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2007年5月 1日

「続きを読む」とPVの関係を検証

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4月いっぱい、実験的に行なっていた「続きを読む」、5月をもってめでたく終了です。RSSリーダー経由の読者の方々、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

カイ氏伝: 「続きを読む」導入します
http://blogging.from.tv/archives/000380.html

 読むのも書くのも「全文配信」派な私がなぜ「続きを読む」を導入したかというと、前から「続きを読む」とPVの関係性に非常に興味があったからです。

 当ブログの1日あたりのPVは設置しているアクセスカウンターにも出ていますが、これまでは700?800くらい。エントリーがはてブ1されたり、大きいブログからリンクされたりすると1,000を超える感じでした。

 しかし、ASP型RSSリーダーの代表格「livedoor Reader」でみると、なんと500以上の方々にRSSおよびAtomを登録していただいているのです。

livedoor Reader - RSSリーダー : フィード詳細
http://reader.livedoor.com/about/http://blogging.from.tv/blog/

 ただ、この数は「ネタフルパック」「みたいもんパック」「小鳥パック」など、有力ブロガーのパックに入れてもらっているだけであって、すべての方がこのブログを能動的に登録いただいているとは恐れ多くて考えてもおりません。しかしながらPVだってロボットやらはてなアンテナやらで機械的にアクセスしている数も含まれるでしょうし、livedoor Reader以外のRSSリーダーを使っている人の数を含めたら、フィード閲覧者の数ももう少しは上積みできそう。

 じゃあ配信フィードを「続きを読む」に設定したら、ブログの中身を読みにきたい人のPVが増えるのではないか。あわせてTOPページから毎回見てくれる人にもお手間かけてしまいますが、「続きを読む」にすることでPVがかなり増えるのかもしれない。それが今回続きを読むを導入した経緯だったのです。

 結論を出す前にまずはデータから。以下は「続きを読む」導入前の3月のデータ。単純にPVだけでは大手サイトからのリンクやエントリー数にも大きく影響受けるので、エントリーを書いた日とそのはてブ数も一緒に表記しています。なお、エントリーは実際の日時ではなく、それが多く読まれる日として入力。23時とかのエントリーなら翌日あつかい、ってかんじです。

日付 エントリー はてB PV
3月1日    902
3月2日    810
3月3日    748
3月4日    860
3月5日Wi-Fiオーディオ「WA1」モニター懇親会で考えたブログマーケティング
技術を鍛える 大人のCSSトレーニング
1
0
974
3月6日Wii「ファイアーエムブレム 暁の女神」最後のファーストインプレッション
山崎まさよしにあこがれるミスターチルドレン
H.264動画デジカメ「EX-V7」ゲット
1
1
0
902
3月7日バソキヤNo.1ブログ 0 963
3月8日「女神」を求めて「蒼炎の軌跡」レポート 0 1056
3月9日    907
3月10日    822
3月11日光学7倍ズームのEXILIM「EX-V7」静止画機能編 1 922
3月12日    992
3月13日俺の考える究極のモバイルナビ 0 935
3月14日光学7倍ズームのEXILIM「EX-V7」動画機能編 0 899
3月15日    823
3月16日    931
3月17日EXILIM「EX-V7」のH.264動画をアップできる動画共有サイトまとめ 1 853
3月18日    788
3月19日    800
3月20日    742
3月21日    856
3月22日    877
3月23日    814
3月24日ブログ合宿春の陣スタート 1 1097
3月25日「続きを読む」をカスタマイズ
サイドバー折りたたみ強化
1
0
1015
3月26日ブログ合宿成果物第1弾「ハテナんぼ」 11 1203
3月27日Googleも美味しんぼがお好き?
ソーシャルブックマークボタン投入
ブログ合宿成果物第2弾「ブログ合宿ポッドキャスト」
0
0
0
1104
3月28日プロフィールアイコン作った
「ハテナんぼ」第2話
0
4
1120
3月29日    1123
3月30日今宵月のかけらを探しに行こう 0 890
3月31日    841
エントリー数21
はてブ総数22
総PV28569
1日PV922

 比較は後にして、続いて「続きを読む」を導入した4月のデータ。

日付エントリーはてブPV
4月1日「続きを読む」導入します0949
4月2日WiiにNiGHTSがやってくる
さよならメビウス、ありがとうメビウス
コメント欄にCAPTCHA導入
1
0
0
845
4月3日  912
4月4日俺、参上! 0974
4月5日  778
4月6日Here Comes A Mii Challenger!
最強の二日酔い対策「酒豪伝説」の真価を引き出せ!
0
1
874
4月7日  833
4月8日えいご漬けより「もっと」楽しい「もっとえいご漬け」 4882
4月9日  971
4月10日ファイアーエムブレム「蒼炎の軌跡」進捗
EX-V7の魅力が伝わるナイスレポート
0
0
996
4月11日新ブログはじめました  1033
4月12日FONが退会希望ユーザーに対応した件 51354
4月13日  1140
4月14日  1575
4月15日新モスバーガー食べてきた
逆転裁判4買いました
京本有加に会ってきた
twitterMobile設置しました
4
0
0
4
1345
4月16日  982
4月17日  928
4月18日  791
4月19日第2回ポッドキャスト&コスプレ居酒屋「不思議亭」行ってきた 0750
4月20日  772
4月21日  736
4月22日  892
4月23日  864
4月24日そろそろTwitterについて語っておくか
nanacoの問題点
161272
4月25日  909
4月26日  704
4月27日  690
4月28日  656
4月29日eyeVioパーティー行ってきた 0806
4月30日  773
エントリー数20
はてブ総数35
総PV27986
1日PV932

 3月は31日、4月は30日なので3月のほうが1日少ないですが、月間PVは3月が28569、4月が27986と4月がやや多いながら大差はなし。1日あたりのPVで換算すると3月が922、4月が932ですから、ほぼ誤差といっていい程度の影響しかなかったようです。

 エントリー数は3月が20、4月が21なのでこれも大差はなし。エントリー換算なら1個多い分4月がPV多いという可能性もあります。

 ただ、大きく異なるのがはてブの数で、3月の22に対して4月は35と4月のほうが多い。はてなブックマークは数より質と前にも書きましたが、大きなPVを集めたのは3月だと「ハテナんぼ」、4月だと「Twiiter」がらみが2つほど。4月に関してはTwitterがらみで2回ほど1200超えしているのでこの影響は大きそうです。

 逆に3月は「ハテナんぼ」がギリギリ1200超えましたが、ブログ合宿関連のエントリーは1,000超えが地味に続いている状態。これはほかのブログ合宿参加者からのリンクの影響も大きいのかもしれません。ここはアクセス解析もうちょい見てみるといいかも。

 総じて4月ははてブ関連で平均よりPV集めたエントリーがあったものの、合計では3月と大差ないという結果に。ただし、個人的に注目したいのは「ブログを更新しなかった」、つまりリンクされる要素のない期間のPVです。

 3月でいうと18日から23日はエントリーのない空白の期間ですが、20日は742とやや落としたものの、総じて1日のPVは800近くをキープしています。

 4月の空白は何回かあって、まずは20日から23日までの4日間。ここでは22、23が盛り返したものの、21日は736と「続きを読む」未設定の4月よりも低い数字に。さらに25日から28日までの期間では、25日こそ前日のTwitterの影響で900超えたものの、次の日には700に下がり、さらにその後は3月にはみられなかった600台にまで減少しています。

 すべてのアクセス解析データを見たわけではなく、また個人的なブログのごくごく短期間のデータを見ただけですが、少なくともうちのブログに関しては「続きを読む=PV」にはなっていないみたい。はてブされた時の影響力は3月のデータよりは上ですが、はてブはエントリー直リンクだから「続きを読む」にはさほど影響がないでしょうし、それ以上にTwitterへの興味の高さが要因かもしれません。フィードが500近くあり、全員ではないにしろそこから読んでくれている人もいるだろうということを考えると、必ずしも「続きを読む」にすれば中身を見に来てくれる、ということではなさそうです。

 これを逆に考えると「続きを読む」にすることで、「わざわざクリックするくらいなら読まない」という人もいるのかもしれません。そもそも全文配信されていても読まない、という解もありそうですが、クリックしなkれば読まない人も、本文がすべてRSSリーダーの中にあるのなら、多少興味あるキーワードに反応して読んで入れてくれるかもしれない。PVという数には表れなくても、エントリーを実際に読んでいる読者の実数は増えているという可能性もあります。このあたりは願望というか妄想に近いところもありますが。

 もちろん、AdSenseなど各種広告を活用するにはサイトに来ないと意味がないので、「続きを読む」でサイトにきちんと来てもらうのも大事なことです。商用サイトなんかのフィード配信は、RSS広告はそこまで市場がなく、バナーを見てもらわなければいけない以上は全文配信は難しいでしょうね。

 しかし私のブログは単に個人の言いたい事を発信する場であり、広告もさほど収入があるわけではないというか、小切手なんか一度もおがんだことありませんがなのレベルでありますので、クリックよりは1人でも多くの人に読んでもらって、さらには感想もらえることがなによりうれしい。松坂の名言をお借りするなら、「記録に残るフィードか、記憶に残るフィードか」ってところですかね。サイレントマジョリティにやさしいブログを目指す当方としましては、記憶に残るフィードを目指して行きたいと思います。

 なお、データの読み方が違うよとか、もっとちゃんと見てやるからデータよこせよゴルァというお声ありましたらぜひぜひくださいませ。「全文配信マンセー」なわけではなく、実際にどっちがどうなのかという現状のデータを分析したい、というのが第一義なので。

2007年5月 4日

NEWSの復帰第1弾シングル「星をめざして」の歌詞がものすごい件

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 先ごろ活動を再開したNEWS。当初は9人ユニットだったのが森昌子の息子である森内くんの脱退に続き、内くん草野くんの飲酒問題で活動停止の危機に。しかし活動停止中も山Pこと山下くんはドラマに出たり「修二と彰」のユニットでブレイク。関ジャニとの二股ユニット参加である錦戸くんもドラマで活躍。さらに手越祐也・増田貴久の2人はドラマだけでなく「テゴマス」でデビューするなどメンバー自体は華々しい活躍で、このままNEWSは無かったことになるのかとプチジャニオタとしてはハラハラしていたんですがいやあ復帰してよかったよかった。

 さすがに飲酒の2人は研修生扱いということで事実上の脱退となり、当初9人となったNEWSは6人で再始動。正直9人はちと多いと思うので、6人というのは逆にスリムアップしてちょうどよかったかなというとファンに怒られそうな気もしますが。

 そんなNEWS再始動第1弾のシングル「星をめざして」はみごとオリコン初登場1位をゲットして胸をなでおろしている次第ですが、この曲、よく聞いてみるとなんか歌詞がとんでもないことに気づきました。

 ここで歌詞をずらずら書くとジャスラニズムに乗っ取って怒られてしまいそうなので、詳細は下記URLをご覧ください。

星をめざして(歌ネット)
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=52667

 一番直球ですごいのは、サビで「みんないるかい」と呼びかけるところ。「おいおいお前たちが9人おらんやろが」と素直に突っ込みたくなってしまいますが、この歌詞ほかにも突っ込みどころ満載です。

 これまたジャスラニズムに引っかからない程度に歌詞の世界観を説明してみると、歌の主人公はどうやら「一度死んで生き返り、うまれかわった」らしい。さらに「道に迷っていた傷だらけの少年時代は振り返らず」、「二度と同じ過ちは繰り返さない」らしい。これどう考えても8人メンバーだった頃を思い浮かべてるとしか思えないんですが、これってわざとなんですかね? このあたりの事情をご存知のジャニーズファンの方がいらっしゃったらぜひ情報いただきたいと思います。ほんとに。

ゲーム開発現場を描いたマンガ「大東京トイボックス」

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 オタク情報満載で人気の「まんたんウェブ」に、こんな記事が載ってました。(いつまでアーカイブあるかしら……?)

担当編集に質問状:大東京トイボックス 「かつてのゲーム小僧、現役ゲーマーにも」 (まんたんウェブ)
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/04/post_953.html

 なんか読んでて既視感あるなあと思ってたら、これモーニングに連載されていたマンガの続きでした。最近お気に入りでもマンガのタイトル覚えないので困ったもんだ。モーニングの時は結構気に入って読んでいたのが打ち切り気味に終わってしまったのですが、場所を移して連載続いていたとは! という感動もあってさっそく購入。

大東京トイボックス 1 (1)
大東京トイボックス 1 (1)

 ストーリーはまんま前作を継いでいて、大手のゲームメーカーを逃げ出した主人公が作った小さなゲーム会社と、その大手ゲームメーカーでヒット作を続けるライバルとを描いたお話。続きとはいえリニューアルした第1巻なので、ストーリーは準主人公っぽい新キャラを描いた基本設定でおしまいってかんじ。いまのところ「ゲーム開発現場」ならでは的な話はないけれど、なんか世界観が好きで前作も読んでいたのでこのまま続けて読みそう。

 せっかくだから連載も追いかけようと思ったら、コミックバーズなんてはじめて聞いた。マンガ好きには当たり前のタイトルなんでしょうか?

月刊コミックバーズ
http://www.gentosha-comics.net/birz/

 月刊誌かつ最新号が4月28日発売なのでとりあえず要チェック彦一で。ついでに前作も復習がてら購入しておきたいと思います。

東京トイボックス 1 (1)東京トイボックス 2 (2)
東京トイボックス 1 (1)東京トイボックス 2 (2)

 Wikipediaで知ったけど、作者のうめって男女ユニットなのね。どうりでなんともいえない不思議な味があるなあと思った。一番最初の「ちゃぶだいケンタ」も好きだったなあ。

うめ (漫画家) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%81_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%E5%AE%B6%29

2007年5月 5日

スパイダーマン3見てきた

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 日本先行公開の「スパイダーマン3」、初日に見てきました。日本先行公開だからきっと世界で一番早いんだと思いつつも、レイトショーで見たからそんなに早くもないわけですが。

スパイダーマン3 オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/spider-man3/

 以下、本エントリーは基本的に映画見た人用のネタバレですが、ネタバレに入る前にこれから見に行く人にお知らせしておくと、もし時間に余裕があるなら前作「2」を見ておいたほうがいいと思います。いわゆるヒーローものの場合、通常は「ヒーローの正体は誰も知らない」のが世の常ですが、スパイダーマンの場合、あちゃこちゃで関連人物に正体ばれまくり。で、3の冒頭で「あれ、誰が正体知ってるんだっけ?」とか、「ああこの人このことしってたっけ?」みたいにちょっとハテナが飛び回ったので、復習しておいたほうがすんなり見れそうです。まあ映画が進んでいけば十分自分の脳内で補完できる程度ではありますが。

スパイダーマンTM 2
スパイダーマン2

 そしてネタバレ突入前にこれだけはいいたい。いつも危険に巻き込まれてしまうヒロインのMJことメリー・ジェーン・ワトソン。そのたびにいつもスパイダーマンが助けにいくわけですが、

 MJが生き残ってる理由の半分以上はMJ本人の危険回避能力の高さゆえだろ……。

 というわけでいよいよネタバレ本編スタートです。

↓↓↓【以下ネタバレ】↓↓↓

 スパイダーマンシリーズは1・2ともにかなり高評価だった私ですが、3に関しては「映像はすばらしいけどシナリオはイマイチというか突っ込みどころありまくり」というのが結論。他に見に行った人の感想聞いてもだいたい同じ感想を持っているようです。

 1に関しては第1弾という新鮮さ、街中を飛び回るスパイダーマンのかっこよさに加えて、単なる勧善懲悪ではなく、自分自身の力に悩み、そしてその悩みを解決して成長していく主人公がキモでした。2に関してもその基本は変わらなかったけれど、2の一番の見どころは「え! そこで正体バレていいのかよ!」みたいな観客を驚かせる裏切り要素にあった気がします。電車のシーンとか見ててびっくりしましたしね。

 そして3に関しては予告編で黒いスパイダーマンに加えてサンドマンという2人の敵がフィーチャーし、「今回は戦いメインで行くのかな?」と予想しながら見に行ったら、ところがどっこい1・2の比にはならないくらい主人公や関連人物の心の葛藤を描写する時間がさかれていたのです。

 もちろんそういう描写を否定する気はないんだけど、どれもつっこみどころありすぎかつ救いどころがないのが見ていて厳しい。主人公のピーターは、MJと気持ちがすれ違い、黒いスパイダーマンに心を奪われてしまったのは仕方ないとしても、サンドマンは殺そうとするわ親友のハリーには治らないヤケド負わせておいて「助けてくれ」とのたまうわ、MJにはこれ以上ない侮辱しておいて最後抱きしめて終わるわ、見ていて納得いかない描写が多すぎ。

 一番ひどいのは黒いスパイダーマンになって悪事を働き、その写真を新聞社に売りつけていたシーンが少しだけ紹介されますが、あれ結局最後に死んだ黒いスパイダーマンのせいになすりつけているわけですよね。結果オーライだけどお前のやってること結構最低だぞおい。

 MJは最後のくもの巣でお前えらいこと危険よけすぎですげーよwww というところ以外は特にないとして、親友のハリーはいきなり家の中に侵入し、自分の顔にヤケドを負わせたピーターを、執事の一言で許して助けに行くってのが解せない。つか執事よ、お前ハリーがやられてんの知ってんなら助けてあげなさいって。あと最後にハリーがピーターかばうわけですが、ゴブリンパワーがあれば体張らなくても黒いスパイダーマンの手を止めるくらいお茶の子さいさいな気がしますがそこに突っ込むのはヤボですかね。

 サンドマンに関しては最後に「仕方なかったんだ」とざんげするのはいいけど、その前に「スパイダーマンぶっ殺す!」といきまいていたわけでそこで感情がちぐはぐ。しかも最後砂になって逃げちゃうけど、結局娘を助けるために強盗続けるわけですよね。それはピーターよ、「僕は許す」じゃすまんと思うぜ。

 唯一というかキャラクター設定が納得できたのは、最後にブラックスパイダーマンになってしまうエディ。自分でニセ写真作っておいてそれをバラされたのを逆恨みするという典型的悪役っぷりがスカっとします。悪役でも正義でも、キャラクター設定がしっかりされているという意味ではこいつが一番。

 ストーリーが全体的に救いがないということ自体は監督の方針なので特に異議を唱える気はないんですが、そのためのキャラクター描写に説得力がなさ過ぎて冷めた、というのが総括。せっかくブラックスパイダーマンとサンドマン、さらには2代目ゴブリンもいたんだから、もう少し戦いの場面に時間割いてくれたらなーと思いました。

 とまあかなり文句たらたらになってしまいましたが、スパイダーマンに爽快感を求めているとするならちょっと違うかも。特撮の美しさとかはさすがというべきかもうかっこよすぎるので、そこは文句なしです。ただ、最後が誰も救われないストーリーなので終わったあと映画館をどんよりして帰ってくることになりそうなので、デートコースには向かない気がしますよ。

スパイダーマン3
スパイダーマン3

 あと、ピーターが大学の同級生を誘ってMJのジャズカフェに行くシーン。ピーターと同級生が最初に腰掛けた席の後ろにいたのって、あれハリーの父さんこと初代ゴブリンじゃない? カメオ出演っぽいんですがだれか他にも「見た!」って人いないですかね。見間違いじゃないと思うんだけど。

「逆転裁判4」クリア

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 発売日買いした逆転裁判4、無事ゴールデンウィーク中にクリアしました。

カイ氏伝: 逆転裁判4買いました
http://blogging.from.tv/archives/000398.html
逆転裁判4(通常版) 特典 オドロキヘッドフォン付き
逆転裁判4(通常版) 特典 オドロキヘッドフォン付き

 4から主人公を一新し、新シリーズになった逆転裁判ですが、第1話に成歩堂が出てきたり、DS版「蘇る逆転」でのみプレイできる第5話に出てくる茜が出てきたりと、実際には1?3を意識しまくった作品。舞台は3から7年後の世界で、なぜか成歩堂が弁護士バッジを取り上げられているわけですが、結局4は禅話を通じて成歩堂の無実を晴らすためにシナリオが展開されていく。なんかそこにこだわりすぎてストーリーがいまいちハマらなかったなーというのがクリア後の雑感。

 第1話こそ事前知識がなかったので「成歩堂出るのか!」「おお、茜だ!」と盛り上がっていたんですが、そのテンションも第2話まで。第3話あたりからはゲームを進める手がちょっと惰性になってきた感ありました。

 というのもストーリーに感情移入しにくいというか、せっかく全身全霊を込めて守るべき被告人が、訴えられた罪では無罪であるものの、その他の罪では有罪というのがスッキリできない一番の要因。殺人してないけど密輸してるとか、殺人してないけど贋作作ったとか、知らなきゃOKなのかよ、という感じ。

 そもそも成歩堂もニセ証拠でバッジを奪われたのに、第1話はニセ証拠で勝つわけで、そこもねえ。なんか「勝てばいい」「無罪ならいい」みたいな感じでストーリーが無理に展開した感があった。

 一番だめだったのが7年前の過去をさかのぼるシステム。成歩堂の無実を晴らすために無理やりシステムまで変えるのか! という感じがしてつらかった。あれなら素直に7年前のシナリオをやらせて、そこで得た手がかりを7年後の王泥喜くんに伝える、というほうがよかった気がした。

 シリーズ評価でいくと4作では一番下かなあ。自分の中では3が最高で、ついで1。2はサイコロックがいまいち練りきれていなくてゲームを進めるのに疲れた感があるので3部作では一番下かな。個別のシナリオではやはり3の「華麗なる逆転」が最高で、むしろそれゆえに3が最高と思ってしまうほどですが。

 全体的に「逆転裁判シリーズのファン」向けのゲームという感じ。システムは細かい点に違いこそあれ、基本的には1から変わることがないので、未プレイの人はDS版の1・2からはじめたほうがいいと思います。

逆転裁判 蘇る逆転 Best Price!逆転裁判2 Best Price!
逆転裁判 蘇る逆転逆転裁判2

 さて、逆転裁判4も無事に終わったし、次はいよいよFFXII レヴァナント・ウイングですよ!
なんだかヴァンとパンネロだけじゃなく、バルフレアやアーシェも出てくるらしいので楽しみです!

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング
ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング

2007年5月 6日

GPS対応のPSP「みんなの地図2」買った

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 発売を今か今かと待ち焦がれていた「みんなの地図2」、GPS同梱版でさっくりゲットしました。

ゼンリン - 商品・サービス - PSP®「プレイステーション・ポータブル」専用地図ソフトウェア - みんなの地図®2
http://www.zenrin.co.jp/product/minchizu2.html
みんなの地図2(GPSレシーバー同梱版)
みんなの地図2(GPSレシーバー同梱版)

 以前にも書きましたが、非常に道に弱い私。EZナビウォークにあこがれつつも、そのためだけに高い金払って携帯電話にうつるのもなあと逡巡していた私にとって、これは待望のソフトだったわけですはい。

渋谷駅の東口と西口の違いがわからず、赤坂見附から永田町へ歩くのにすら道に迷い、基本的に角を2回曲がったらもうアウトな私としましては、外出先でいかに地図を確認するかというのは死活問題なのであります。

カイ氏伝: 俺の考える究極のモバイルナビ
http://blogging.from.tv/archives/000361.html

 PSPで地図が見られる前作もチェックはしてましたが、前作ではGPS非対応なので自分で場所を調べなくてはいけない。それあったらフルブラウザで地図みても十分。大事なのは「いまどこにいるのか」を高い精度で教えてくれる地図なのです。

 そんな期待に胸を膨らませながら購入した「みんなの地図2」ですが、現在位置の測定方法はGPSだけでなく「PlaceEngine」という方式も用意されています。これは無線LANのアクセスポイントを使って現在位置を測定するという、ソニーコンピュータサイエンス研究所の技術です。

PlaceEngine
http://www.placeengine.com/

 ある程度ネットワークの知識を持っている方なら、「無線LANでどうやって位置を測定できるの?」と疑問に思う人もいるはず。私自身も非常に謎でした。普通に考えたら無線LANのアクセスポイントで現在位置なんて測定できませんが、これは各アクセスポイントのMACアドレス情報などと位置情報を結びつけてDBを作るという恐ろしく人力な仕組みでなりたっているのです。

 しかしあくまでDBの情報のみを引き出すPlaceEngineよりも、衛星を使ったGPSのほうがきっと便利で使いやすいだろう、と思っていろいろ実験してみたんですが、どうにもこのGPSが使えない。使えなさ過ぎる。屋外で位置を取得しようとしても、GPSが見つからなかったり、見つかったとしても位置情報の取得に数分要することが多々あるのです。これじゃ道に迷ったときすぐに使えないよ。地図がほしいときってのは数分もまってられないし、駅から地上にでたらすぐに見たいんだから。

 ひょっとして不良品じゃないか? とおもって説明書読んでみたら、GPSでは最初にすべての衛星を取得するので数分かかるらしい。一度取得すれば後は早いけど、1日経つとまたリセット。なんじゃそりゃー! あまりにGPSの仕様がひどくて萎えました。一度GPS取得してからも、都心で衛星がつかまらないことも多々あるのでこれじゃ「いざ」というときに使い物にならない。

 というわけでもう1つのPlaceEngineも試してみたんですが、意外や意外、こっちは「現在位置を取得」ボタン押したらすぐに場所を取得してくれるし、しかも精度が高い。GPSがほとんど使い物にならないので比較はできないですが、ほぼ自分のいる場所を特定してくれます。

 登録されていない場所ではさすがにPlaceEngineは使えませんが、その場合はログを保存してアップロードすることで、PlaceEngineのDB作りに協力できます。いいですねこういうユーザー参加型の地図っていうのも。都内であれば無線LANも相当構築されているはずなので、都心中心で使う人はGPSなしで買ったほうがいいかも。

 しかしこのソフト、せっかくいいポテンシャル持っているのにつめが甘いなーと感じるところが多々ある。たとえば地図はL/Rで回転して自分の進行方向に合わせられるんですが、現在位置を取得すると北が上に強制リセットされてしまう。道に弱い人はそうやって地図をぐるぐる回されると迷っちゃいますよ!

 さらに特定のスタートとゴールを設定すると道案内してくれるモードがあって、コレ自体は非常に便利なんですが、せっかく作ったルートも電源を切ると消えてしまう。外出前にルートを作って持っていく場合、電源オフじゃなくてスリープにして持ち運ばなければいけない。せっかくオートセーブしてるんだから、最新のルートくらい保存しておいてくれてもいいと思うんですが。設定でいじれるかもしれませんけど、初期設定でこんなつくりってのはかなりさびしいです。

 PSPの大画面液晶で、しかもUMDから地図を読み込むことでネットワークに接続する必要もないという点で非常にスペックは高いのですが、細かいところでユーザー、というより道に弱い人の気持ちがわかってないと感じた。グルメガイドとか有料で販売していてそれを登録できたりもするんですが、そういうオプション機能は基本の地図機能に満足してから先の話であって、モバイル地図として満足できないのにそういうコンテンツには手を出したくないなあ。

 とはいえPlaceEngineの精度は高いし、瞬時に大画面の地図が見られるメリットはあるので、しばらく外出時に使い続けてみます。GPSはファームのアップデートとかでなんとかならんかねえ……。

ファイアーエムブレム「蒼炎の軌跡」進捗その2

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 ゴールデンウィークはひたすら蒼炎の軌跡にまい進しておりました。おかげで全29マップのうち、現在23マップまで到達。

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

 細かいFEの進捗っぷりは別ブログにありますが、めんどくさかった第11章を超えたあたりから育成していたキャラがきちんと育ち、かなりぞんざいに扱ってもめったに死ななくなり始めて攻略が楽に。そうなると攻略が楽しくて仕方なくなり、休み中はほぼずっと蒼炎の軌跡やってました。

 なかなかFEの手が進まない自分に活を入れるため、FE日記ブログを立ち上げました。

カイ氏伝: 新ブログはじめました
http://blogging.from.tv/archives/000392.html

 FEシリーズのなにがいいって、ここなんですよね。自分がきちんと育て上げたキャラクターが軍の中心になって活躍し始めると、ちゃんと攻略が楽になってくる。そして他のキャラクターも育てる余裕がではじめ、全体的に軍のレベルがあがっていきさらに攻略が楽になる。手を抜かずにきちんとプレイしていればよいスパイラルになってくる非常にいいつくりです。

 私がノーマルではなくハードでやるのも、ひとえにここが理由なんですね。ノーマルだと敵も弱いし攻略も楽なんだけど、そのぶんキャラクターが育たない。ハードは最初こそ大変だけど、きちんと敵を倒して経験をつんでいけば、キャズムある山場をこえたところで攻略がいきなり楽になる。どこかの偉い人が「楽をするために面倒なことをやっている」と言っていましたが、FEの難易度はまさにそれ。といいつつマニアックはさすがにしんどすぎるので選択してませんが。あれって一時期はやった20倍カレーみたいなもんで、辛くすることに主眼を置きすぎて大事な「おいしさ」を忘れている気がするのよね。

 しかし中盤まで来てやはり闘技場がないのが残念に思う。別に闘技場システムでなくてもいいんだけど、じっくりキャラクターのレベルを上げたいという場が用意されていないというのがね。闘技場の代わりに導入されたEX経験値は、友軍部隊を守り抜くという条件タイプか、ターン数を少なくクリアというスピードタイプかによってもらえるのですが、それってプレイスタイルが縛られるみたいで嫌な感じなのです。

 自分の場合は1つのフィールドで増援をきっちりなぎ倒し、地道に攻略していくタイプだったんですが、EX経験値のシステム下ではそれが許されない。かといってEX経験値なしで行こうとすると、エリート以外を育てるのが非常に難しい。拠点でもなんでもいいので、「がんばった人へのごほうび」的な経験値の稼ぎ場所も欲しかった。

 あと気になったのは今回の仲間の仕方。私は先を知ってしまうデメリット以上に仲間にできないデメリットのほうが怖いので攻略サイトも役立てながら進めていますが、「キャラAで話しかけてからキャラBに話しかけさせる」とか、「特定のキャラで特定の位置に立ち止まる」とか、「Aで話しかけてからBで倒す」とか条件が厳しすぎる。しかも話はできるけどその章では仲間にならないキャラもいるから、攻略サイトみていないと全員仲間にするなんてほぼ無理。もうちょっと仲間の仕方は教科書どおりでよかったんじゃないかなあ。もしくはきちんと仲間のヒントを出していくとか。

 とまあ、細かいところに難はありつつも、操作系も練りこまれていてプレイしやすいし絵もきれいだし、セーブもしやすくなっているし全体的にFEシリーズとしてのクオリティは高い。据え置き型でプレイ機会が少ないというデメリットはあれど、ある程度育てばそれも気にならなくなるので最初の辛抱です。今なんて好きあればプレイしたいくらいハマってるしね。

 キャラ別でいうと、最初はほんとに弱かったセネリオがLV10後半からかなり役立ってきたのと、信じて使い続けたワユが敵の攻撃をかわしまくりつつ必殺を繰り出すというナバールっぷりがお見事。アイクは相変わらず主人公とは思えない強さで、魔法も弓もNO DAMAGEを連発しつつ攻撃力は軍でも指折り。なんですかこの優遇っぷりは。

 ボーレは最初からずっと第一線で活躍。防御力イマイチだけどそのぶんHPがあるので、攻撃力の高さが魅力です。クラスチェンジで弓使えるようになったので空系にも強くなったし。

 オスカーはクラスチェンジまでイマイチつかえなかったけど、弓を持たせたら大活躍。うちには弓部隊がいなかったので、鳥や飛行部隊のキラーとして重宝してます。攻撃力と速さがいまだにイマイチですが……。

 アーマーナイトは再会したガトリーをクラスチェンジしたらもう硬いのなんのって、いい壁役として助けられてます。逆にシノンは最初からスナイパーだったためか、他のメンバーに比べて強さが見劣りするので控えで甘んじてます。

 飛行部隊はマーシャとジル。マーシャは「フルガード」もたせてほぼ無敵。前線送り込んでもめったなことでは死にません。ジルは移動距離こそあるけど攻撃もすばやさもボチボチレベルかなあ。防御力高いので壁にも使えるのが便利か。

 回復はミストとキルロイつかってましたが、どうもミストの成長率がイマイチなのと、セルロイがクラスチェンジして回復魔法使えるようになったので控え入り。今までの勘だと確実に強くなるキャラなのに、むむむ。

 「大器晩成」がついているサザは期待の星ではあるものの、どうにも育てる場面がない。しかたないのでEX経験値はほぼサザにつぎ込んでます。おかげで残りのEX経験値をつぎ込めばLV20は確約のところまできました。それでいいのか・・・・・・。

 FEシリーズは踊り子大好きなので、リュシオンはもうかかせない1軍メンバー。今回は4方向同時にも踊れるのがかなりナイス。

 レテは最初こそ強かったけど、クラスチェンジキャラが大半になるとちょっと見劣りする。「爪」以外の武器がなんかあればいいんだけど。

 キャラクターはクラスチェンジもほぼ終了し、レギュラーメンバーも固まってきた。なんとか今月中にはクリアして暁の女神に移行したいですね。ああ早く片手でプレイしたいよ電源入れるたびにWiiリモコンとGCコントローラ持ち帰るの面倒だよ。

ファイアーエムブレム 暁の女神
ファイアーエムブレム 暁の女神

2007年5月 7日

またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」行ってきた

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 第2回ポッドキャストを収録したコスプレ居酒屋「不思議亭」にまたしても行ってきました。

 カイ氏伝: 第2回ポッドキャスト&コスプレ居酒屋「不思議亭」行ってきた
http://blogging.from.tv/archives/000403.html

 前回は「コスプレだけど中身は普通の居酒屋」というのが面白くついつい盛り上がってしまい、さらにお店には公式ブログで店員さんが地道に更新しているのも気づき、お店のその後の様子をブログでチェックしていたら、ゴールデンウィークにはなにやら限定イベントをやるとのこと。こりゃ面白そうだということで、またしてもメンバー再結成して突撃してきた次第であります。今回は特別ゲストもいたけどね。

不思議亭*日々徒然:GWのイベントですよ♪ - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/fushigitei/archives/50185328.html

 イベントは「さらしデー」と「絶対メイド領域デー」の2つが交互に行なわれていましたが、我々の参加したのは[絶対メイド領域デー」で、店員さんが全員メイド。でも接客は至って普通。このギャップが非常に面白いですはい。

 5月から新メニューになったということで、4月に言ったときよりメニューのボリュームも増えていました。しかし前回楽しませていただいたいたずら寿司やみらのさん大好きなアレは健在だったので一安心。相変わらず唐突に注文を繰り出すみらのさんに一同はただただ驚嘆するばかりです。

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みらのさんの好きなアレ

 ゴールデンウィーク限定メニューも用意されていて、注文すると店員さんの生写真入りカードを引けるチャンス。カードの裏に本人のサインがあると、次回割引になるというオマケつきです。しかしせっかく手書きなのに割引を使うとカードは回収されてしまうとのことで、それはなかなかにさみしいですね。店内にはカードをたんまりもっているお客さんもいて、店員さんによるとカード交換とかも行なわれているとのこと。うちは8枚引いたのに4枚ダブりで結局4種類しか集まらなかったので、交換してもらえばよかったかしら……。

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新メニュー
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GW限定メニュー「ココアおススメあぶり寿司3カン」

 店内には前回には見えなかったココアたんこと店長の調理師免許が堂々かざられてました。すげーすげー。こりゃ店長というだけのことはありますばい。

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光輝く調理師免許

 そして今回ももちろん握ってもらいましたよ、いたずら寿司!

CIMG1540CIMG1541

 今回は甘辛の好みを選べるとのことで、「甘」を選択したのがこれ。ご飯にあんこ、生クリームとカスタードだったかしら……。「おはぎみたいなもんです」という言葉に納得しつつ、一口目は「あ、いけるかも」と思ったけど、やっぱりご飯の食感が残りすぎていて厳しかったです……。

CIMG1543

 初めて行ったときからブログのRSSを登録してみているせいか、店員さんそれぞれも「ああブログで見た人だ!」みたいな勝手な既視感があってなかなか楽しい。チェーン店の居酒屋じゃこうはいかないかもだけど、店員や作り手の顔が見えるっていうのはブログのいいとこかもしれませんね。

 前回はトラックバック失敗したけど、今日聞いたら「特に拒否設定はしていない」とのことだったので、Google検索で公式サイト、ブログに次ぐ4位の威信をかけて、改めてもう1回トラックバックしてみたいと思います。しかし1位が全然関係ないところなのは悔しいね。なんとか巻き返したい!

2007年5月 8日

Touch! Generationsの憂鬱

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 蒼炎の軌跡の仮想ライバルでありますやまなしさんとこでこんなエントリーが上がっていたので過敏に反応してみる。

現状を的確に表現するのなら―――

 「“Touch!Generations”のソフトは続編が売れない」

だと思うんですよ。『Wii Sports』は未だに売れ続けていますし、『もじぴったん』なんかもそこそこ売れていましたしね。

やまなしなひび?Diary SIDE? “Touch!Generations”の不調?
http://yamanashirei.blog86.fc2.com/blog-entry-219.html

 いやさ実にその通りだと思います。「もっと えいご漬け」や「Wi-Fi対応 アソビ大全」なんかが思ったほど売れなかったことでTouch! Generations略してタチジェネそのものが否定されつつある空気がありますが、実際には続編がうまくいってないだけで、タチジェネならではの新作が出ていない現状ではタチジェネそのものを否定する要素ではないという点ではげしく同意。

 ただ、1つ要素を付け加えさせてもらうなら、前に「もっと えいご漬け」のレビューで書いたとおり、「タイトルの手抜き」も大きな理由の1つだと思います。

 脳トレ」が「もっと」で売れたからこっちも「もっと」で、ってのがそもそも安直過ぎたかなと個人的には思いますね。えいご漬けですら壁に感じた人は「もっと」がつくことでより手を出しにくくなる。脳トレの「もっと」は横方向(ジャンル)だけど、えいご漬けの「もっと」は縦方向(レベル)」に感じてしまう気がします。

カイ氏伝: えいご漬けより「もっと」楽しい「もっとえいご漬け」
http://blogging.from.tv/archives/000387.html

 なんとなくタチジェネ批判論を繰り広げているブログだと、自分の見る限りで実際にその続編タイトルをプレイしてないんじゃないかな? という雰囲気が漂う気がする。もちろんゲームのデキのよしあしが売上につながるわけじゃないですし、いいソフトだから売れる、駄作だから売れないなんて話をするつもりはまったくなくて、単純に続編をプレイしてはいないんだろうな、ということ。

 で、実際にえいご漬けに関してはプレイした私からすると、前作より明らかにいいデキなのは間違いないし、あくまで数人の感想ではありますが、「えいご漬け」を経験した人はほぼ「もっと」のほうがいいデキだという感想を漏らしている。実際にプレイさえすれば、前作をやった人でもハマらせる要素自体は持っていると思います。

 で、結局結論としては同じ方向になるんですが、やっぱり「過去の成功体験」にあぐらをかいちゃったんでしょうね。「えいご漬けが売れた」「もっと 脳を鍛える?が売れた」「もっと えいご漬けでいいか」みたいな。プロモーションも松嶋菜々子に使わせるだけという、これまた以前の成功例。結果論で語るのはちょっと卑怯な部分もありますが、あえて厳しい言葉を使うなら、「きちんとソフトの魅力を引き出そうと考えたのかな?」と疑問に思ってしまいます。

 おりしもXbox 360の洋ゲー問題が盛り上がっている中で、こんなエントリーがありました。

確かに、忍さんの仰るとおり「グランド・セフト・オート」は売れた。

しかし、このゲームが売れた最大の理由がなんだったのかを考えたとき、

ゲームの完成度でもローカライズの見事さでもなく、

国内メーカーの大手としてユーザーに広く認知されている

“カプコン”から発売されたからだと思っている。


雑記456:何故、洋ゲーは売れないのか。|逆転裁判合同ブログ1号店
http://ameblo.jp/gyakutenstore/entry-10032712850.html

 この意見には自分も賛成で、やっぱりタイトルとかメーカーの名前ってすごく大事ですよ、ユーザーを引っ張ってくるのに。ブログのクリック数だって、タイトルが違えば大きく変わってくるわけですし。

 あくまで「もっと えいご漬け」がそれほど売れなかった、という事実を踏まえての結果論ではありますが、このソフトに関してはタイトル変えるだけでもうちょい違ったのかなと思う。えいご漬けの場合、ソフトに飽きたというより「退屈でやめた」「難しすぎた」という感想が多く聞かれたので、だったら次のタイトルでは「楽しい」「やさしい(もしくは難しくてもやり応えがある)」っていう方向にもっていくべきだったかなと。

 これは一例ですけど、たとえば「できる えいご漬け」とか、「たのしい えいご漬け」とか、「使える えいご漬け」とか、「あの娘ぼくがえいご漬けしたらどんな顔するだろう」とか。いや最後のは冗談ですが、「もっと」とつけてしまうと、ターゲットが前作をプレイした人に限られてしまう(初心者は「もっと」からは手を出しにくいでしょう)し、かといって経験者の挫折組は「えいご漬けでも難しかったのにもっとなのか……。」とためらってしまう。もちろん挫折をしなかったごく少数の人に向けたソフトならそれでもいいけど、聞こえてくる強気の初期出荷台数からすると、もっと土壌を広げたかったのでしょうしね。

 もちろん名前は重要だけど名前だけではだめで、プロモーションも「えいご漬けより楽しいよ、かんたんだよ!」というのをきちんとアピール。極論を言えば、「セガは倒れたままなのか」くらいの勢いで、「えいご漬けって難しくてあきらめちゃったよー」「そんなあなたも今度は大丈夫!」くらいやっちゃってもよかったのかもしれない。

 これが単なる焼き直し続編ならここまで思わないけど、「もっと えいご漬け」は前作の反省をきちんと生かした良作です。それゆえにタイトルやプロモーションがうまくいかず、本来このソフトを楽しんでもらえる層に届かないというのは、持ち主としては非常に寂しい。画竜点睛を欠く、という気がしてならないのです。

 「えいご漬けのシステムそのものに飽きた」という人もいるでしょうから、前作以上のヒットは難しいかもしれない。けれど、オマケ要素の映画セリフ聞き取りや洋楽聞き取りみたいな楽しい部分をきちんとプロモーションすれば、前作にはいまいち興味を持たなかった人もターゲットにできたかもしれない。タチジェネ自体はすごくいいコンセプトで、私は一過性のものではないと信じているので、「シリーズで出しておけば売れる」というのではなく、「タチジェネブランドの1つ1つの個性をきちんと引き出して伸ばしていく」ような方向でがんばってほしいなと思います。 

 あ、あと「レイトン」がすごくいいデキだというのも同意するところで、続編以外にああいうコンセプトのゲームも大事だなと思います。レイトンに関しては、ゲームの楽しさはもちろん、それ以外の部分で非常に高い評価をしているのですが、あまり触れてなかったのでそれはまた機会を改めて。

2007年5月10日

ドメイン名の由来(カイ氏伝)

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 ネタフルに「ドメイン名の由来」というエントリーがあがっていました。

[N] ドメイン名の由来(ネタフル編)
http://netafull.net/diary/019979.html

 ドメイン名については前から書こうかなと思いながらタイミング逃していたので、この機会を借りて自分のドメイン名についても書いておきたいと思います。

 といってもうちのドメイン名であります「blogging.from.tv」は、さくらインターネットで利用できるドメインであって自分で取得したものではござんせん。それでもいくつかあるドメインの中から「from.tv」を選択したのには理由があります。

 前に冗談で「サイレントマジョリティを考慮すればアルファブロガー」なんて書いてましたが、ネット中心の生活をしているとどうしてもネットが世界のすべてに見えてしまい、ネット至上主義に陥りやすい。ネットの世論が国民の世論に思えてしまったり、パソコンなんて使えて当たり前くらいに思ってしまったり。

 でも実際の世の中はそうでもなくて、大学の友達なんかにあうと驚くほどネットとかITとかは浸透していない。いやメールくらいは当たり前だけど、それは携帯電話のメールが中心だったりするし、いまだにデジカメじゃなくてAPSだったり、「社会人なんだから日経読んどけ」信仰がまだ根強かったり。

 しかしながらそれが間違っているわけじゃなくて、そこにはその人なりの理由があるんですよね。APSカメラを使っている女の子に理由聞いたら、「デジカメは印刷が面倒」「写真も撮りにくい(半押しシャッターとか)」「写真をPCに保存すると結局後であまり見ない」「印刷してアルバムにしておいたほうが手にとって見やすい」ということだった。その子はすごいよくできた子で、半年ぶりくらいに会うときでも、前回の飲み会でとった写真とかきちんと焼き増しして持ってきてくれる。そういうのが当たり前に身についている人にとっては、デジカメとかネットはさほど魅力的ではないんですね。もっとも「APSはフィルム探すの大変だからいい加減デジカメにしようかな」とは言ってたけど。

 そういう友達と接して情報を収集するのは自分にとって非常に大事なことで、毎回毎回新鮮な発見があります。そしてネットに過剰に依存している自分を振り返り、「ああ自分こそまだ少数派の人間なんだよね」と立ち居地を客観視できる。決して間違った立ち居地だとは思わないけど、すくなくとも主役ではないしマジョリティ層ではないよね、って強く思わされる。

 そんなネット依存の環境でもっとも対比的に存在するのがテレビだと思うんです。ネットだとマスコミ不信みたいな空気があって、それの代表としてテレビが取りざたされることが多いし、「テレビなんて見てない。ネットがあれば十分」って人も多い。

 確かに信頼されるメディアとしての地位は落ちてきているかもしれないけど、それでもまだまだテレビは大きな力を持っていて、ネットユーザーよりもはるかにたくさんのユーザーを抱えていて、しかもコンテンツ制作能力もはるかに高い。テレビなんていらない人でもYouTubeでテレビ見ている人はいて、それはテレビという箱がいらないだけでコンテンツとしてのテレビは大事だったりしてるんですよね。

 「from.tv」を選んだのは、ネットと対する存在としてのテレビからも学ぶことは多いよね、テレビの存在を忘れちゃいかんよね、という意味をこめて選びました。まあ自分自身がミーハーでテレビ好きっていうのもあるけど、テレビを含めて新聞、雑誌、慣習、そういうネット以外のさまざまなものから学ぶことや見えてくるものもあるし、それぞれのいいとこわるいところを客観的に見られる自分、ブログでありたい、みたいな気持ちを込めております。

 で、「blogging」の部分ですが、ぶっちゃけ「blog」で取れなかったから「ING」にしただけなんですが、後から考えると「blog」だと単なる名詞になっちゃうけど、「blogging」にすれば進行形の動詞として捉えられる。存在としてのブログよりは、行動としてのブロギングのほうが魅力的だよね、というのは後付ですが、「呼吸するようにブログ」という名言があるように、後先を考えるよりも自分の行動の過程としてブログがあればいいな、なんて思っている次第です。

「クローズアップ現代」のアルファブロガー特集見た

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 ブログ業界で話題騒然となったこの番組、私も拝見させていただきました。

クローズアップ現代(5月8日)でアルファブロガーが特集されます!:[mi]みたいもん!
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_94c4.html

 NHKという大きなメディアで「アルファブロガー」という言葉が紹介されたことがもう結果そのものだし、内容もきちんとまとまっていて、かなりマニアな視点から見てもよくまとまっていたと思います。ちょっと情報過多すぎて知識ない人は「???」になってたかもしれないけど。

 それを踏まえた上で、以下は「これが足りないよね」じゃなくて、「コレがあったらもうちょっとよかったな」という個人的かつさらにマニアな感想。決して番組に対する突っ込みとかではなくて、「俺ならこういう編集にするかな?」くらいのジャストアイディアとしてお読みください。つか番組見てない人には伝わらないかもしれませんが。

・「ちょーちょーちょーいい感じ」「isologue」は「ブログを通じて有名になった」という点でちょっとかぶっていたので、どちらか1ブログにしぼって他のブログに時間を割いて欲しかった。とは言え、「本になった」「大学講師になった」というのは非常にネタにしやすいのでどうしてもそちらになびいてしまうとは思いますが。

・たつをさんも書いてますが、橋本さんのようにブログベースの活動はもうちょいとその効果をだしてくれるとよかった。書評が読み手だけでなく出版社や著者に対してもいい効果を生むサイクルになってるんですよ、みたいな。

私としては「ブログで有名になってブログ外の活動へ」という話よりも、
橋本大也さんみたいにブログにしっかり軸足を置いて活動している方の
話をもっと紹介して欲しかったところですが、一般視聴者向けテレビ番組
としては、こういうストーリー展開が良いのかもしれませんね。

[を] NHKクローズアップ現代でアルファブロガー
http://chalow.net/2007-05-09-2.html

・OBII合宿は、合宿の話し合いそのものにも価値はあると思うけれど、合宿を通じて何かプロダクトを生み出そうとしている、もしくは生み出した事例なんかもきちんと紹介してあげるとといいとおもった。あれだと単なる町内会の寄り合いにみえないこともないし、「きちんと成果を出そう」みたいなのがOBIIの趣旨だったように理解しているので。違った?

・徳力さんが「アルファブロガーを調査する専門家」wwwww。生みの親的紹介をするには時間がなかったのか事情があったのか。

・フィリップスの事例はピンとこなかった。「配った結果、ブログでたくさん紹介されて?」みたいな波及効果が見たかったかな。

・ONEDARIは圧倒的に時間が足りないと思った。あれだと「モノもらってます、おしまい」なので、これも「ブログで紹介した結果クチコミがひろまって」みたいなのがあるといいな。

・最後に毒をいれてきたのがいかにもNHKっぽい。ただいきなり海外に飛ぶと話のつながりがみえにくいかな。でも日本の事例はさすがに紹介しずらいか……。

・ネタフル、百式がいない!

 ずらずら書いてきましたが、これ全部盛り込むときっと30分じゃ終わらないと思うのであくまで勝手な意見てことで。ただ、全体的によくできているんですが、「ブログを紹介するための最良の手段」というよりも、「ブログを紹介しやすい手段」を選んでいる気がしなくもなかった。編集のしやすさが先に来ている、みたいなね。まあそれもテレビの手法というか時間の限界もあるきがしますが。

「デジタル・ワークスタイル」読了

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 国内アルファブロガー育ての親である徳力大先生の著書「デジタル・ワークスタイル」読了しました。

デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術

 結論からいうといい本だと思います。すでにGmailだのRSSリーダーなどをガシガシつかっている人には新しい発見はないかもしれないけれど、そういう人はもちろんターゲットではなく、どちらかというと大企業の中で日々の業務に埋もれてしまっているような人たちが自分を変える一歩としての書籍としてとて、とてもよいとおもいました。

 というわけで自分がいいなと思ったポイントを、またしてもいわゆるひとつの「徳力スタイル」でまとめてみますよ!

1.くりかえす

 この本が通じて主張しているのは、「価値観を変えること」「そのためには自ら動かなければいけないこと」なんですが、それを単に序章で述べるだけでなく、細かいところでその主張がまんべんなく出てくる。これって物事を理解するのには重要なことです。

 私は大学受験のとき小さな予備校に通ってたんですが、そこで学んだことの1つがこの「くりかえす」ことの重要さでした。そこは英語に重点を置いた予備校で、先生が自らテキストを作っていたんだけど、英語の授業で看板教師だった先生が特に重要視していたのが「くりかえす」こと。

 具体的に言うと、同じテキストの章の中で、同じような問題が何度も何度も連続して出題されている。一見すると同じ問題ばかりで意味がないように思えるけど、実際にやってみると一度つまずいた問題がすぐに出題されることで、「ああさっきのはこうだったな」と理解する。そしてさらに同じ問題がでることで、その理解を確たるものにするという仕組みです。

 この手法の弱点はとかく長くなりがちなことで、先生も「第1章に力入れすぎて後半フツウになっちゃった」と裏話をしていたけれど、確かにこの第1章はすごいためになったし、いまでもこの繰り返しの重要性というのは身にしみています。

 この本も本当にツールの使い方やサービス紹介だけだったらもっとコンパクトになるんだろうけど、この本のコンセンプトはサービス紹介ではなくて、「いかに価値観を逆転するか」にあるわけですから、しつこいまでの繰り返し説明というのは非常にいいことだと思いました。

2.ひらたい

 ひらたいというのは書き手の姿勢。まず冒頭では自分の過去を振り返り、「昔の自分はだめだった」と赤裸々に語った上で、具体的に自分が変わったさまを描写する。また、使う言葉も変にカタカナを多用せず、多少文章がながくなろうともわかりやすい平易な言葉をふんだんに使っている。

 これまた繰り返しですが、価値観の逆転を主眼に置いた本であるなら、知識よりも感動や共感が大事になってくるので、こういう著者の姿勢というのは読み手に伝わると思います。大上段に「お前らの仕事間違ってんだよ。こうやれよ」と言われると反発を覚えるかもしれないけど、「自分もこんなだったけど生まれ変われたよ」というのは説得の方法として効果的。

3.主体が「ツール」ではなく「読み手」本人

 すでに書いてきているところではありますが、この本は便利なツールを紹介するのは単なる手段であって、最終的な目標は「読み手本人が変わる」に置かれています。

 ものすごい正直に言ってしまうと、この本に載っているツールやサービスはそれほど目新しいものではありません。割と無難というかベーシックというか、人によっては「こんなやりかたなら俺のほうがいい!」とか思う人がいるかもしれない。

 でもそれでいいんだと思います。なぜならツールを紹介する本ではなくて、「自分自身で変えていく」貯めの本だから。この本を読んで「俺のやり方のほうがいい」と思えたら、そこでもう自分が主役になってるんですよね。バルフレアですバルフレア。←わからない人多数の表現

 この本に載っているやり方が最良ではないかもしれないけれど、このやり方を見て新しい自分なりの方法を思いついたり、もしくはそういう方法を求めて自分から情報を集め始める。そのきっかけ作りになるのであれば、この本は十分その人にとって役に立ったのではないでしょうか。

 とまあ、3つに分離しただけでそれぞれはあまり簡潔ではないエントリーですが自分が思ったところをつらつらと書いてみました。私の場合、大企業を離れてIT中心の企業に移ったというその経緯が自分と重なるところがあって、それゆえに共感しちゃう部分も多いです。大企業だとどうしても今までに確立されてきたノウハウが重要で、なかなか自分で仕事を変えていくというのも難しいですしね。

 でも全体の仕事は変えられなくても、自分の仕事を効率化していくことというのは小さな努力と気持ちの切り替えで意外とできたりするもの。仕事の時間が減れば趣味の時間も増えるかもしれないし、効率が高まれば仕事そのものに魅力をもっと感じるかもしれない。「まずは自分自身が小さく行動すること」というのは非常に大事だとおもいますはい。

2007年5月11日

「Start Mac」選ばれました

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startmac

 すでにネタフル小鳥ピヨピヨでもご紹介していただきましたが、アップルのMacintoshモニターキャンペーン「Start Mac体験モニター」に選ばれました。

アップル - 「Start Mac体験モニター」当選者発表
http://www.apple.com/jp/articles/startmac_monitor_2/winners.html

 最近仕事で微妙にMacにからむようなこともあって、「やっぱり触っておいたほうがいいかなあ」と思いつつ衝動的に応募したものの、なんだかとんでもない倍率ということを聞いて「さすがに当たらないよね」と思ってたので正直嬉しいよりも先にびっくり。応募総数は14,347通ってことですから、実に倍率は287倍。他の当選者を見ても今話題のアルファブロガーをはじめそうそうたるメンバーばかりで、よく選ばれたもんだほんと……。

 ただ、今回はWidowsしか使ったことないユーザーということで、そういう点でWindows暦10年以上でMac触ったことがまるでなしの私は条件だけは満たしているかもしれません。変にほめることなく、逆に単に慣れているというだけでWindowsを過大評価しないよう、客観的にMacとのファーストコンタクトをつづっていけたらなと思います。

 で、Start Macのページには他の当選者だけでなく、「Start Mac Square」という参加者のサポートページが紹介されていたんですが、これがすごいいいデキ。

Start Mac Square
http://technorati.jp/startmac/

 すでに参加者のブログが登録されて一覧で見られ、参加者のStart Mac関連エントリーも表示。さらにブログとは関係ないIDで書き込めるサポート掲示板コーナーも用意。アップルとブロガーという縦の関係だけでなく、ブロガー同士をつなげる横の関係まできちんとサポートしてくれています。

 さらにすばらしいのが画面左側の「お役立ちリンク」で、第1回のStart Mac参加者のエントリーが、その内容に応じてきちんと分類されて閲覧できるようになっている。過去のエントリーをその場で流すだけでなく、アーカイブ化してコンテンツにまで仕上げているのがお見事です。

 ソニーのWA1でもこういうブロガーマーケティングに参加していましたが、あのときに欲しかったと思ったのがこの参加者をつなげるという要素。せっかく1つのチームとしてプロモーションに参加しているんだけど、みんな同じところで別々につまづいていたり、ある人にとっては簡単なことが別の人には難しくて、その情報をうまく共有してブログでつなぐ、というあたりがちょいと物足りなかった。

 今回は第2回目ということもありますが、Start Macは前回のノウハウをうまく次につなげるなと感動しました。ちょっとこのコミュニティでいろいろできるといことは、それ自体が新しい体験になるかも。アップルはもちろん、このサイトを作りこんだテクノラティにも敬意を込めた拍手をお送りしたいですね。

 ただ、1つだけ困るのがこの一覧ページ。画竜点睛を欠くというか、IEとOperaで見ると大変なことになってます。みんなのエントリーをまとめて読める大事なページなので、みんなにMacがいきわたるまでに修正されるといいな。ついでにRSSも対応してくれると嬉しいです、と要望出してみる。※修正されたみたい。早!

Start Mac Square
http://technorati.jp/startmac/results.php

2007年5月12日

Start Macの契約書届いた

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startmac

 発表が木曜で契約書は土曜に到着と、とってもスピーディ。このままいくとひょっとして来週には手元に来ちゃったりするのだろうか……。

 さて、前回と今回でエントリーの文頭に「startmac」と入れていますが、Start Mac参加者は指定されたPingサーバーにトラックバックすると同時に、冒頭に「startmac」と入れることになってます。Start Macに関連した記事だけを送るように、とのことだと思うのですが、モニターが当選した時点からなのか、はたまた機材届いてからなのか、講習受けてからなのかの指示が特に見当たらなかったので、とりあえずはStart Mac関連のエントリーは全部送っておきます。

 ただ、冒頭にいきなりポツーンと「startmac」って入ってるのは微妙よねえ……。その後に文章つなげていいんだったらちょっとしたお題感覚で楽しめるけど、その場合は半角はいってないし。貼る作業が手間かもしれないけど、手間を惜しまない人には専用のロゴとか用意してくれると嬉しいかしら。それ冒頭に貼っとけば同じ役割、みたいな。

 Start Mac当選発表の時点であちこちで話題になってるので、ブログパーツもとりあえず設置。ただこれ、参加者のエントリーがすべて表示されていて、Start Macに関するものだけ表示するのではないみたい。せっかくのブログパーツだから関連エントリーだけ表示したいし読みたいよね……、と思っていたら、同じようなことを思っていた偉大なるポッドキャスターさんがこんなエントリーされていました。

純粋にMac関連の記事だけが欲しいという人もいるのでトラックバック・ピープルの利用をお勧めします。

Modern Syntax : 勝手に「Start Mac」後方支援
http://www.aivy.co.jp/BLOG_TEST/nagasawa/a/archives/2007/05/start_mac_2.html

 これはありがたい! ということで早速設置。いま右サイドバーにStart Mac公式とトラックバックピープルの2つ貼ってるんですが、ちょっとStart Macのブログパーツ位置がずれているのはそのうち直したいと思います。単にソース貼ってるだけなんですが、他の人もこうなるのかな……、もっと左に寄せたいんだけど。

 両方並べると、やっぱり関連エントリーだけ表示できるトラックバックピープルのほうがありがたいなあ。せっかくPingサーバーに送っているのに最初に「startmac」と書く必要があるのなら、専用のPing送信先のアルトラックバックピープルのほうが使い方として自然な気がしますよ。最初の「startmac」表記は「Start Mac」でもいいのか、タグっぽく[StartMac]でもいいのか、そのあたりは説明会で聞いてみたいですね。

 なお、トラックバックピープルも自分のブログデザインに埋もれている感じなので、ここのデザインも近日中に直したいと思います。予定は未定ですが……。

【追記】
 どうも様子がおかしいなとは思っていたんですが、私のブログ、Start Macに入ってないみたいです……。なんか悪いことしちゃったかな……。

Start Mac Square
http://technorati.jp/startmac/results.php

デジタルカメラ「S50c」の無線LAN通信機能を考える

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 ブログマーケティングな話題ばかりで恐縮ですが、前回WA1で参加したPR BOARDでも、現在ニコンの無線LANデジカメ「S50c」のモニターを絶賛実施中であります。

NIKONさん主催のブロガー向け勉強会を開催します | 100SHIKI PR Board
http://www.prboard.jp/archives/2007/04/nikon.html

 前回参加経験があるということに加えて、無線LANデジカメというコンセプトにはかなり興味を惹かれるので参加者のエントリーはRSSリーダーに登録し、あたたかく見守っているのですが、そのなかに気になるエントリーがありました。

モニタ中のデジカメ「S50c」の最大の特徴は、無線LAN機能を搭載している点であることは、間違いありません。

今回は、この無線LAN機能の現状と問題点について、考えてみました。
かなり辛口の記事になっています。ご注意ください(笑)。

 Kazuhiro's Weblog: デジタルカメラ「S50c」の無線LAN通信機能の問題点 - 弱みを強みへかえろ
http://kazuhiro.ty.land.to/blog/2007/05/s50clan.html


 このエントリーに対し、はてな界で屈指の美少女と噂され、1人オフは結局何人集客できたが激しく気になるid:ululunがが真っ向から回答エントリー。

煩悩是道場 - S50cがDisられているようなので擁護してみる
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20070511/1178848505

 基本姿勢は「Disられているようですので擁護」とのことなので元エントリーへ対する回答という感じになっておりますが、はたから興味深深で見ている私としましては、おっしゃることはそのとおりながら違う視点で見るといいとこあるかもよ、的エントリーを、ululunスタイルで買いてみたいと思います。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX(クールピクス) S50c 720万画素 シルバー
COOLPIX(クールピクス) S50c

(1)写真をアップロードするために、アクセスポイントに移動しなければならない
 外出先でほぼ使い物にならんとのことですが、どちらかというとこの製品のコンセプトは「家の中の無線LANで自動アップロード」なのかなと。そういう意味では家に帰って電源入れれば画像をアップロードしてくれる、という仕様は十分な気がします。

 もちろん外で使えたらすごい楽しいですが、これはニコンの問題というより日本のインフラそのものの問題もありますよね。まずは公衆無線LANですが、こちらはエリアそのものが携帯電話に比べると圧倒的に少ないし、どこにあるかも探しにくい。id:ululunにはFON使ったら、という指摘がありましたが、FONを外で使うにはIDとパスワードがいるはずなので、たぶんS50cが対応しないとだめなんじゃないかなー。このあたりはモニターさんに試していただきたい。

 かといって携帯電話はデータ通信の定額制やってないし、イー・モバイルは地域限られている。唯一全国区の定額サービスであるウィルコムは速度が遅すぎる。百歩譲って画像1枚なら100kbps程度でいいんじゃない、としても、時々外に出て写真撮ったのを数枚送りたいだけのために月に数千円も払えないかな。

 むしろこのあたりを現状を踏まえた解として、国内でも大手のHOTSPOTとBBモバイルポイントを抑えたニコンはなかなかやるなーと思う。あと大きいところではフレッツ・スポットとMzoneがありますが、フレッツ・スポットはPPPoE接続な上にいまだにMACアドレスフィルタリングとかイキなことやってるので使いずらい。Mzoneは結構いいとこにあったりしますが、HOTSPOTとBBモバイルポイント以外のエリアでMzoneしかない場所、というのはごく少数かも。

 あと、公式対応ではないですがFREESPOTは無料でつかえますが、これはお店ごと設定が違うのでちとめんどそう。個人的にオススメしたいのはlivedoor WirelessのMACアドレス認証ですね。これは月額料金こそ必要ですけど、ブラウザがない機器でもMACアドレスを登録しておけばlivedoor Wirelessが使えるというサービスです。

livedoor Wireless スタッフブログ:MACアドレスによる自動認証サービスのβテストを開始しました - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/ld_wireless/archives/50413731.html

 東京都内に関してはかなりエリアを構築しているlivedoor Wirelessだけに、写真取ってすぐアップというのは結構便利に使える可能性も。livedoor Wirelessに加入してSSIDとWEPを設定し、会員サイトでS50cのMACアドレスを登録すれば使えると思うので、興味ある人はぜひお試しを。使えない可能性もありますけどね・・・・・・。

 将来的に期待したい対応としては、ウィルコムが基本料金ゼロの定額プラン作ってくれるといいなあ。写真送ったときだけ課金して、トリプル定額くらいでコストを抑える。んでニコンはW-SIM対応デジカメを作る、と。定額料金が音声端末とコミにできたらさらに面白そうなんですが、ウィルコムも定額だの音のきれいさだの訴えるのもいいけどそのくらいはっちゃけたことやりませんか?

 やべえ最初から長くなった・・・。

(2)ピクチャーバンクに写真をアップロードする必要があるか

 SDカードに保存しとけばいいじゃんという話で、もちろん自分だけで楽しむならそれでいいと思うんですが、たぶんこの製品のキモは撮った写真を友達に簡単に配れる、というところじゃないかなと。そうすると自動でアップしてメールで送れる、というのは便利な気がします。

 結婚式に出席して酔っ払ってるのにがんばってアップしたりとか大変ですが(←自分)、これなら電源入れたらあとは寝るだけで、起きたらメールで教えてあげればいいし、突然「あの写真欲しい」といわれた時にも「いやー家にあるんだよねー」といいつつ仕事で遅くなって家帰ったらつい寝てしまって送るの遅くなったり(←自分)。とりあえず2GB無料なんだし、電源入れたらプライベート空間に自動アップロードというのは、私の使い方としてはありがそうな気がしますよ。

(3)PCを使わずにアップロードした写真の閲覧には、PCが必要である

 これも(2)に通じますが、自分の手持ちのデジカメならSDにいれておけるけど、友達に見せるのにSD送るわけにはいかんし、ってところじゃないですかね。モバイル対応とかもしてくれると理想っぽいけど、写真を友達に手軽に送る、という手段としてPCは一番現実的な対応かと。

 むしろデジカメあるんだからデジカメで見ればいいじゃん、って人は、こっちのデジカメのほうが向いてるかもしれませんね。

SONY Cyber-shot | DSC-G1
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-G1/index.html

 ニコンと同様無線LANを搭載したカメラですが、そのアプローチは正反対。ニコンはWebへアップするための手段なのに対し、ソニーは家庭内のネットワークを使ってテレビで見たり、同じデジカメ同士ならポケモン感覚で写真送れる、という発想です。

 こちらは2GBのメモリ内蔵していて、撮影した画像を自動でアルバムにしてデジカメの液晶で楽しんじゃおうという使い方。その見せ方の1つとしてネットワークがあるというかんじですかね。リアルで会ったときにしかデジカメ画像なんて見せないよね、なんて人はこれがいいのかも。


(4)写真をアップロードするモチベーションが少ない

 むしろモチベーションがある人は自分でせっせとやると思うので、モチベーションがあまりない人でも「まあ自動でできますから」っていうメリットがあるかもしれません。もちろん無線LAN設定は初心者には大変なので、そこはAOSSやららくらく無線スタートあたり対応してほしかったなという気がしますが、無線LAN設定さえクリアすれば標準で2GBものサービスを用意しているというのは結構手厚い対応だと思います。無料で比べると、50MBのlivedoor PICS、30MBのOCNフォトフレンド、1,000枚(So-net会員なら2,000枚)So-net Photoあたりと比べても破格の容量です。国内でまともに容量でかなうのは1万枚でファイル制限なしのフォト蔵くらいじゃなかろうか。GoogleのPicasaですら1GBですからね。

 こういうサービスを何も考えずに標準で使えるというのは、初心者層であれば便利そう。Flickr使うからイラネ、という人がいるかもしれませんが、初心者に対して無線LAN設定させた上にまた別のサービスのユーザー登録してね、ってのは敷居がさらに高まりますから、標準でそれなりに使えるサービスがあるってのはいいですね。

 一方でFlickr使いたいって人に対しては、もう開放しちゃっていいんじゃないかという気もする。ニコンにとってビジネスモデルはデジカメの売上であってサービス運営ではないので、初心者サポートの面から専用サーバーは運営しつつ、Flickrなど他のサービスにも対応すればそっちのユーザーも取り込める。初心者と比べて圧倒的にデータ食いそうな上級者には専用サーバーから出て行ってもらえるという点でメリットもありそうですよ。

(5)ピクチャーメールは、メールをもらう側も努力が必要

 これはid:ululunが「特にいらなかった」と書いているので要検証ってとこですか。個人的にはIDとパスワードは、メールで同時に通知してくれれば設定されていても、というかむしろ設定されていてもいいかも。URLのみで見られるというのは簡単でいいけど、中にはインターネットに全公開したと勘違いした人も出てくるので(実話)。IDとパスがかかってると、「ああヒミツの写真なのね」と暗に理解してもらえるメリットがありそう。もちろん、IDとパスを別に通知しなきゃいけないという仕様だったとしたら最悪ですが。

 というわけで以上、元エントリーに私なりの観点で答えてみました。モニターでもないのに余計に絡んじゃって申し訳ない気もしますが、自分がWA1で参加していたときには、Start Mac当選のところでも書きましたが「ブログ間の横のつながり」なんですよね。リアル会議で話すのもいいけど、ブログで議論しあって読者も巻き込んで話題を大きくしていく、なんてのもブログの魅力な気がしますので、少しでもそういうお役に立てれば幸いです。

2007年5月13日

20万HIT超え

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 Start Macリンクのおかげで、予想より少し早く、5月10日でMTに移行してから20万HITを超えました。

 10万HITを超えたのはこのブログ始めてから11カ月ほど経った1月。それから4カ月で10万増えたので、PVの伸びは順調っぽいです。

カイ氏伝: 祝10万HIT超え&はてブ500超え
http://blogging.from.tv/archives/000299.html

 決してPV狙いでブログやっているわけではないけど、読んでくれている人が多いっていうのは嬉しい。一方で読み手がおおくなるほどに書き手の責任も大きくなるわけですから、改めて気を引き締めてがんばりたいとおもいます。

 一方、はてなブックマーク数は1月に500程度、今が774なのでPVほど伸びてはいません。そりゃ700のうちMT 3.3アップデートが1エントリーで100以上稼いでますからねえ。あらためてみらの大先生に感謝です。

カイ氏伝: Movable Type 3.3へのアップグレードからタグクラウド設定まで
http://blogging.from.tv/archives/000111.html

 むかーしこのブログ始める前に地味にやってたブログでは、「何のためにブログやってるんだろう」とか悩んでしまったり、「結局ある程度ジャンルをおっかけてる専門性がないと雑談じゃ意味ないよな」とか勝手に思っていたけれど、こうやって雑談ベースでやっているブログでもこれだけ読んでいただけているというののは嬉しい限り。変に自分で位置を決めてしまうのではなく、自分が思う通りに動いた結果がそうなればいいよね、というくらい自由にやっていきたいと思います。

動画で見る「みんなの地図2」現在位置取得機能

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 GPSレシーバ対応のPSP「みんなの地図」のエントリーを載せたところ、周囲では思ったより興味を持っているようような反応がありました。

カイ氏伝: GPS対応のPSP「みんなの地図2」買った
http://blogging.from.tv/archives/000432.html

 こういうものはなかなか言葉では伝わりにくいので、外に出て実際に位置取得をした動画をGPS、PlaceEngineで載せてみました。PlaceEngineが何とかそもそも「みんなの地図2」って何よ、っていう話は上のURL読んでいただければ幸いです。

 ちなみに動画は、非マスコンテンツであり、ユーザの日常生活に密着したコンテンツで形成されていくYouTubeの対極をいくサイトと話題のソニー「eyeVio」でアップしました。そりゃPSPの映像ですからソニー使っとかんとね。

 場所は横浜駅の西口周辺。都心じゃなくて恐縮ですが、高島屋そばの交番のあたりから一計測しています。地図で見るとこんな感じかな。

 まずはGPSの取得から。

続いてPlaceEngineでの取得。

 補足で説明しておくと、GPSは初回の計測なので、一度衛星を取得した2回目以降であればPE並みの速度で取得してくれます。ただし衛星取得は1日ごとリセットされますから、「使いたい!」と思った時には基本的にこのくらいの時間はかかるとご理解ください。

 また、GPSの動画はかなり環境がよかったほうで、悪いと5分以上待たされることも、PlaceEngineは測定ができようとできまいとかなり早めに通知してくれますが、GPSは取得できなくても数分以上ずっと待たされるので、うまくいかないとかなりイライラ感募ります。

 なお、現在位置を取得しなくても、駅名や住所から場所を検索する機能もあります。行き先の住所を調べておいてみんなの地図2で検索してそこを目的地に、最寄の駅を出発地に設定しておくだけでもだいぶ便利。地図がかなりキレイで目印もふんだんにあるので、PlaceEngineで大まかな位置取得するだけでも割と周囲がわかります。道に弱い人はこれだけの大画面液晶でネット接続の必要なく使える地図はかなり便利かも。

 おしむらくはGPSの貧弱さですけどね……。

Twitterより3倍面白いフレッシュリーダー(当社比)

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 最近ブログ界で話題を集め続け、Webニュースメディアにもちらちらと登場し始めたTwitter。Twitterについては以前にも書きましたが、いろいろ面白い要素はあるものの、最大の要素は「友達がいる」ことに尽きると思います。

Twitterがごく一部で流行している最大の要因は「友達がいるから」に尽きると思います。

カイ氏伝: そろそろTwitterについて語っておくか
http://blogging.from.tv/archives/000406.html

 ブログが活発化し始めた2003年、mixiやGREEが立ち上がった2004年から3年の月日が経ち、すでにユーザーの中ではある程度のネットコミュニティが生まれている。Twitterの盛り上がりはそうした既存の人間関係があってこそこれだけ話題になっているという部分はあるのではないかと。

 もちろんTwitterも楽しく使っていて、今ではmixiより利用頻度の高いツールになっていますが、最近一番はまっているのは実はTwitterではない国産サービスだったりします。もちろんもごもごやらHaruやらみたいなTwitter類似サービスではなく、Twitterとは逆方向のコンセプトながら、Twitterが人気を集めた「友達がいる」ことの重要さをうまく生かしたサービスです。

 それは何かといえばタイトルですでにバレバレですが、サイドフィードのサーバーインストール型RSSリーダー「フレッシュリーダー」なのでした。

グループで使える高速 RSSリーダー - フレッシュリーダー Ver.2
http://www.freshreader.com/ver2/ja/

 フレッシュリーダーはRSSリーダーではありますが、大幅に機能拡充したVer 2からソーシャルブックマーク機能を搭載し、さらに登録ユーザー数も無制限に。これが非常に面白いのであります。

グループで使えるという利点を生かして、ブックマーク機能+コメントの共有=ソーシャルブックマークを実装しています。
プライベートなグループで使うと、言いたいことをそのままコメントに書けて楽しいです。
というか、ホットエントリがグループメンバーでフィルタされますのですごく使えます。

? フレッシュリーダーの新バージョンを公開します : a++ My RSS 管理人ブログ
http://blog.myrss.jp/archives/2007/03/post_97.html

 そんな面白さをまたしても徳力スタイルで表現してみますよ!

(1)友達の間での話題がわかる

 一般的なソーシャルブックマークでは、ユーザー全体のランキングが「○○User」などと集計されます。これはこれで面白いんだけど、そのコミュニティに属さない人にとってはあまり実感できないこともある。これに対して友達の間のみでランキングを出すと、そのランキングがいっきに身近になってくる。ちなみにこれがうちのフレッシュリーダーのランキングであります。

 もうお恥ずかしいブログが1位になっているわけですが、私が管理しているフレッシュリーダーである以上、参加する人もみんな1位のブログを知っているわけで、友達の間のランキングとしては正しいとも言えますよね。はてなブックマークが偏っているなんて言われることもありますが、はてなユーザー全体の嗜好を表現しているという意味では非常に正しい。偏っていると思うのであれば、むしろブックマークを使うコミュニティを自分に最適化してしまうほうが手っ取り早いです。


(2)友達のみのクローズドなブックマーク

 ソーシャルブックマークでは自分のみ公開機能は数多くあれど、「指定したユーザー間のみでのクローズド機能」ってのはほとんどない。けれど友達のみのクローズドな空間であれば、友達の間で「こんなのあったよ」と気軽に登録できるし、ちょっと外で書くのははばかられるよなーというような厳しいコメントもつけられる。今までのオープンなブックマークがプレゼンテーションだとするなら、フレッシュリーダーはより居酒屋の雑談的なコミュニケーションという感じです。


(3)コメントがコミュニケーションになる

 クローズドな環境ゆえにブックマークがよりコミュニケーションに流れやすい。はてなブックマークでもコメント欄でコミュニケーションしているけれど、友達の間だけの内輪ノリだとそれがもっと活発になる。グラビアアイドルをリンクして「これかわいい?」「いや俺の好みじゃないな」なんてホントにチラシの裏な会話も、コミュニケーションとしては非常に面白いわけです。


 Twitterもフレッシュリーダーのソーシャルブックマークも、「友達がいるからこそ面白い」というところでは共通。ただし、Twitterはリアルタイムかつオープンなところにその魅力がありますが、フレッシュリーダーはよりクローズドな方向へと進んでいる。

 クローズド自体は否定されるものではなくて、mixiだってユーザー数が少なかった頃のほうが楽しかった、なんて人も多い。Twitterが面白がられているのも、流行しているとはいえ今のところアーリーアダプターな人しか使っていないコミュニティだからという要素も大きいのではないでしょうか。

 フレッシュリーダーは個人ユーザーなら無料ですし、ユーザー数は無制限。サーバーインストール型だから誰か1人のサーバーをみんなで使わせてもらえばいいし、RSSリーダーはLivedoor Readerが最高なんて人はブックマーク機能だけを使ってもいい。ある程度ユーザー数が集まらないと楽しさは感じられないかもしれませんが、それはTwitterもmixiもSecond Lifeもみんなおなじこと。ご興味ある人はぜひ人数集めて使ってみてください。

2007年5月15日

H.264動画デジカメ「EX-V7」がいつの間にか3万円を切っている件

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 発売当時は5万近くしたんだけどね……。いいもん、値段下がるのは世の常だもん! 値下がりするまでの期間に忘れられない大切な思い出を残せたもん!

価格.com: 価格.com キーワード検索
http://kakaku.com/ksearch/search.asp?Query=EX-V7

 そんな冗談はさておき、光学7倍ズームでズームが飛びでない屈曲光学系、そして動画はH.264で撮影できて撮影中のズームもOK、動画の録音はステレオでという動画周りが充実したデジカメが3万円切ってるってのはかなりお買い得じゃないでしょうか。静止画に関してはおそらくフツウのデジカメより甘い部分もあると思いますが、7倍ズームや動画機能と差し引いたらお釣りがくるのではないかと。

 もちろんデジカメはかなり好みの分かれる製品なので万人向けじゃないですが、いつも持ち歩いて気軽に撮影できるデジカメとしてはEX-V7はかなりオススメ。興味のある方は私いつも持ち歩いてますので、気軽に「あのカメラ見せて」と話しかけてくださいな。また、私のEX-V7関連のエントリーは下記URLでご覧くださいませ。

カイ氏伝:EX-V7関連記事
http://blogging.from.tv/exv7/

 ちなみにAmazonだとさすがに35,000円くらいですね。そりゃまあ仕方ないか。

CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) Hi-ZOOM EX-V7SR シルバー
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売り上げランキング: 4193

2007年5月16日

またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」にて第3回ポッドキャスト

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カイ氏伝ポッドキャスト第3回「絶対領域の神秘」

(右クリックでダウンロード)

 というわけで、2度目の突撃となったコスプレ居酒屋「不思議亭」にて、またしてもポッドキャスト収録してきました。ナウシカなんどめだ。

カイ氏伝: またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」行ってきた
http://blogging.from.tv/archives/000434.html

 前回のメンバーに特別ゲスト加えながらも相変わらずダラダラとチラシの裏なトーク繰り広げておりますので、物好きな人は聞いてみてください。しかしいつの間にか登録人数120人超えか……。無言のプレッシャーだ……。

 今回は眠くてめんどい素材のありのままを楽しんでいただこうと思って特にあらすじつけていませんが、内容についてちょっと補足をば。途中で東京タワーの高さを「333.3m」と発言していますが、正しくは「332.6m、四捨五入で333m」です。お詫びして訂正いたします。

 また、途中でジングルが入った後の部分は、参加者の1人がメンバーを増やそうと送信したメールの中身を読み上げているというシチュエーションです。そこがわからないとその先も意味が通じなくなっちゃうので。

 あとは話に上がったうちのエントリーについてもご紹介。大東京トイボックスに関しては関係者のみぞしるヒミツのエピソードもあるので、このマンガ読んだことある人は面白いかも? 前作である「東京トイボックス」が手に入ったので、そっちのエントリーもしたいですニャー。

カイ氏伝: ゲーム開発現場を描いたマンガ「大東京トイボックス」
http://blogging.from.tv/archives/000422.html

カイ氏伝: ファイアーエムブレム「蒼炎の軌跡」進捗その2
http://blogging.from.tv/archives/000433.html

カイ氏伝: 「不思議亭」タグが付いたエントリー
http://blogging.from.tv/mt/mt-search.cgi?tag=%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E4%BA%AD&blog_id=2

2007年5月19日

「アバウトミー」導入しました

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 @niftyのプロフィールサービス「アバウトミー」、さっそく設置しました。

アバウトミー - 自分発見プロフィール
http://aboutme.jp/

 ブログ向けのプロフィールサービスっていうのは前から興味がある分野で、以前にもこんなエントリーしました。

mixiが大流行している昨今、パブリッシング中心のブログにコミュニケーション要素を持ってくるってのは面白い試みなんですが、残念なのが思わずクリックしてしまいそうな要素が無いこと。

カイ氏伝: エキサイトとSo-netから「ブログ名刺ツール」
http://blogging.from.tv/archives/000228.html

 その後、エキサイトネームカードに関してはFlashベースでどうぶつ占いだせたりなど、「ブログパーツ」としての面白さを少しずつ拡充している感じ。それに対してアバウトミーは、ブログパーツとしては非常にシンプルなんだけど、その先につながるコミュニケーションを充実させたって点で、ちょっとアプローチが違っているのが面白いですね。

 ちなみにアバウトミーの前に、iddyというプロフィールサービスも提供されました。

iddy | ブロガー向けプロフィールページASP
http://iddy.jp/

 ちょこちょこ貼っている人も見かけて割といい感じなんですが、私は使っておりません、というか使えなかったというのが正しいかな。

 というのも、iddyを見かけたとき、とりあえず物は試しでアカウントだけ取っておいたあとしばらく放置していたんですね。で、後から使おうと思ったらIDとパスワードがわかんなかった。まあこれは自分のせいなんですが、仕方ないからパスワードのリマインダ使おうとしたらこんな画面が。

パスワード再設定
https://iddy.jp/reminder.php

 パスワードの再設定にはメールアドレス+キーワードが必要。いや、キーワード覚えたたらパスワードだって覚えてるだろ……。しかもよくある「ペットの名前は?」みたいな質問形式でもないから、なに設定したかまったく覚えてない。わざわざ新しいアカウント設定するのも面倒なので、華麗にスルーしてしまいました。

 まあそんな話題はさておき、本題のアバウトミー。かなりいろいろと面白い要素を取り入れながら、うまいこと1つにまとめているなーという点ではなかなかうまいと思いました。

 今盛り上がっているのはおそらく質問要素で、「コトノハ」という意見もあるけど個人的に感じたのはWiiの「みんなの投票チャンネル」。あれをみると「質問に答えたい」というニーズは結構あって、それをグラフ化して「自分がどこに属すのか」みたいのを表示するというのは結構仕組みとして面白い。アバウトミーはそれを取り入れつつ、ユーザーが自分で質問をできるのがいいですね。ユーザー発の質問だと純粋なものだけじゃなくネタ的な物も増えてきて、それがなかなか面白い。

 そしてもう1つはやっぱりブログ読者チェック機能。ブログパーツ設置した同士でないとチェック機能は役に立たないし、ブログパーツ設置できないブログもいっぱいあるので敷居は高いけど、全部が全部見れなくても、アバウトミーを使っている人の一部でもわかればそれだけでも楽しいし、アクセスをアイコンという身近な感覚で可視化して届けてくれるというのは面白い。

 アクセス解析というのは、実はすごく大事な資産だと思うんですね。よく「ブロガーは孤独」とか言われがちだけど、単純に考えて100PVあったら100回はそのブログが見られているわけですから、それをリアルな人数で考えると結構なコミュニティです。もちろんロボット巡回とか、1人が何回も見たとかもあるだろうけど、たとえば1日に10人が見に来ていたとして、それをmixiで10人が毎日見に来ていたら、十分にたいした人数ですよね。

 ただ、いわゆるアクセス解析はデータが複雑すぎて見るのがすごい難しく、使いこなしているのはかなり積極的なブロガーに留まっている気がします。細かいデータも見たいけど、単に友達が来たかどうかに限定して見せるっていうのは、そこで新たな価値が生まれていると思います。ある意味、「なかのひと」なんかも会社限定にアクセス解析するという見せ方が面白くて、こういう「アクセス解析を可視化・擬人化する」というのはもっといろいろ出てきてもいい分野なんじゃないだろうか。

なかのひと ベータ版 - 公共機関や会社、学校など組織からのアクセスに特化したアクセス解析
http://nakanohito.jp/

 同じようなサービスは海外で「MyBlogLog」というのがありますが、あれはブログパーツにアクセス履歴見えちゃうので、ちょいと日本人には好まれなさそう。

MyBlogLog
http://www.mybloglog.com/

 アバウトミーでは、読者チェックの結果を見られるのは設置ユーザーだけなので安心。さらによいと思えるのが、「誰がアクセスしたか」というすごくシンプルな情報しか見せないこと。ここでアクセス時間とか表示されてたら確実につかってなかったね。だってどのIPでアクセスしたかまでばれて、そこにユーザー情報がひも付けられちゃうわけですから。そうではなくて、単に「自分のブログを読んでくれている人がわかる」というコミュニケーションに絞り込んだこの仕組みはなかなかグッドです。

 はじまったばかりでまだ読者チェックの結果はそこまで多くないけれど、地道に増えている印象。このあたりはいわゆるネットワーク外部性というやつで、ユーザーが増えてきたらガンガン増えてくるんじゃないかな、と期待したい。

 全体的に「ブログやっている人の視点」というのが盛り込まれているなあ、というのが感想です。IT業界に身をおいている関係上、ブログがらみの仕事をしている人とお話することもちょこちょこあるんですが、たいてい聞いていると「あーこの人絶対自分でブログやってないよねー」みたいな感想を抱くことが多い。イタリアレストランを開く人がイタリア料理食べてないなんてことがありえないように、ブログ関連サービスやる人がブログやってないとかありえないと思うんですけどね、本来。

 というわけでベータ版からかなりいい感じのアバウトミーですが、ちょいと残念というか改善してほしいところもあるので、要望もちろりとかいておきます。

 まずはエキサイトネームカードとBlogCruiserの比較でも感じたことですが、ブログからアバウトミーに呼び込むという要素がちと弱いかな。静的な情報が置いてあるだけならいざしらず、質問をベースにしてコミュニケーションも狙っているサービスである以上、プロフィール見るときだけアクセスする、というのではもったいないわけですよ。

 で、やっぱり欲しいのは自分が作った質問のブログパーツ化ですね。質問もいまは盛り上がっているけど、一通り質問が出てしまうと飽きて終わってしまうかも。でも、自分の造った質問をブログのエントリごとに設置できたら、この先もまだブログから誘導はかれるし、自分が作った質問をブログに載せたい、っていうニーズは質問者には高い気がします。まあこのあたりは当たり前の話なので、すでに準備しているんじゃないかなーという期待はありますが。

 次にアバウトミー内でのコミュニケーション流通の促進。いまだと質問に答えがついても、一覧画面にはユーザーごとにコメント数は出ても、コメントの内容は一覧できない。たとえばいかが私の作った質問です。

アバウトミー - 自分発見プロフィール : ウルトラ6兄弟で一番強いのは?
http://aboutme.jp/question/show/251
   やっぱりゾフィー最強だよねという意見が過半数で安心しつつ、その他は結構おどろき。2位はウルトラダイナマイトがあるし父の実の息子ということでややひいき感もあるしというタロウなのはわかるとしても、3位はセブンというのがね。セブンは技の数もないし、強さという意味ではあまり特筆すべきところ内規がするけどなあ。まあカラータイマーないから3分縛りないですよと話はありますが。

 は、話がそれた!

 まあそんなウルトラオタトークはさておき、この質問TOPページを見ても、質問についたコメントを読むことはできないんですね。コメント読むにはコメントしてくれた該当ユーザーを過去ログから発見して、そこの数字をクリックせにゃならん。ここは質問のコメント総数と、コメントの最新情報+コメント一覧へのリンクがほしいとこですなー。「わかってねーなジャック最強だろ」とかコメントあったら絶対もりあがるしね。

 さらには友達が答えた質問もマイページで一覧したいな。いまのマイページはプロフィールとほぼ同じコンテンツが多いんだけど、それは自分が設定した項目なのでわざわざ管理画面で毎回みなくてもいい。むしろコンタクトの最新情報を見せるほうがマイページとしてはアクセスしたくなるんじゃなかろうかといことですね。今はマイページに自分に関する情報が多すぎる気がするので。それは見せるための情報であって自分が見るための情報ではないかなーという気が。

 というわけで今は質問が注目の中心なので、これをもっとうまく使い、ある程度質問ネタが終息しかけたときでも1ユーザーからコミュニケーションが発生できるような仕組みになると思いました。

あとは友達の新着一覧かな。はてブとブログとFlickrをまとめて出されると数が多すぎてわけわかめなので、ここはカテゴリごと新着ページが欲しい。そうすると逆に友達が取った写真だけ一覧とかできて別の楽しみができるし。

 友達が新しいサービスを使い始めると、そこのURLをチェックしたりフィードを新たに取るのって結構面倒なんだけど、アバウトミーならそれは各自がやってくれるから便利。逆に使われなくなって新しいサービスが始まっても誰も追加しなくなるともったいないので、正式版公開に向けてますますいろいろがんばって欲しいですね。ベータ版が「私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも」ってことになるとさみしいので。

 あと、ベータ版のままでいくってのは個人的には無いといいなあ。「永遠のベータ」なんて正式化できないことの言い訳にしか過ぎないし、正式版としてきちんと責任とったうえでちゃんと機能拡充続けているサービスに失礼だと思いますから。

「Movable Typeでmodiphi」を実際にやってみた

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 「Feedで完結された世界」と話題を集めまくっているmodiphi。さっそくユーザー登録して使ってみたんですが、あまりに先進的なインターフェイスすぎてさっぱり使いこなせませんでした……。これまでいろんな新しいサービスに飛びついてきましたが、ここまで使いこなせなかったサービスというのは久々かもしれんね。

MODIPHI
http://www.modiphi.com/

 しかし、サイトを持たずにフィードだけで成立するサービスというのはコンセプトとして興味津々なわけです。個人的にはフィードメインにしても別にアーカイブはサイトに残していいんじゃないかと思ったりするわけですが、それはサイト中心に生きてきた人間の発想であって、フィードだけで成り立つ世界を体感しないとわからないのかもしれない。わからないからスルーしてしまうのと、わかったうえで「これは意味が無い」と判断するのは大違いであって、自分としてはわからないから切り捨てるのではなく、その意味を自分の目で見極めたい。人間は考える葦ですからね。

 しかしながら前述の通りmodiphiはインターフェイスが先進的すぎてどうしていいかわからなかったのですが、そんな超絶最高のタイミングで、巨匠みらの先生がMovable Typeでmodiphiちっくな使い方をするためのエントリーを公開。このエントリーに感銘を受けて、さっそくMovable Typeでmodiphiを実現してみたよ!

Milano::Monolog: modiphiをMTで実現してみた
http://rebecca.ac/milano/mt/archives/001645.html

 作り方はこのエントリーが懇切丁寧なので手順さえ間違えなければ大丈夫。出来上がったRSSは「カテゴリー名.xml」になるので、カテゴリ名も最初に設定しておくといいと思います。「cat21.xml」とかじゃわかりにくいしね。

 で、Feedオンリーの世界ではアクセス解析もPVも存在しない世界なので、とりあえずFeedburnerでFeedをちょちょいと燃やしといた。Feedburner使ったらブラウザで内容読めちゃうじゃねーかって突っ込みは無しの方向で。

 やはりブラウザでそのまま見えちゃうのはちと違うと思ったのでFeedBurnerはずしました。

日記
http://blogging.from.tv/modiphi/diary.xml

音楽
http://blogging.from.tv/modiphi/music.xml


http://blogging.from.tv/modiphi/book.xml

映画
http://blogging.from.tv/modiphi/movie.xml

マンガ
http://blogging.from.tv/modiphi/comic.xml

テレビ
http://blogging.from.tv/modiphi/tv.xml

ゲーム
http://blogging.from.tv/modiphi/game.xml

 カテゴリごと取得してらんねーよ、って人はこちらで。

全体
http://blogging.from.tv/modiphi/index.xml

 んでまあ作ってる最中で、なるほどフィードだけの世界ってこういうことなのかなというのがちろりとわかってきたのですが、それはもう少し動向見守ってから改めて書きたいと思います。べ、別に2回にわけてエントリー増やそうとしてるんじゃないんだからね!

2007年5月24日

届いた!

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 1億2,000万人の読者のみなさま(妄想推計)こんばんは、Start Mac 体験モニター記事にクロールされていないことでおなじみカイ氏伝であります。ふんだ、べ、べつに仲間に入れてくれなくたっていいんだからね!

 そんな戯言はさておき、本日からStart Macのモニター機器が届いている様子。私のところにも「発送しました」メールは来てたんですが、平日は仕事で家にいないから不在通知で土日に取り寄せるしかないかなーと思ってたんですが、「いやそれでもなんだかうまくいってうちに届いてたりしないかな」とか妄想しながら帰宅したんですけども。

 そしたら、なんと届いてた!!!!!!!!!

CIMG1754
CIMG1754

MOO Minicardsがね!

moo | we love to print
http://www.moo.com/

 アバウトミーでプレゼントキャンペーンが始まるのを知るちょうど1ヶ月前に発注かけてしまったMOO Minicards。まあアバウトミーのは当たっても7月くらいにならないと届かないからそれまでの期間に使えるということでフューチャリストに考えていくよ。

 写真はうちのブログでつづってきた代表的なものからいくつかをピックアップして印刷。ついでに撮影したカメラの情報もEXIFで入れてみました。

CIMG1755
CIMG1755
前に作ったときは日本語文字化けしてたけど、今回は日本語対応しているという話を読んでいたので問題なしです。

結論から言うとmooは漢字カナまじりの2byteコード印刷に対応している。漢字カナまじりのBlog名,ハンドルを持つ皆さんも、気にせずじゃんじゃんオーダーしちゃってほしい。

キャズムを超えろ! - Flickrの写真を名刺にできるサービス「moo」では漢字が使える
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20070107/p1

 ちなみにMOOで作る前は、フォトクリエイトの「フォト名刺」で注文したの使ってました。

フォト名刺.com お好きな写真でカンタン名刺作成!
http://photomeishi.com/

 オシャレなMOOですが、1つだけ難点はQRコード機能がないこと。アイコンをQRコードにして印刷してみたこともあるんですが、コードがつぶれてうまくいかなかった。その点フォト名刺はQRコード対応なので、ものはためしと使ってみたんですが、結論からすると二度とつかわねーと心に誓った。その理由は大きく2つで、

  • クオリティがインクジェットレベルで文字がにじんでる
  • 表面に堂々とフォトクリエイトのロゴが入る

 前者はまだ手間が省けるだけでもいいとして、問題は後者。少なくとも数千円のお金を取っておきながら、会社の宣伝を名刺の表に入れるという根性には恐れ入りました。裏面は真っ白なんだからそこにはいくらでもいれていいですが、なぜそこで表に入れてきますかね。手元に届いて確認した瞬間、ゴミ箱に全部ぶち込もうかと思うくらいキレたよ。

 その点MOOは表にロゴを入れるなんてヤボなことはしない。それどころか、どこにもMOOのロゴなんてない。でもそのMinicardsという存在そのものがMOOなんですよ。名刺はリアルで必ず渡すだけに、製品のクオリティがよければ必ずクチコミが生まれるジャンルですからね。逆に製品がひどいとネガティブクチコミも必ず広まるわけで、実際配るたびに文句言ってますからね自分。今のフォト名刺はどういうことになってるかわからんですが、作ろうと思っている人はその点確認しておいたほうがいいと思います。

 そんなこんなでQRコードをあきらめてMOOを選択したんですが、残念なのは1週違いでアバウトミーのURLが入れられなかったこと。これはちと悔しいので、アバウトミーのキャンペーンで当たること信じて待ってます。あの倍率ならきっと当たるんじゃないかと予想中。

うめとMacと七海たんとの数奇な関係

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Start Mac 体験モニター記事にクロールされていないというネタだけを書きたいがために「Start Mac」で先ほどググったんですが、1位表示のページみて腰抜けた。

StartMac体験モニターさん大集合ブログ
http://startmac.seesaa.net/

 ちょ、ちょちょちょ、バナーのキャラがどこかで見たことあると思ったら、うめじゃないかあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

うめ (漫画家) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%81_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%E5%AE%B6%29

 先日うめの書いている「大東京トイボックス」についてエントリーしたら、「実は知り合いがほげほげ」みたいな感想もらったり、そして今回お仲間に入れてもらえたStart Macを応援するブログのバナーになってたり、なんだかすげー運命を一方的に感じてきた。

カイ氏伝: ゲーム開発現場を描いたマンガ「大東京トイボックス」
http://blogging.from.tv/archives/000422.html
あとは話に上がったうちのエントリーについてもご紹介。大東京トイボックスに関しては関係者のみぞしるヒミツのエピソードもあるので、このマンガ読んだことある人は面白いかも? 

カイ氏伝: またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」にて第3回ポッドキャスト
http://blogging.from.tv/archives/000450.html

過去ログ読む時間ないんでなぜあのバナーができあがったのかはしらないんですが、ひょっとしたらそのうちブロガー取材とかできないもんだろうか。ああもう1回大東京トイボックス読みたくなってきた。いや読もう。

大東京トイボックス 1 (1)
大東京トイボックス 1 (1)

本日のアバウトミー質問告知コーナー

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 こうしないと人集まらんからね。

アバウトミー - 自分発見プロフィール : どのゼルダが好き?(4つの剣+はすみませんが割愛)
http://aboutme.jp/question/show/3639

 いまのところ回答は圧倒的に「神トラ」。いや、神トラか時オカに二分するとおもっていたけど、ここまで差が開くとはなあ。個人的にはあの64コントローラとの一体感に加え、2Dではある程度確立されていたシステムを3Dにきっちりもっていけたという点で時オカに一票です。

 で、気になるのはハードの違いで、神トラは当時シェアNo.1だったスーパーファミコンですが、時オカはマイナー風が吹き始めた64なんですよね。だからそもそも時オカはプレイ人数が負けている気もする。なのでこれからお答えいただける方がいたら、時オカもプレイした上での時オカ選択なのかをコメント欄でいただければ嬉しいです。4つの剣+はね、いいゲームですが番外要素強いし、そもそもアバウトミーが7個した選択肢作れないからさ……。

 しかしやっぱり質問のブログパーツ欲しいね、前も書いたけど。あと気になったのはFlashのバージョンが8なんですが、それだとWiiとPS3でみられないんじゃないかと。とりあえずWiiで見えないことは動作確認しました。いらないっちゃいらないかもだけど、バージョンエラーでるとアバウトミーへのリンクすらなくなるのでちともったいないと思ったよ。

20万HIT&はてブ800突破記念「第1回カイ氏伝オフ」構想(妄想)

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 完全にネタの領域です。ホントにやるかは謎。でももしやるなら

・場所はやっぱり不思議亭
・人数集まったら貸しきってみたい
・日程は私の誕生日の前日である7/20を想定(平日金曜)
・朝までコースはそろそろ避けたいが避けきれないのかも
・参加資格とか特になし。楽しけりゃOK
・ただしリアルとブログの切り分けができない人はお断り

 というかんじ。すべて妄想の領域ですが、最悪1人で不思議亭特攻とかでもいいかもしれんとか思った。重ねて書いておくと本当にやるかどうかはまったく未定ですが、興味ある人はなんか反応くれるとちゃんと動くかもしれません。ふにふに。

2007年5月25日

PS3がDLNA普及の立役者になるかも

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 今日はブログするヒマがあったら寝たいとこだったんですが、ちょっと面白いデータがあったのでサラっとエントリー。

 というのは5/24のアクセス数がなんだか高くて、表のカウンタでは,1400、Google Analyticsでは1,500超えてました。エントリ昨日たくさん書いたからかな、でもそんなにアクセス増えるのおかしいな、と思ってデータ見てみたら、検索のアクセス数が圧倒的に増えていた。こりゃエントリのおかげじゃないね。

 で、エントリごとアクセス数を見てみると、このあたりが上位でした。

1.カイ氏伝: Wi-Fiオーディオで使えるサーバーソフトを比較 373PV

2.Windows Media Player 11でWi-Fiオーディオ「WA1」を使う方法 181PV

中略

5.WA1との組み合わせに便利なDLNA対応NAS一覧 51PV

 なんだか世間でWA1が話題になったのかな? と思って検索キーワードを拾ってみたらやっと納得。めんどくさいからベタ貼りしますが、これが24日付の検索キーワード順です。

ccapp 51 1.37 00:00:22 80.39% 76.47%
ccapp.exe 29 1.76 00:01:59 82.76% 68.97%
dlna サーバ ソフト xp 24 1.38 00:00:23 83.33% 75.00%
dlnaサーバソフト 21 1.43 00:03:24 90.48% 57.14%
windows media player 11 dlna 21 1.81 00:01:16 80.95% 52.38%
dlnaサーバーソフト 12 1.67 00:01:56 75.00% 58.33%
ヘルスパック 11 1.09 00:01:28 90.91% 90.91%
dlna wmp 8 1.50 00:01:43 87.50% 62.50%
マリオカート ミニターボ 8 1.38 00:00:45 100.00% 62.50%
dlna サーバ ソフト 8 1.50 00:00:44 87.50% 75.00%

もともとうちはccappの検索がずっと強かったんですが、それに続いてDLNA関連のキーワードが多数並ぶ結果に。5/24のDLNAといったら、そりゃもうあれですよ、PS3のDLNA対応しかありえないわけですよ。

DLNAサーバー機能を持つパソコンやハードディスクレコーダーなどに保管してある画像、音楽、および動画ファイルをネットワーク経由で再生できるようになりました。

PlayStation.com(Japan)|PLAYSTATIONR3 情報|システムソフトウェア アップデート
http://www.jp.playstation.com/ps3/update/

 DLNAは普及すれば便利な規格なんだけど、マニア以外には「???」な存在でしたが、やはりPS3が標準サポートするとなると注目度が違いますね。うちもWA1いじった際にDLNA対応NAS導入しているので、ちょっと今まで以上にPS3が魅力的に見えてきた。ただ、やっぱり買うならコスト考えて20GBかな。リモートプレイも20GBでできるようになってるし、DLNA対応したからメモリーカードスロットもいらないし、せっかくのギガイーサなのに無線LAN使ったら逆にもったいないし。HDDはこっちで換装しちゃえばいいしね。

PLAYSTATION 3(20GB)
PLAYSTATION 3(20GB)

 ついでにDLNA対応NASが気になっている人はこれが激オススメ。容量1TBで実売6万円というコストパフォーマンスが最強の魅力ですが、DLNAやiTunesサーバー機能もついてるし、何よりデザインがおしゃれ。しかも市販のHDD買ってきて簡単に交換できるので、後から容量拡張なんてことも気軽にできます。WA1の頃にコレ出てたら間違いなくこっち買ったなあ……。

I-O DATA LANDISK Home DLNA対応LAN接続HD 1.0TB HDL4-G1.0
LANDISK Home HDL4-G1.0

 ちなみにうちが買ったのはロジテック製のNAS。iTunesサーバー機能はないけどプレイリストできないから個人的には興味ないし、むしろ簡易Webサーバーとフォトアルバムがおもしろげだったので。まあDLNA対応なら大差ないですけどね、ほかと。

カイ氏伝: WA1との組み合わせに便利なDLNA対応NAS一覧
http://blogging.from.tv/archives/000342.html

2007年5月26日

今度こそ届いた!

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startmac

 平日は仕事のため荷物を受け取ることができず、他のStart Mac参加者の方々のエントリーを横目で寂しく眺める今週だったわけですが、やっとこさ土日の午前指定で機材を受け取れました。これがヤマトだったら午前中受け取ってそれから出社しても間に合うんだけど、佐川なんだもんなあ・・・。私の経験上、ヤマトなら午前指定だと8時くらいに来てくれるのに、佐川は平気で11時40分とかにくるので。いや、それも午前といえば午前なんですけどね・・・。

CIMG1761
どーんと段ボール2箱

 機材の内容は以下の通り。本体の色の違いはあれ、Start Mac参加者は全員同じっぽいですね。

・MacBook(2.16GHz、2GBメモリ)
・AirMac Extremeベースステーション
・.Mac(パッケージソフトウェア)
・Apple Store One to Oneカード(パーソナルトレーニング)

 MacBookは先日発表あったマイナーチェンジ版の2.16GHzで、メモリは2GBまで拡張。しかも無線LAN環境としてAirMac Extremeがついてきて、さらにネットサービスの「.Mac」、1対1のトレーニングが受けられる「One to One」まで用意されているという充実ぶり。ちなみに我が家の本体カラーは黒でした。男性は黒、ってことなのかな。

CIMG1775CIMG1787
MacBookAirMac Extreme
CIMG1773CIMG1786
.MacパッケージOne to Oneカード


 さっそく今日は一日中いじり倒しているんですが、単なるガジェットとは訳が違い、OSからの新発想なので感想が多すぎてどうまとめていいやら。とりあえず今回はシンプルに、機材が届いてから箱を開くまでにいろいろ気づいたことをまとめておきます。

 まずはやっぱりというか、アップルのパッケージのこだわり。なんか衝撃防止材までちょいとおしゃれなデザインになってました。こういう細かいところまでこだわるんだーとあらためて認識。

CIMG1762
箱を開くとそこには

 次に面白かったのは、MacBookの箱の中に電源ケーブルが2つ入ってたこと。Macユーザーには当たり前なのかもしれませんが、この2つをどうやって使えばいいのかちょいと頭ひねってました。

CIMG1783
2種類の電源ケーブル

 いろいろいじってみたら答えは簡単で、ケーブルを長くしたいときはアダプタの一部を外して付け替えられるんですね。コードが長過ぎて邪魔なときもあるからこれは便利。ただ、コードを長くしたとき、外した部品がどこかへ行ってしまいそうなので、外した部分をアダプタのどこかにくっつけられたらよかったなーと思った。それともできるのかしらそういうこと。

CIMG1785
変形合体する電源アダプタ

 設定は割とシンプルで、画面に従っていけばほとんど問題はなかった。これはWindowsである程度知識があるからでしょうけど、Windowsのインストールに比べると圧倒的にかかる時間が短いのがいい。ただ、電源を初回投入したとき出てくるちょっとしたアニメーションは正直ウザいと思った。自分の場合は別として、Mac買った人はもうMacを良いと思って買ってるんだから、そこでわざわざアニメ見せられてもなあ。なんかスーパーファミコン時代にやたらゲーム始まるまでのロゴが長いゲームメーカーとか思い出したよ。

 あとちょっと面白かったのが、ユーザー情報を登録するところ。Macを今までに使ったことがあるかという選択肢があるんですが、Macを初めて使う、PCそのものを初めて使うという選択肢以外の、つまりMacを触ったことがあるユーザーの項目が「経験豊かなMacユーザー」しかない。Macユーザーは全員「経験豊かな」なのか!

 設定終了後のアプリケーションなど細かい感想は改めて書きますが、ざっくり使った段階のファーストインプレッションを書いておくと、「意外に使えるなあ」という感じ。上から目線というわけではなくて、ここ10数年Windowsを使い続けてきたWindows脳の人が触ると、もっと先入観いっぱいで使いこなせいと思ってたんですが、わからないところはちょこちょこ友達に聞いたりもしつつ、一通りはなんとか理解できたなーと。

 Web 2.0時代とでもいうか、あんまりアプリケーション依存してないのもその要因かも。メールはとりあえずGmailつかえばいいし、フレッシュリーダーも問題なく動くし、Safariさえあれば家でやりたいことはたいていできてる。もっと使っていくと会社にVPN接続したいとかいろいろ出てくるけど、基本的な部分は割とネットに預けちゃってるんだなあと改めて思った。

 もちろんWindowsとは操作が似ているところもあるけれど、根本的な思想というか使い方が違うので、まだまだわからないことはいっぱい。「わくわく」というよりも「どきどき」の段階にいる感じですかね。感覚としては海外旅行気分で、同じ人間なんだけど文化や考え方が違いすぎて、そこに慣れるまではなんだかすべてがおっかなびっくり。当たり前のことを当たり前にやるだけでもエネルギー使ってしまう感じです。

 このエントリーもMacで書いてるんですが、正直すげー疲れる。なんか他人の家におっかなびっくり居続けている感じというかなんというか。早くこの感覚に慣れて、もっと現地の文化や観光楽しみたいなーってところです。

2007年5月29日

「MYUTAが著作権侵害=オンラインストレージ全滅の危機」論について考える

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 携帯電話向け音楽データストレージサービス「MYUTA」の件が、GIGAZINEに取り上げられていました。

ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法です
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070526_music_storage_illegal/

 かなりセンセーショナルな書き方な上に、はてブを含めたネットの感想も「これはストレージサービスがすべてやられる」的な反応になっているのに違和感を覚えたので、個人的な意見をさらしてみる。ちなみに当方は法律の専門家ではないので、法解釈どうこうという点ではそこまで自信ありません。あくまで今までネット上で起きてきたことをふまえて考えると、そこまで極論にはならないんじゃね? と思うので。

 ニュースだけだといまいちなので、困ったら情報源にあたれの姿勢でまずはJASRACのリリースをみてみましょう。

携帯電話向け音楽データのストレージ・サービス
音楽著作物の利用許諾が必要と判断
−  東京地裁が「MYUTA」運営会社の請求を棄却  −
http://www.jasrac.or.jp/release/07/05_3.html

これを読んでいて感じたポイントは以下の通り。

  • 「携帯電話向け音楽データのストレージ」をうたっていた
  • 音楽変換アプリケーションを提供していた
  • サーバー設備を提供していた

 まず、単なるストレージじゃなくて「音楽ストレージ」しかも露骨にリッピングを前に出しちゃってるので、目を付けられやすいのはそりゃこっち。だってアップされているデータはすべて音楽データなんですから。

 んで、変換アプリケーションに加えて設備提供しちゃったということは、かなりの部分で事業者側がユーザーに加担しちゃってる。Winnyが幇助として開発者が逮捕されちゃう法律論でいえば、これだけユーザーに事業者が汲みしてしまったのではそりゃ狙われるかな。

 なので汎用データをすべて取り扱い、アップロードツールはあったとしても変換ツールは提供していないストレージサービス全般を一緒くたにしちゃうのは極論すぎるとおもうし、さすがにそこまでの暴論で攻めてくるとは思えない。MYUTAに関しては今までの判例とかみてたらかなりボーダーライン踏み越えてると思うので、もうちょっと考えた方がよかったかもしれませんね。

 この手の話を考えるのに一番参考になるのはやはりまねきTVで、これは小寺大先生の記事が非常に役に立ちます。

テレビ局を震撼させた「まねきTV裁判」の中身 (1/4)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0703/05/news007.html

 サーバー設備を提供した録画ネットは裁判で負け、しかしロケフリを消費者から預かって管理しただけのまねきTVは裁判に勝った。論点はいろいろありますが、事業者があまり踏み込みすぎると裁判ではよろしくないものの、ロケフリを預かるレベルの関与であれば正当性は認められている訳です。まあ映像の場合はロケフリというソリューションがあるからできる話であって、携帯電話音楽とはまた話が違ってきますが、MYUTAはこの論点からいうとそりゃー負けてもしょーがないかなと思った。

 最後に言っておくと、MYUTAそのものが著作権侵害して著作者に悪影響を与えているかというと、必ずしもそうは思いません。ただ、この世の中「目を付けられたら負け」という現実はあるわけで、しかも小さな事業者であればその影響はますます強い訳です。今回の話は事業者としてかなり踏み込みすぎているので、これをもって「オンラインストレージ終わった」となるほど話は極論でまとめなくていいんじゃないの? というのが私なりの解釈でござんす。門外漢の個人的な考えなので、他にもいろいろ考えがあったらぜひお寄せくださいませ。

 で、最近GIGAZINEさんはこういう攻撃的なエントリーが多いんですが、いったい何かあったんですかね? 前にアルファブロガーうんぬんのときに

1.たくさん更新する

2.その中で自分独自の意見と真実を上手に書いて表現していく

3.他者からどんなに非難されようが批判を受けようが人格攻撃されようが無視して書き続ける

4.来たるべき注目される時、すなわち「運」が向いてくるまで上記3つを行い続ける

 みたいなことかいてましたが、少なくともここ最近の勢いエントリーは「真実を上手に」書いてはいない希ガス。まあ自分の意見てことなのでいいのかもしれませんが、なんか「俺を注目してYO!」アピールみたいなのがちょっと強まった気がした。

 英語の話題を日本語にきちんと変換して提供するニーズというのはきちんとあるとおもうし、DISられやすいGIGAZINEさんではありますが読み物として価値がないとは思わない。情報は早ければ良いってもんじゃないし、GIGAZINE読んでれば一通りのことはわかるっていうのはそれでいいことだし。なのでせっかく自分で「運が向いてくるまで続ける」ってかいてるんで、変に熱くならないで地道にやっていってもいいんじゃないかなーというのはあくまで私の感想ですが。


Macのお作法

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startmac

 自宅でしか触る機会がないので成長は遅いですが、だいぶMacにも慣れてきました。

 最初は先入観からか「Mac=上級者」なイメージがあったんだけど、実際使ってみるとかなりシンプルで、Windowsを全く使ったことがない人だったらMacのほうが慣れるの早いかもと思う場面も。特に電源投入してからの起動の速さはすばらしいですね。知人が「Macは電源きらずにスリープ状態でずっと持ち歩いている」と話していたけど、それWindowsでやったらメモリが大変なことになるしねえ。

 とはいえ10年来のWindowsユーザーからすると違和感を覚えてしまう操作も多々あります。その1つがTabの挙動で、Windowsは「Alt+Tab」でアプリケーション切り替え、「Ctrl+Tab」でファイル切り替えができたんですが、Macの場合は初期設定だと「Ctrl+Tab」に相当する切り替えがないっぽい。Safariのウィンドウがたくさん開いたときなんかにTab切り替えができなくてなかなかストレスたまります。「F9」でアプリ一覧表示して選択するんだと一手多いしね。ただ、ここはアプリケーションでなんとかできるっぽいので、今度試してみます。

naoyaのはてなダイアリー - Witch
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060425/1145943657

 あとは文字入力。Macは英文字とかながきれいに分かれていて、どちらかを打つときはボタンで切り替えなきゃいけない。Windowsの場合、たとえば「Skype」と打ちたいとき、Shift+Sで大文字のSを入力すると、続きはすべて英文字で入力され、単語を入力し終わって「Enter」を押すとまたかな入力に戻れる。

 Macだと「Sky」まではいいんだけど、そのあとの「pe」が「ぺ」になってしまうという事態が。これは右上に「あ」などと表示されるアイコンから「環境設定を表示」を選び、入力操作を「Windows風」にするとだいぶ回避できます。ただし今度は「Skype」と打つと完全に英数字に切り替わってしまい、「カナ/かな」を押さないとカナに戻れない。このあたりは慣れで回避するしかないかなあ。文字入力のスピードを考えると、Windows仕様のほうが明らかに手数が少なくなって早いのです。

kotoeri
kotoeri

 後困ったのが「L+母音」で小文字にできなかったことなんですが、これも上記の「Windows風」にすることで入力可能に。このあたりの情報は同じくWindowsユーザーからMacをつかうことになったみらのさんにいろいろ教えていただきました。あざーす! ついでにTabでチェックボックス選べないのもみらのさんのエントリーから学ばせていただきました。やっぱりWIndowsから来たユーザーは発想が似るんですかね。

Macのtabキーでボタンを選べるようになった
http://rebecca.ac/milano/mt/archives/001632.html

 ショートカットはまだ慣れてないだけでいろいろあるみたいなので、これからゆっくり覚えていこうかな。ただ、「Command+V」「Command+C」あたりはWindowsと同じなので理解しやすいです。

 いいなあと思ったのはアプリケーションのインストールが簡単なこと。Windowsだとどうしても「レジストリが…」とか「どこにインストールしようか…」とか悩んでしまうけど、Macはダウンロードしたらほぼインストール完了みたいなもんで、アンインストールもファイルそのまま捨てればいいみたい。このシンプルさは魅力ですねえ。

 デスクトップのファイルにアクセスしずらいのは、Finderでデスクトップをよびだせばなんとかなる。Windowsだとどうしてもデスクトップ中心に考えてしまうけど、あれもエクスプローラ使うのと大して変わりないし、デスクトップが見えない分Macは画面下にアプリがならんでいるわけで、ここは単なる慣れの問題かな。

 キーボードとマウスも「郷に入れば」の精神でできるだけデフォルトのまま、マウスとかを導入せずに使ってます。右クリックはないけど、そのかわりに「2つ指」の思想がかなり新鮮で楽しい。Macの場合、トラックパッドに2本指を置くと、1本指のときとは違う操作ができるのです。デフォルトだと2本指でトラックパッドを動かすと画面をスクロールできる。また、右クリックに相当する機能は、キーボード左側の「control」を押しながらクリックするんですが、これも設定を変えると、2本指を置いた状態でクリックすることで代用できる。controlの場合は必ず左手が必要ですが、2本指方式なら右手だけでできるので便利便利。これ3本指くらいまで機能ふやしちゃってもおもしろいね、とおもった。

 一通りの操作はしてみて、慣れでなんとか解決できる問題と、どうしても手数が増えてしまう問題とがあるんだけど、後者はアプリケーションや設定次第でなんとかなるのかも。まだまだそうとう表層的な部分しか触れていないので、今後煮詰めていきたいと思います。だいぶ「どきどき」が和らいで、触っていて楽しくなってきたよ。

 しかし噂に聞いていたけどことえりはすごいね。「母親の旧姓」って打とうとしたのに、変換したら「母親の急逝」って第1候補に上がったよ・・・。
 

2007年5月30日

うめの公式ブログ発見

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 明日は朝早いのでさくっと寝ようと思ってたんですが、これ見つけちゃって興奮しまくりなのでとりあえず書いておきます。

難 民 チ ャ ン プ

漫画家うめのサイト。
『大東京トイボックス』とか『東京トイボックス』とか『ちゃぶだいケンタ』とか『カミサマの地図』とか描いてます。
http://blog.chabudai.com/

 公式サイトまでは知ってたんだけど、こんなにきちんとブログやってたなんて、チェックが甘すぎた! しかもリンクフリーだはトラックバック歓迎だは壁紙や素材フリーだはで、気前よすぎ! 今度ブログカスタマイズするとき使わせてもらおう!

 思わず熱くなって過去ログ全部読んだら、あの運命のサイン会のことも書いてあった。あーもうそれ知ってたらおいらもそっち言ったのになあ。なんのことやらな人はうちのポッドキャスト第3回を聞いてもらうとわかるかもしれません(宣伝)。

またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」にて第3回ポッドキャスト

 しかもドルアーガのことかいたら遠藤さんからコメントもらうなんて顛末もあってほほえましい。おいらもmixiが始まった当初、遠藤さんに足跡つけたら速攻マイミク登録が来てあせったことがあるなあ。

 一応解説しておくと、ドルアーガの塔なんかで知られる遠藤雅伸さんはネットのヘビーユーザーでもありまして、mixiが一度マイミク1,000人を上限で止めたとき、その1,000人を超えていた数少ない1人でもあらせられるのです。なんか足あとみたらとりあえずマイミクにして友達1,000人計画とやってたらしいけどね。

 連載が載っていると聞いて探しまわったけど見つからなかったコミックバーズも、そもそもかなり見つかりにくい雑誌だと知ってちょっと納得。

コミックバーズの手に入れ方
http://blog.chabudai.com/?eid=565733

 でもWikipedia見ると「ローゼンメイデン」なんかもコミックバーズらしいから、ブレイクのチャンスがないわけではない。ぜひともがんばっていただいて、東京トイボックスドラマ化されるくらいまで応援していきたいとおもいます。あのストーリー十分ドラマ化できそうだしね。のだめとか無難なもんばっかドラマにしてないで、ああいう隠れた名作を掘り出してきてください>ドラマな方々

 そんときはあれだなあ、ヒロインの月山たんはジャスミンこと木下あゆ美がいいなあ。なんかうまいことあいそうな気がするんですけど。電脳戦士モバイラー好きに対してモノホンのデカレンジャーだったわけだしね。

 ブログにはトラックバック歓迎とあるので、おっかなびっくりトラバしてみることに。せっかくだから今まで書いた関連エントリーもまとめちゃいます♪

ゲーム開発現場を描いたマンガ「大東京トイボックス」

またしてもコスプレ居酒屋「不思議亭」にて第3回ポッドキャスト

うめとMacと七海たんとの数奇な関係

 どうやらトラバ先のURLがないと受け付けられないようなので、最新エントリーのURLいれておきますですはい。

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