦を終えたと思ったら崖の下に倒れているのわが子が見えるという流れがもう悲しみ超特急ですよ。悲しすぎるけれどついつい引き込まれるいいシナリオでした。それが目立つだけにあとが単調になっているのが余計にうきあがってみえるんだよなあ。

文句だらけではありますが、1つのゲームとしてみたときには悪くないと思います。戦闘バランスはやや偏っているけどセーブもこまめにできるし、最初にちょこっとレベルアップしておけばさほど問題はないし、「たたかう」一辺倒じゃ勝てなくて魔法も組み合わせないといけないようにもなってるし。

ただ、自分がMOTHERに感動したのはRPGとしてではなく、ゲームという枠組みを使いながらもゲームを超えた感動を与えてくれた仕掛けそのものなんです。その精神というのが回を重ねるごとに普通になっていて、糸井さんがどんどんゲームを作ることに慣れてしまったのかなとも思います。開発が遅れに遅れて一度は中止に追い込まれたのも、あれだけの感動作を一度作ってしまったがゆえの苦悩というのが大きかったのかな。

ちなみに今回のMOTHER3ですが、開発中になる前は「キマイラの森」「豚王の最期」というサブタイトルがついていました。クリアしてみると確かにタイトルその通りなんですが、このシナリオって開発前から変わらないものだったのか、それともGBAで作るときに新しく立て直してるんだけど、キマイラや豚王を出して帳尻合わせているのかどっちなんだろう。たしか開発中止になる前は画像が何点か出ていたと思うんだけど、それ見てみたいなあ。

と思ってたらサイトがあったよ。キャラクターも一緒だし、シナリオはまったく一緒だったのかなあ。

MOTHER 3 豚王の最期
http://www.nintendo.co.jp/n10/spacew99/sokuho/28/soft/mother3/

2006年5月30日

コピーはできてもペーストできなくなる事象

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要はCtrl + Cで貼り付けができなくなるという事象ですが。

とりあえずキャッシュをすべて消してセーフモードで立ち上げたら直りました。

また同じ事象が発生した時用の自分メモ。前も1回あった気がするので。


引用に色付け設定完了

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前からやりたかった blockquote引用での色付けだけど、Googleさまがこんなサイトに出会わせてくれました。

スキン編集...引用枠 <blockquote> の作り方
ブログを始めて半年、少しずつスキンの編集に手を出しています。 最近、複数の方に、「引用枠の作り方」を質問されましたので、 できるだけわかりやすく説明してみようと思います☆

さて、この枠ですが、「引用」を表す「blockquote」の定義をCSSに加えるだけなのです。


紐育日記
http://snowny.exblog.jp/


これは大変ありがたいと即効設定に追加。背景色だけ自分のブログに合うようにいれかえてスタイルシートに貼り付けたら簡単に設定できました。貼り付けたCSSはStylecatcher使っているので「theme-blue_crush.css」ですよ、と備忘録代わりにメモ。

これでブログに設定したい機能は一通り終わってしまった予感。あとは中身の充実ですかね。

Yahoo!ポッドキャスト開始で思うPodcastのあり方

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あの天下のYahoo! JAPANまでもがPodcasting参入ですよ! SNSといいブログ検索といい最近のYahoo!はいわゆるCGM系になかなか熱心ですなあ。

ブラウザ上で再生できるPodcastingポータル「Yahoo!ポッドキャスト」
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/13974.html


Podcastingって本当に盛り上がってんの? という疑問はあれども、こういう有名かつ大きなサービス事業者が参入するということは大きな影響がありますね。これでPodcastingが盛り上がるといいけど。

で、さっそくYahoo!ポッドキャストを使ってみたわけですが、その仕様はいろいろ考えさせられるところがありました。

Yahoo!ポッドキャストは、PodcastポータルでもありPodcastリーダーでもある。Yahoo!ポッドキャストに登録されたコンテンツをダウンロードするには、まずはYahoo! IDでサービスにログインしてから登録ボタンを押さなければいけません。そうすると自分の専用ページの中に番組が登録され、ブラウザベースでも聞ける、という仕様です。

フィード取得時には自動でYahoo!ポッドキャスト登録


もちろんPodcastという名前なのでiTunesに登録できますが、それにはファイルをダウンロードしたあとでそのファイルをiTunesにドラッグ&ドロップしなければいけない、と少々めんどい手続き。普通だったらiTunes登録用のボタンとか用意してあるんですけどね。そしてPodcastポータル先駆者であるPodcasting Juice謹製の「Podcast Juke」にはフィードを登録することもできませんでした。

この仕様を見る限り、本当はYahoo!の中だけでPodcastを完結させたいんだろうな、という気持ちが伝わってきます。だけど現状Podcastの主要クライアントであるiTunesを無視することはできないし、それできなかったらそもそも“Pod”castでもない。あのめんどくさい登録方法はその苦渋の選択の結果ではないかと。

逆にiTunesはというと、iTMSで配信されているPodcastは、少なくともiTMS専用の場合はそのフィードを他のクライアントで取ることはできません。Podcastクライアントとしての強大なシェアを持つiTunesだからこそできる仕組みですが、でもRSSなのにiTunes使ってないと取れないってなんか違和感を感じます。Feedpathがasahi.comのフィードを独占配信する、なんて話題が挙がった時に「Web 1.0」と揶揄する声がありましたが、iTunes使わないとフィード取らせないiTMSのビジネスモデルは、規模の大きさこそあれどやってること同じなんじゃないかなあ。

少し視点を変えてRSS認証のお話。今のRSS配信は、基本的に認証という概念がありません。RSSという仕組みを使って後付けで考えられた技術だからそれは仕方ないんだけど、今のところはベーシック認証という弱いIDとパスワードでなんとかするか、もしくは英数字の羅列で見破られにくいフィードを作るしかない。このあたりの問題点と妥協策はMyRSS管理人ブログに詳しいのでそちらをお読みください。

Google Calendar に見る RSS 認証の今後の方向性
http://blog.myrss.jp/archives/2006/04/google_calendar.html


だけどiTunesならそれができる。配信サービスとクライアントが一体化しているiTunesなら、iTMSでお金を払った人にだけフィードを登録してコンテンツを配信することが可能なわけです。でもそれはシェアの大きいサービス1つしか現実的にはできないビジネスモデルであって、業界全体にとっていいビジネスモデルではないように感じるんですよね。

フィードを登録しておくとコンテンツが自動で降りてくる、というPodcastiの仕組みそのものはすごく面白くて、別に動画や静止画に限らずOffice文書やPDFがダウンロードできてもいい。だけどそこにセキュリティやDRMがないとビジネスとして動かすのは難しくて、結局ブロガーのおもちゃやラジオ局のおまけで終わっちゃうのかなあと危惧しているのでありました。

ただ、iTunesの場合でもダウンロードしたファイルのDRMはまた別の問題としてあるので、iTunesならすぐビジネスに、というわけでもないんですけどね。いずれにせよ有利な立場にいるとは思います。

2006年5月31日

プライバシーフィルターというSNSの可能性

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 突然ですが我が家は集合住宅です。といっても近代的なマンションではなく、4階建てで築何十年という古い物件でありまして、それほど設備が整っているわけではございません。運営の仕組み自体もかなり古めかしいものなのであります。

その1つが回覧板。月に何回か回覧板が回ってきて、それにチェックを入れて次の人に回すという仕組みなんですが、仕事に言っている間に回覧板が回ってきてもなかなか読むことができなくて回すのが遅れたり、逆に読まずに回してしまったりということがほとんど。

不便なところはほかにもあって、この個人情報保護なご時世、同じ建物に住んでいるほかの人の情報がほとんどわかりません。たとえば駐車場で、窓を開けっぱなしで駐車している車を見つけても、誰のかわからないから教えて上げられない、なんて事態も発生します。

そういうときにね、SNSがあるといいなあと思うわけです。各世帯ごと1アカウントでSNSを用意しておいて、連絡網はSNSで回す。ログインするのが面倒な人はSNSのメッセージをメールに転送するサービスを用意しておくと便利。上記の駐車場の件も、相手のメールアドレスを知らなくてもメッセージで送信できる。SNSは今まで「リアルなコミュニケーションをネット上で築く」みたいないわれ方をしていますが、逆にリアルではそれほどコミュニケーションがないけどなにかしら連絡をしなければいけないような関係において、ある程度のフィルターをかけたコミュニケーションツールとして成立するんじゃないかと。

これと同じことをブログでやれないか、と考えたとき、ブログとSNSの大きな違いにまた気づきました。集合住宅の場合、入居や転居など人の出入りは激しいですが、各家庭ごとブログを持ってお互いに書き込み、ってやり方だと、引っ越したのに書き込みが全部残っちゃうんですよね。これがSNSだったら会員データ消せば書き込みもメッセージも全部消してくれる。マンション内でサークル作ったとしたらオーナー権の引継ぎもSNSのほうがスムースっぽい。

最近だとマンションを売るときに「光ファイバー完備!」なんてインターネット対応も売りの1つです。同じマンションのネットワーク内でしかみられないようにすればセキュリティ的にも安心だし、入居ごとのID管理もなんとかなりそう。問題はこういうSNSは使わなければメリットがわからないのでマンションを売るための武器にはまだなりづらそうですが、既存顧客へのサービスという意味では結構メリットありそうな。あとはあまりPC使わない人用に、携帯電話対応なんかもしてるといいですな。これは外部ネットワークになっちゃうけど。

SNSというとmixi的な使い方ばかりがもてはやされるけれど、SNSはそもそも個人をつなぐサービスなので、そろそろ視点を変えてもうちょい変わった面白い使い方もでてこないかな、と期待するこのごろです。って、いつもこういう話題をしているような気もしなくはないですが。

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